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【全楽器者むけ】楽譜に頼らない演奏について --音感向上篇・序章

どうも、ギター演奏家や講師を行なっております、むらかみたいちと言います。普段は都内でジャズ系の演奏を行ったり、ギターを教えたりしています。こちらのnoteでは、音楽という抽象的な存在を頭でしっかりと理解するために、あえて文字だけで練習方法や考え方などをつらつらと記載していきます。

楽譜なしで曲を頭に入れていく。これは僕の師匠から5年ちょっと学び続けて会得した能力なのですが、まーーじで有効的なのでちょっと頑張って書いていこうと思います。全X回予定。

楽譜は不要?

僕の師匠は演奏には楽譜はいらない!説を強く説いてこられましたが、一旦これについては冷静に捉えていこうと思います。というのも、実際の演奏現場で必要となる場面が多いからですね。

ただ!楽譜が読めないから演奏ができない・・・というハードルをどうにか下げることができないか、という気持ちもあり音楽における感覚向上をベースとした方法論などを書いていこうと思っております。

なのでスタンスとしては、楽譜や音楽理論の類を理解する能力はあっても良いと思ってはいますが、耳と脳だけで理解する方法もあるんですよ、という具合です。

曲を覚えるってどういう事なのか

これは僕の中で明確な定義があります。
それは、頭の中で演奏したい曲を流せて、かつ言葉でそれを言い表せる、という状態です。これがベースにあった上で、より音楽的な要素(ニュアンスやリズム、グルーヴなど)が加わっていくわけですね。だから、楽譜の内容を覚えるという事と、曲を覚えるということはスキルはそれぞれにあるとして別物なのかなと思っています。

我々が音楽を聴く時のこと

私たちは音楽を聴く時にコード進行や、音符などの楽譜的な情報を思い浮かべることはほぼありません。すこし具体的に考えると、メロディーを覚えていたら鼻歌を歌うことができます。そこにはただただ音の流れがあるだけです。これは絶対音感の類ではなく、曲のキーの中で存在しているメロディを認識しているわけですね。この、曲のキーの中で発生するメロディーやハーモニーの流れ(キー感覚)をバッチリと認識して言葉にすることができれば、楽譜に頼らず演奏ができるようになります。

楽譜に頼らないことのメリット

まあ、色々とありますが基本的には楽ですよね。楽譜を作ったり購入する必要もありません。また、より音楽的な側面でいくと、演奏中に楽譜に持っていっていた意識を別の部分に持っていくことができます。よりコミュニケーションに溢れた演奏が実現しやすいなぁ、と思います。

というわけで、キー感覚をベースとしたメロディーやハーモニーのトレーニング、たまにリズムのトレーニング方法論などを練習メニューとしてnoteにまとめていこうと思います。そんなに高額にはしませんが、毎記事、有料設定にする予定です。

以上、序章でした。量が膨大になるので、こちらはチビチビやっていこう、、、
もし個人的にレッスンを受けてみたいなどございましたら、taichi.m.pgt@gmail.comへご連絡ください。1時間5000円で、練習方法や練習曲、音感トレーニングなどをお伝えしていきます。これからギターを始める方については、楽器屋に行って一緒に選ぶサービスもお付けします。(都内近郊限定)ではでは。

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