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本気エネルギーの養い方--練習の考え方篇

どうも、ギター演奏家や講師を行なっております、むらかみたいちと言います。普段は都内でジャズ系の演奏を行ったり、ギターを教えたりしています。こちらのnoteでは、音楽という抽象的な存在を頭でしっかりと理解するために、あえて文字だけで練習方法や考え方などをつらつらと記載していきます。

今回はだいぶ精神論じみた話になってしまいますが、自分なりに大切にしていることなので、タイトルの件について書いてみます。

マジで練習してますか?

正直、サボってしまう。って人はなかなか多いかと思います。ただ、楽器や音楽に取り組む際には、その姿勢みたいなものが少なからず大切になってくるものです。しかも、音楽という分野で言うと人がそもそも授かっている感性みたいなものも絡んできますので、結果として演奏の良し悪しが明確に現れてくるものです。ただ、わからない、できないことを放置していると、一生そのままです。

本気ってなに

僕が考える本気とは、「量と質の掛け算で生まれるもの」です。思考に思考を重ねた上での超効果的な練習であれば、少ない量である程度の効果がでるでしょうし、逆も然りですね。無駄な努力というやつです。このnoteではこれからもずっと言い続けると思いますが、音楽という芸術分野だからこそ、しっかりとその取り組みについて自分の頭で考え続ける必要があるのです。

ちょっと極端な例かもですが、ある決まった練習フレーズを100人が弾いたとしても、そこで生まれる効果というものは一定ではありません。その練習に対する意識の向け方が、これまでの経験によって変わるからです。つまるところ、先人たちがマジで何度も唱えている内容ですが、質は量からしか生まれないのでこのようになるのです。

ちょっと冷たい言い方になるかもしれませんが、惰性で楽器を触っているだけだとやってる感のみが残るだけなのです。

本気エネルギーの養い方

ここでタイトルのお話です。もうこれは世の中の傾向だと僕は思い込んでいるのですが、何事も全力で取り組める人は、新しく何かを始めても本気エネルギーを出せるものなのです。生きるために就いている目の前の仕事に対して試行錯誤できる人は、趣味で始めた何かに対しても本気を出せる、的な。だから、音楽だからちゃんとやる (orやらない)みたいな謎の理由づけをする前に、日常生活のやるべきことに対してどれだけ行動しているか、頭使ってるかみたいなことを見返すべきかと思います。やっぱり音楽ってある程度理解が深まってからこその面白みみたいなものは必ずありますし、そこまでには多少の苦しみが伴うものなのです。そのハードルを乗り越えるのは、本気エネルギーなのかなと思うのですね。

もっと言うと、これの大事なところは誰かに触発されるのではなく、自分の中から生み出されることなのです。「やる気出せ!もっと考えろ!」みたいな圧力はご時世的にも御法度ですし、自己啓発関係な情報に触れてやる気を出すのも違うな、と思うわけです。本当の面白さというものは、自分なりに考えたり感じた上での結果でしか味わえないのですね。

と、こんな内容になってしまいましたが、ぜひ一度今回の内容については皆様考えていただければと思います。キャラクター的にアツい感じになる必要はないですが、自分の中で確固たる何かを持つべし!ということでした。

もし個人的にレッスンを受けてみたいなどございましたら、taichi.m.pgt@gmail.comへご連絡ください。1時間5000円で、練習方法や練習曲、音感トレーニングなどをお伝えしていきます。これからギターを始める方については、楽器屋に行って一緒に選ぶサービスもお付けします。(都内近郊限定)ではでは。

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