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「京都 拉麺小路」 食べある記H【ワンタンメンの満月】
京都駅の駅ビルJR京都伊勢丹。その10階に隣接する大階段南側にあるラーメン店の梁山泊「京都拉麵小路」に軒を並べるお店群は、国内はもとより世界中から訪れるラーメンファンの舌を唸らせています。今回「拉麺小路」に出店しているお店の中で唯一、ワンタンメンが食べられるお店;2024年6月にOpenしたばかりの「ワンタンメンの満月」に試食へ行きました。その食レポです。🍜🤤👍
夏限定メニュー
今年の夏は猛暑が予想されています!😡京都拉麺小路では 今年も恒例の夏限定メニューの販売を開始しました!😎各店舗自慢の「冷たい」と「辛い」限定メニューをこの機会に是非ご賞味下さい!期間は7/1(月)~8/31(土)まで。善?は急げ!😋👉🍜
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「ワンタンメンの満月」
創業者の齋藤省吾が山形県は酒田市に店を構え、早60年以上。自家製に拘り続けたワンタンメンは 今や「酒田のワンタン麺と言えば満月」と言われる程に。さらに「酒田の満月を全国区に広めたい」との二代目齋藤直の思いを胸に、県外初出店となる三鷹店を2020年にオープン。そして2024年6月19日。関西初出店となる京都拉麺小路店オープンの日を迎えました。🙂👍🌅
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満月のワンタン麺の特徴は、魚介ベースに豚骨や鶏ガラなどの動物系出汁を加えた 深みとコクがある芳醇な旨みと香りが広がるスープ。あくまでもスープやワンタンとの相性を第一に考え 4種類の小麦粉をブレンドし複雑な製造工程を経て作られる中細プリプリ麺。そして齋藤が今もなお拘り研鑽を続ける・・まるで雲を呑むかのような食感の超極薄ワンタンです。🤤
2023年には「ご当地ラーメン総選挙」で全国の名立たるご当地ブランドのラーメン店を抑え、見事 ご当地ラーメン日本一 の称号を獲得しました。🤟🙂
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・・・これはモ~~否応無く期待が膨らみます。😍
オーダーは勿論、ワンタンメン煮玉子入り 元い!今だけの夏限定メニュー:「冷やしワンタンメン(1180円)」の一択!🤤HOT mo iikedone~
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自販機で食券購入後 行列の最後尾に並びました。そして待つこと30分。店員さんに促がされおもむろに店内の席に腰を下ろしました。🤤
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店内へ
店内は全体的に明るい感じ。席数はざっと30席弱。全席が背もたれ付きの木椅子。嬉しい手荷物が置ける籠が各椅子毎に置いてあります。さて、卓上を見ると・・・コショーと水・・・以上。これって・・・拉麺小路の出店店舗の中でも一番のシンプルさ!😮
「餃子みたいなサイドメニューが無いからかな?」
「いや、メニューにはワンタン焼売があるぞ?」
「それって、何もつけないで食べるんじゃね?」
「ま、とにかく、出て来たものをそのまま食べてみろってことかな?」
・・・などといろいろ妄想にふけっていると・・・🤔
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実食
「はい、お待たせしました!」
トンと目の前に置かれた「冷やしワンタンメン」。トッピングは煮卵ハーフ、意外な食感参謀小松菜、盛り塩のように盛った刻みネギ、超薄切りチャーシュー、それでも柔らかメンマ、そして"雲を呑む食感"との誉れも高き雲呑。冷やしワンタンメンには氷キューブも浮いて見た目も涼しげです。🙂OK!まずは、コショーをふらずに実食してみましょう。🤤
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まずはスープをしっかり目視。あ~、なんと言えば良いのでしょう!黄金色かと見惑う程に煌めきを放ち、どこまでも澄み切った・・・ほとんど油すら浮いていないスープ。・・・一目惚れしそうな程です。😍
一口啜ると・・・そう、昔食べた屋台のラーメンのようにどこか懐かしく、数種の煮干しやアゴと昆布でとったふわっと香る魚介だしベースに、豚骨、鶏ガラの出汁を足すことで深みとコクがリビジョン・アップされた芳醇な旨みと香りが広がる あっさり味のスープ。最初の一口でもう虜・・・最後の一滴まで飲み干したくなる衝動に駆られます。🤤
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麺は中細のちぢれ麺。コシはありますが、ラーメンではなくワンタンメンであることで自重しているかのように主役を脅かす程の太さではないのです。😶その製造方法は 4種類の小麦粉をブレンドし、しかもその小麦粉毎に加える塩とかん水のブレンド方法が異なると言う・・複雑な製造工程から生み出されたシルク(絹)が練り込まれたシルク麺!🫢
