社会人からギターを始めた方が楽器を継続するコツ
どうも、ギター演奏家や講師を行なっております、むらかみたいちと言います。普段は都内でジャズ系の演奏を行ったり、ギターを教えたりしています。こちらのnoteでは、音楽という抽象的な存在を頭でしっかりと理解するために、あえて文字だけで練習方法や考え方などをつらつらと記載していきます。
ギターという楽器は手軽に始められるものの、1年間継続して続けられる方が1割ほどというデータがでているそうです。「手元にあるから、いつでも弾けるわー」という気持ちが延々と続いて、埃を被っていく感じですね。特に過去に音楽経験が浅い方だと、マジで未知の世界に取り組んでいくので中々ハードルが高いのだと思います。しかも、音楽という芸術分野でもあるので、ちょっとでもうまくいかないと「自分には才能無いわ・・・」という気持ちが先立ってしまいがちなのも理解できます。部屋にあるアコギがインテリア専用になってしまい、弦も交換されず放置されてしまうと、丁寧な暮らし感も一気に消えてしまいます。ぼっち・ざ・ろっく!に触発されて始めた方も、現段階で続けてる方はどれくらいいるのでしょうか・・・。まあ、生活は人それぞれですし、楽器を始めることによって音楽というものが己の人生にそんなに必要ないわということに気づき、潔く受け入れることも悪くはないでしょう。
ただ、3日触ってみてやーめた、ではちょっとその判断は浅いような気もします。なので、ギターを始めとする楽器をどうにか続ける方法を、僕の経験に基づく意見ですがちょっと書いていこうと思います。
楽器や音楽が面白い!だけで続く人は少ない
全員が当てはまる訳ではないと思いますが、自分が音楽の才能に恵まれていないと自覚のある方は、特にこれを意識してください。練習なんて、マジで地味な作業だらけなのです。地味な筋トレを30日続けるって結構大変じゃないですか。それに似てます。
楽器を始めました、を発信して仲間を見つけましょう
なので、継続する理由をつくる一つの方法として「仲間づくり」を推奨しています。そのために必要なのが、楽器始めましたアピールなどの発信です。SNSなどインターネット上ででそれを行うのもいいですし、身の回りの知り合いに発表してみるのも良いです。僕が中学2年の時に謎にギターを始めた直後、とにかく周りに「ギター始めたったわ〜」と公言していました。それが、結局バンド活動に繋がったり、なんだかんだ18年ほど継続するきっかけとなりました。
で、これは結果論みたいな話もあるのですが、人の心を動かすプレーを行える人は、音楽以外の場面でのコミュニケーション能力が高い方が多いように思えます。そういった副次的な作用もあるということを思うと、あらゆる人との関係構築というものが実は音楽活動に少なからず影響を与えているな、とも思えます。
これについてですが、結局我々が発する音楽を聴く人は、自分以外の他人である場合が多いです。ということは、あらゆる世代や性別、性格や特性、趣味嗜好を持つ方と直に関係を持ったり、理解をすることがとても有利に働く気がするのですね。特に僕はアーティスト気質があるタイプの人間ではないので、こういった方面の活動で自分の音楽人生を豊かにしてきた実感があります。大小いろいろと一般の企業で働いていたことや、個人で仕事を請け負っていたことから自分なりに重要だと感じたことを、音楽活動にも転用してきてきました。ド天才アーティスト人間じゃないからこその恩恵を受けてきましたね。笑
まとめのようなもの
とにかくですね、音楽というものは少なからず社会や人生の中に混ざっていくものです。なので、自分が得意な方法で、音楽を媒介とした仲間づくりを始めてみてください。それが結果として、皆様の音楽人生を豊かにしていくものだと考えています。
もし個人的にレッスンを受けてみたいなどございましたら、taichi.m.pgt@gmail.comへご連絡ください。1時間5000円で、練習方法や練習曲、音感トレーニングなどをお伝えしていきます。これからギターを始める方については、楽器屋に行って一緒に選ぶサービスもお付けします。(都内近郊限定)ではでは。
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