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氣宜鼓盪

GoogleのGeminiに「氣宜鼓盪って何?」と尋ねてみたら、微妙な答えが返ってきた。
因みにChatGPT3.5とcopilotは読むに堪えない回答だった。

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太極拳における「氣宜鼓盪」は、太極拳の十三勢のひとつであり、**「気は鼓盪するように」**という意味です。具体的には、以下の要素を指します。

1. 丹田を中心とした呼吸

丹田(おへそ下約3寸)に意識を集中し、ゆっくりと深く呼吸することで、丹田に気力を充実させます。

2. 動作と呼吸の連動

動作に合わせて自然に呼吸を行い、気の流れをスムーズにします。息を吐きながら力を発揮し、息を吸いながら力を抜きます。

3. 鬆勁(ソンジン)

筋肉を過度に緊張させず、常に適度なゆるみを持たせることで、気の流れを妨げないようにします。

4. 内勁(ネイジン)

丹田に充実した気力を、全身に巡らせることで、内側から生まれる力(内勁)を生み出します。

5. 意識の集中

動作や呼吸に意識を集中することで、心を落ち着かせ、精神統一を図ります。

これらの要素を意識することで、太極拳の動作に自然な力強さ、しなやかさ、そして円滑な流れを生み出すことができます。

「氣宜鼓盪」の重要性

「氣宜鼓盪」は、太極拳の健康効果や武術としての効力において、非常に重要な要素です。

健康効果

丹田を中心とした呼吸は、内臓機能を高め、血行を促進する効果があります。

鬆勁によって、筋肉の緊張をほぐし、ストレスを軽減することができます。

内勁によって、体の軸が安定し、バランス感覚が向上します。

武術としての効力

内勁によって、相手に打ち勝つ力強い技を出すことができます。

鬆勁によって、相手の力をいなす柔軟な動きが可能になります。

意識の集中によって、相手の動きを先読みし、的確な対応を取ることができます。

まとめ

「氣宜鼓盪」は、太極拳を深く理解し、その真髄を体得するための重要な要素です。日々の練習を通して、「氣宜鼓盪」を意識することで、太極拳の健康効果や武術としての効力をより高めることができます。
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以上がGeminiの返答なのですが、何だか読んでいて太極拳の奥深さに触れているような気分にさせる効果はあるのかもしれませんが、実際には何をどうすればいいのかという具体的な説明がひとつもないので、結局のところ、さっぱり分かりません。

10年程前かなぁ、太極拳と気について自分の体験を交えてSNSに少し書いてみたところ、「ありもしないことを書いて人を惑わすようなことはするな」というようなコメントをもらったことがあります。私はそのコメントを見てちょっと驚きました。「氣」の無い太極拳って?

太極拳には「氣」にまつわる言葉がいくつもあります。それらは観念的なものではなく、具体性のあるものです。このようにすれば「氣沈丹田」、どうすれば「氣宜鼓盪」という状態になれるのか、というようにすべて具体的に理解し、実践できるようになっています。

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