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气分捜解 嬉々快々

『気がする病』
という病

「だって○○なんだもん!」
「絶対に△△なの!」
「□□さんがそう言ってた!」
「✕✕って確かに聞いた!」
という類いの口癖を発す

全部
語尾に
『…ような気がする』
がつく
はず


つけない
そこは隠する
心の奥

まるで自らを
説き伏せてる
ようにも聞こえる…

おっと
『…ような気がする』だ
クワバラクワバラ
感染力もかなり高い

自分に嘘をつき、その嘘に従う者は、
やがて自分の中の真実と嘘の見分けが
つかなくなるものだ。

フョードル・ドストエフキー(1821-1881~ロシア・小説家、思想家)


…そうだ

真実と事実の関係は
いつも微妙で繊細だ
何を真とするかに因って
実る事は異なるのだから

自分にとっての真実と
誰かにとっての真実が
重なるほうが希なこと

それだけに
ここに
デフォルトスタンスを
保たなければ
本当に病みかねない

この難病の
最も困る症状は
聞かないこと
次いで
見ないこと
見ても信じないし
触れようとも
しないこと
つまり
かなりの難治性

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