4.existence against nature
さて、ところが、バランスが狂うどころか、与えあうどころか、逆に、奪いあうとか、貪り続けるとか、陥りやすくなってる人間。
人間の関係もまた、常に流れ、常に変化を、繰り返して、今に至っているワケなのです。
ひとつには、欲を満たし、煩悩の赴くままに身を任せ、命を浪費する贅沢、その蓄積。
要するに余ってるんです、お腹についた贅肉みたいに。余計なモノが溢れ返って、それを、幸せと錯覚できちゃう、しかもかなり、リアルでガチになり、貪り奪いあったりするの、それこそ命かけたりして。
本当なら、高いところから低いところへと、水が流れるように、自然に沿って生きるべき、命だったのに、無理してんだから、苦しいはずなんだ。
でね、自然の流れに身を任すのに、全然自然じゃなくなってね、もうひとりじゃ、もといたところに、戻ることもできなくなった。
惨めだし、憐れだし。そもそも人間ってのは、なるべくしてこうなったのかな?
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