そこまで太くない細麺なのにコシがあり色白でしっとりとした心地よい喉ごし・・・そう、それは天然シルクの効能だったのです!😮そして 多加水な麺はしなやかさが違います。つるりと艶やかプリプリしていて時間が経ってもへたり伸びしないのです。🤤
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そして主役の雲呑です。ワンタンはワンタンチャレンジ(箸で挟んで上空に持ち上げる)をしてもぶち切れない程の強靭なコシ。どんなにスープを吸わせても自らの重さで自壊することなく、あたかも風になびく天女の羽衣のごときその凛々しい御姿。😍
ワンタン越しに・・ワンタン作りに研鑽を重ねること半世紀・・創業者齋藤の穏やかな微笑が浮かびます。・・・あ、あまりに美事過ぎる・・・そんな感情を抱かずにはいられません。🫡
原料は小麦粉、塩、水、かん水のみ。何度も圧延を繰り返し均等に薄く伸ばしたワンタン。それこそ 裏側が透けて見える程の極薄なのに、どれ程スープに浸そうが決して自壊しないほどのコシ。🤔
しかもその食感はまさに雲を呑むような滑らかさで とろけるような喉ごしのワンタン!・・・た、確かに・・このワンタンを食べるためだけに満月へ来店する価値があります!🤤
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さて具材はと言うと・・・まずは超薄切りのチャーシューが2枚。一口齧ると・・・ゎっ なんだか・・乾燥したハムみたいでパサパサした食感。😖・・でもそのチャーシューを黄金色のスープに浸し、プリプリ麺や羽衣ワンタンと共に食すれば・・・ああ!主役をこの上なく引き立たせることに徹した名脇役であったことに気付かされるのです。👏🙂
このメニュー(ワンタンメン)の主役は誰かと言えば、そう「ワンタン」です。この舞台であるならこのチャーシューで良い・・・いや、このチャーシューの方が良いのです。😋👌
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ただ「満月のチャーシュー」のポテンシャルはこんなものではありません。ここでは語りませんが、別メニュー「平田牧場金華豚の厚切りチャーシューワンタンメン」・・・こいつは間違いなくチャーシューが主役級の活躍をするはずの物語。ただ・・・それはまた・・別の話🤫
メンマ、小松菜らの脇役陣も良い働きで舞台を支えてくれています。それらがいなくても舞台は成り立つのですが、もしいなかったなら・・・舞台を観賞した時の高揚感はここまで高まらないことでしょう。🧐味や食感の変化をメイン・ストーリーに散りばめることで、全体のストーリー(味と食感)が豊かなエピソードで彩られ、幸福なエピローグを迎えることができるのです。😌←nani ittenno Aho chau?
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煮卵・・・ですか?ああ・・まぁ、あったらあったでいいんじゃないですか?😓
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さて、終盤戦に向け今試合初のコショー投入です。ちょいと香辛料をふって香りと味にアクセントを付けます。さーっと香りが広がり、食欲がそそられれば 一気に爆食気分が最高潮に達します!・・・🤤👌
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・・・あれこれ語る間もなく・・一気にスープまで飲み干してしまいました。😋
「ごちそーさま!!」😌
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感想
「京都・拉麵小路」の食べある記。今回のお店は「ワンタンメンの満月」。拉麺小路に出店する他店に比べても実にシンプルな様相のワンタンメン。😏ところが そのスープ・麺・ワンタンにおいては もの凄い程の拘り、本物志向が伝わって来ます。😮
自家製麺率・ラーメン消費率共に日本一と言われるラーメン王国山形県。その県下酒田市で「ワンタンメンといえば満月」との名声を築き上げ、ご当地ラーメン日本一の栄冠にも輝いた「満月」😮
深みとコクがある芳醇な旨みと香りが広がるさっぱり味のスープに適度なコシと滑らかな喉ごしのプリプリシルク麺、そして まさに雲を呑むかのような滑らかでとろけるような食感の超極薄雲呑。これら全てを同じラーメン鉢の中で堪能できる至高の一時・・それが満月の(冷やし)ワンタンメンなのです。😋
ワンタンメンの満月/「冷やしワンタンメン」の評価は、4点(5点満点)です。(麺:◎、スープ:◎、具:💮)(ワンタンは具として評価)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。😌
おまけ
入口横の壁にズラッと並ぶ電照看板。ワンタンの特徴を説明する部分に奇妙な文言を見付けました・・・🤔
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