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<動画で解説>化学物質紹介動画 酸化亜鉛(亜鉛華)<化学物質紹介シリーズ>

皆さん、こんにちは。
表面処理薬品のタイホー(https://twitter.com/TAIHO_tweet)です。
今回も化学物質紹介シリーズと称して、弊社で使用している化学物質の紹介をしていこうと思います。
元々は自社の社員に向けて動画を作っていたのですが、せっかくなので化学について知りたい人、実際に触ったことはないけどどんな物か知りたい人の参考になればと思って動画をyoutubeに公開しています。

第2回は 酸化亜鉛(亜鉛華)について

今回は動画の紹介と、簡単な解説になります。
それでは、早速動画の紹介からいきましょう~!


化学物質紹介動画 #02 酸化亜鉛(亜鉛華)

こちらが、今回ご紹介する動画になります。


2分12秒程度で見終わるので、ぜひご覧ください。

簡単に解説

酸化亜鉛(ZnO)は、金属 亜鉛 の酸化物で白色の粉末です。工場などでは亜鉛華とも呼ばれています。

特徴としては、

①中性液体には溶けず、酸性・アルカリ性の液体に溶ける(両性金属)
動画でもご紹介していますが、強酸性または強アルカリ性の液体に溶ける特徴があります。動画内では苛性ソーダを溶かして強アルカリ性にした液に溶ける様子を動画にしていました。ちなみに、余談ですが酸にもアルカリにも溶ける亜鉛などの金属を両性金属と呼びます。

②粒子が細かい
非常に粒子が細かい為、取り扱い時に舞いやすい。舞った粉末に引火して粉塵爆発を起こす可能性があるので、注意が必要です。

取扱時の注意事項

・マスクとゴーグルを必ず着用し、ゴム手袋を着ける(素手では絶対に触らない事)。
・必ず密封して保管する。
・粒子が細かく舞いやすいので、少量ずつ取り扱う事。

応急処置について

・皮膚についてしまった場合、多量の流水で洗い流す。
・衣類についてしまった場合、シャワーで洗い流した後、すぐに着替える。
・目に入ってしまった場合、流水で15分以上洗い流す。
・吸引してしまった場合、ただちに医師に連絡する。呼吸しやすい姿勢で休息させる。
・飲み込んでしまった場合、ただちに医師に連絡する。口から何も与えないようにする。

※より詳しい情報は安全データシート(SDS)をご確認ください。

まとめ

今回は、今回は化学物質紹介シリーズと称して、動画でも上げている化学物質 酸化亜鉛 の紹介をさせていただきました。
いかがだったでしょうか?
化学物質に関して少しでも興味を持ってもらえたり、参考にしていただければ嬉しいです。
今回も、ここまでお読みいただきありがとうございました!

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ちなみに弊社は表面処理薬品のメーカーとして、亜鉛めっき、化学研磨の事などについて記事を書かせていただいています。

こちらは関連記事になります。

 亜鉛めっき
 ・電気亜鉛めっきとは?防錆、鉄が錆びるのを防ぐ!<優しく解説>
 ・電気亜鉛めっきってどんな処理?やってみた。<実験してみた>

 化学研磨
 ・化学研磨とは?金属をピカピカにする!<簡単に説明>
 ・<動画付き>ステンレスの化学研磨やってみた<実験>

良ければ、こちらもぜひご覧ください!

おわりに

弊社では、ステンレスの化学研磨剤(薬品)、亜鉛めっきに関する製品(薬品)を多数取り扱っております。
お試しになりたい企業様は弊社営業までお気軽にお問い合わせください。

タイホーHP https://www.taihogroup.co.jp/

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