虛領頂勁を観察
太極拳に求められる幾つかの姿勢に関するヒントを実践すると…。
頸椎には上向きのテンションがかかり始める。
何もしないと、方向が定まりきらない、不安定な上向きのテンションとなる。
それでは役に立たないので、ほんの少し手伝って頸椎から上に向かうテンションを安定させるのが「虛領頂勁」なんだろうと感じる。
もし、意識的に頸椎を突っ張って整えようとしたら、「虛領」では無くなってしまう。
また、「百会のツボが天に引っ張られている」的なやり方では既に「頂」では無くなっている。
「虛領頂勁」は太極拳的姿勢が整った状態で首から上を観察したら、こんな感じですなぁという感想。何でそんな風に感じるかという過程が必要。
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