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神と無宗教の整合

おいらはふとした時に「なぜこの世に生きているのか」と考えることがある。その疑問の答えは当然、「親から生まれたから」だ。その原因も考えると「祖父母が生まれたから」だ。このように原因を極限まで追求すると「人類が誕生したから、動物が誕生したから、地球が誕生したから...」となり、最終的には「ビッグバンが発生したから」に収束する。ビッグバンが宇宙(この世)を発生させ、時間、空間、物質、意識と様々なものが出来上がった。

ここで不思議に思うことがある。それは「なぜビッグバンが発生したか」だ。この世の起源という特殊な性質上、それを知ることは不可能に近いが、考察くらいならできる。

「ビッグバンは無から生じた」という考えが定説かもしれないが、おいらその可能性は低いと考える。それは人類ですら世界をつくることができるためである。

現代の技術では、マイクラやマリオメーカーなどのゲームで「この世」の中に世界をつくれる。そして理論上は、その世界の下にもさらに世界をつくれる。(現代ではまだ主流ではない。)この理論は我々が生きるこの世にも当てはめることができ、その解釈では「神がビッグバンを起こした」となる。世界の中に世界をつくり、その中にも世界を、とマトリョーシカのように世界をつくることができるにも関わらず、この世が1番外側の世界であると考える方がむしろ不自然ではないだろうか。その確率は「無限分の1」なのである。

だからおいらは創造主としての神を信じている。その一方でおいらは仏教やキリスト教のような宗教は信仰していない。無宗教と神は論理的にも整合性が取れ、矛盾しない。

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