映画『ドミノ』を観た

★ストーリー
人間の脳をハッキング出来る特殊能力を巡る物語。
もうこの辺の映画は、頭の悪い僕には、みんなマトリックスと同じに観てしまう。

★女優
アリシーブラガ 40歳。
『アイアムレジェンド』（07）でハリウッドメジャーデビュー。見たけど、もう遠い記憶で覚えてないなぁ。
派手さはないが、ハルベリーを彷彿とさせる知的さのある女優。
愛と偽りの間にいる難解な役だが、両方をベールに包みながら、しっかりと観客を騙している。
あまり露出の少ない女優だけど、監督のロバートロドリゲスと主演ベンアフレックとの出会いをきっかけに今後、出演作が増えてくるのではないだろうか。

★長澤まさみ研究
長澤まさみが40歳になるのは４年後の2027年。
愛と偽りと似た意味では、正義と悪の狭間を演じるのは、コンフィデンスマンと同じ。ダー子はコスチュームや喋り方も変わるので、見た目にも変化は分かりやすいが、その分、職業や人物のまとう雰囲気を変えなくてはならず、僕はダー子は相当難しく、長澤まさみでしか演じられないと思っている。
そしてダー子にはいつも愛と偽りの間も存在している。そのふとこぼす一言の温もりや照れ隠しに見せる愛想のない表情にこそ、ダー子がダークヒロインにはならない最大の魅力だ。
何度も言うが、長澤まさみにはダー子でアカデミー賞取ってもらいたい。

★まとめ
『フロムダスクティルドーン』を撮ったロバートロドリゲスらしく、一粒で二度美味しい感じの仕上がりにはなっている。まして天才ベンアフレックが主演なのだから、オモロくないわけがない！のではなく、ま、俺たちタッグ組んだんやから、オモロいやろ？的な映画だ。たしかに、オモロなかったわけやないけど、このマトリックス的な映画は、僕、そんなに得意ではない（笑）