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映画『身代わり忠臣蔵』を観た

★ストーリー
吉良上野介(身代わりとなった弟の考証)と大石内蔵助の友情物語。

★女優
川口春奈29歳。
動画配信も積極的に行ったり、非常にバイタリティのある女優。
目鼻立ちが大きいだけに、表情が豊かに映る上に、悪いことではないけど、明るさが強い。その分、役との相性の振り幅は大きそうに思う。そこを演技でどれほど補うかが、今後の見どころ。
大味(スケールの大きな)な女優といえば、ガルガドット。ハリウッドの映画のスケールもあるが、見事に身体的な大味さを壮大さに変えている。とはいえ、そこはイスラエルの血で妖艶さを加味し、オリジナリティを作っている。最近は、ガルガドットにハマっている。
川口春奈、へぇー、今日(2/10)が誕生日なんや。

★長澤まさみ研究
実は身長だけなら、長澤まさみ169センチ、川口春奈166センチだから、長澤まさみの方が大味なわけだが、顔の作りが長澤まさみの方が明暗のバランスが良い。その分、繊細さがあって、役の相性も幅広い。
丁度、長澤まさみが『真田丸』に出たのが、29歳のころだった。あのときの役は、武家の娘であった分、スケールの大きさが天真爛漫に映り良かった。
ま、でも今後、長澤まさみに女中役が回ってくることはないだろう。

★パンフレット
ま、ごく普通のパンフレットだけど、〝今さら聞けない忠臣蔵〟とか〝1分で分かる、なぜ忠臣蔵は日本人に愛されるのか〟的な、本当に簡単な忠臣蔵の概要は分かるのは、今の時代、親切でと思った。
個々のインタビューからは、チームワークの良さが伝わってきて、楽しく読めた。

★まとめ
忠臣蔵。これは吉良側から描かれたストーリーだけど、僕も唯一、忠臣蔵の創作は『吉良の忠義』という演目で、まったく話は違うけど、シンパシーみたいなものは感じた。
映画自体は、面白いかどうかの二択なら、迷わず面白かったと答えるが、映画館で見るかどうかとなると返答に迷う。でも、永山瑛太はスクリーン映えするなぁ。ひとり、コメディの世界感を超越する場面があった。どんな役でも出来るし、これから歳重ねて、ドンドンすごくなる役者やな。
よく考えれば、長澤まさみとは『ラストフレンド』で共演して、あのときも良い役してたね。最近では『エルピス』でも存在感出してたし、ずーっと良い役者だけど。

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