水溜まり 下

上と下に分割したのは書き上げた後長いなと思ったためです。なんと後半部分をコピーしたままペーストするのを忘れ、消えてしまう事態(ーー;)
今日は今日の風が吹く。ということで昼寝後の新たな気持ちで書きました。

下の始まり 始まり👏
----------------------------------------------
これまでの青年期、特に大学生活も道の途中で様々な水溜まりに足を突っ込むようなものだった。
跳ね馬のような思い切りとふと湧いてくる好奇心と飽きっぽさと。3日で断念したこともあれば、大学入学後から継続していることまで多くのことに取り組んできた。
その奥底にあるのは憧れの人に認められたい、少しでも張り合える存在になりたいという承認欲求である。彼ら彼女らの持つ実績というよりは醸し出すオーラで目標とする人に設定してきた。上には上がいるのは当然だが、身近な目標設定によって自分自身のスキルも上がった。背伸びするのは不安と痛みを伴うが、いくつかの教訓を得ながら今のわたしがある。

水溜まりに足を踏み入れるも避けるも自由。その自由が幸せに感じられるかどうかは時と場合による。敷かれたというより周囲が進んで当然と思うレールの上を歩く方が楽に思える時もある。
水溜まりには赤く染まったものもあれば、景色をきれいに映すような透明な水面の底にヘドロが沈んでいるなんてこともある。
ヘドロには予想しなかった宝物が眠っているなんてこともあるし、自らの歩みを妨げる泥、ひいては機雷が爆発することもあるかもしれない。

判断に迷った時には経験談を聞くことや長靴を履くことも大切だ。
今、わたしの足を見てみる。
どんな色でどんな光り方をするだろうか。例え迷彩であってもそれを擦れば光沢が出てくることもある。泥は乾かせば大抵取れる。

乾かしながら歩みを進めて行こう。そして、後から通る人に聞かれれば、体感したことを素直に伝えよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?