23.not stand alone

 善い行いをするうえで、最も大切なのは、行動なのか、言葉なのか、心なのか?

正解は、無い


と、言っても過言ではない。と、言ってしまえば身も蓋もない。が、心が出発点である以上、大事というのは真理。しかし、言葉にしなければ上手く伝わらないのだから、軽んじるのはどうか。もっと言うなら、態度で示さなければ意味を成さない、とも言える。結局、全て重要だ。
 ただ、それぞれが連繋していることに注目すると、ポイントとして、

 だけ


が良くない。思うだけ、言うだけ、やるだけ、これが問題。思うから言う、言うからやる、やるから成る。
 その意味で、思考したなら言語化して体現する、というワンセットが善行の基本プロセスと考えて間違いないだろう。
 意動、言動、行動が合い伴って善い種蒔きをしなければ、空回りして、何かしら問題が生じるはずだ。
 真理を知識で解ってもムダ、得た知識を言うだけじゃダメ、勿論ただやり散らかすのも勿体ない。

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