2023-06-11-12

気分の落ち込みにしかつながらない不毛な思考が止まらず、眠剤で強制終了を。all ok. all ok??ほとんど空転とはいえ考えていると頭が冴えてなかなか眠れない。あまりにも眠れないので、Youtubeに入っているタルコフスキーからどれか適当なものを流すのを試そうとしたら、突然眠気がやってきてiPhoneを取り落とす。タルコフスキーの不眠への効果のほどは不明。

何度か寝て起きてを繰り返して12時頃。毎日午前に始業している人たちはほんとうにすごい。同じころ高島さんが寝室から出てきて、ひとまず珈琲を淹れることに。やなか珈琲の豆を高島さんが挽いてくれたのだけれど、蒸らしの時点で家で使っている豆粉とは香ばしさが比べ物にならなかった。時間がある日だけでもミル挽きをする、というのを以前検討したことがあったけれど、やなか珈琲でもほかの焙煎所でもおいしい豆しか買わないならばあり、という感じがします。

朝?昼?食をいただき、お互いまだ原稿にとりかかるだけの元気がないので話がはじまる。夢を見たか訊かれ(睡眠の質のチェックなのか高島邸ではよく訊かれる)断片として「メルカリの顕名発送を使って文通する習慣があるところだった」ということだけが口をついて出る。ちょっと嫌な世界だと思う。ともかく、これをきっかけに見ていた夢のことがいろいろ思い出され、ひととおり喋ったあとに記録する。話の流れでCOMME des GARÇONS の店員をしていそうなポケモンの話に。高島さん曰く、メガクチートとメガジュペッタがそうらしいです。ゴチルゼルが完璧にギャルソンで、その後ギャルソン系列でそれらのポケモンが着ていそうな服をメルカリで見ていたけれど、ゴチルゼルが着ていそうな服ばかり見つかる。noir kei ninomiya のリボンハーネスのデコラティブなものはかなりゴチルゼルだと思います。作業が始まっていないので延泊が決定。

ひとまず最悪の状態からは抜け出し、しかしそろそろ夕刻なので夕食の準備のために買い物に。野菜を食べたかったので、気温が低めだし野菜を切るなどはすべて請け負うということで鍋にしてもらうことに。人の家だと家事ができる………。とうとう高島邸近辺で買った寝巻きを高島邸に置くことに……。高島さんの提案でしたが、「侵略されている」とのこと。ええ、わたしが高島邸の『宿泊する侵略者』ないしは『執筆する侵略者』です。

夕食、入浴ときて22時頃に作業開始。正直なところ、22時始業がいちばん、ちょうどいい集中に入りやすいような気がする。問題はわたしの生活圏はかなり昼型中心ということですが……。「夜のそら:Aセク情報室」の再読をまた進めていく。アイデンティティをめぐる規範性と違和が絡まりあってめちゃくちゃだった時期に読みはじめ、その後よく読んでいたものなので、そのときのめちゃくちゃな感覚が再生されて削れていくような感じがあり、一方で心強いブログなので読みながら感情が乱高下してしまう。ここ数日は正直なところそれがかなりひどい。高島さんは次の日出勤なので2時に切り上げる。10時起床ということなので、できれば3時、最悪5時に就寝したい……。途中人と少しだけ話したりその後ゾーンになったりでやめどきを失い、再読が終わって就寝。6時前。

10時に起床。家を出る時間を聞くと、11時らしい。起床からたった1時間で……。わたしは比較的早い日でも起床から家を出るまでに90分かかるし、覚醒から数えると2時間はざら。高島さんの準備のための動きが家でのわたしの2倍くらいの速さだなと思ってみていたらほんとうに45分で準備が完了していた。11時に辞去。

とはいえ研究室などで書きたい内容ではないので、高島さんの勤務先にわたしも顔を出して作業をする。外部の人間が普通に作業していいというのはかなり稀有なところだと思います。ピザまでいただき……。退勤までのあいだに原稿を書き終わったけれど、そこでされていた会話がかなり面白く、作業よりそちらのほうが気になってしまう瞬間も多々ありました。ただ、つねに目の前の原稿に精魂込めているとなけなしの元気があっという間になくなってしまうので、休むのはいいこと。原稿を提出して、これでひとまず月末までの締切はあとひとつ!


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