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2021年のライブ感想まとめ

記事ヘッダー画像はnoteの機能を使って素材サイトから引用してるんですがこれ完全にFeverだよね

焼き増し記事の時間だあああああああああああああああああああ
去年の中旬から、現地に行ってみたライブとかイベントとかは出来る限り感想を載せてinstagramに投稿していた。誰かに頼まれた訳では勿論無いが、2年ほど前からライブというものの価値観が揺らぐ事が多発してしまって、せめてもの気持ちのログを取りたいという気持ちがあって投稿し始めた。今回の投稿はそれをまとめた焼き増し記事です。
該当投稿のリンクも貼るのでよければ何かしらして頂きたいです。

2021/05/11
UNISON SQUARE GARDEN Revival Tour “Spring Spring Spring”を見てきた。
B面ツアーの時の連番相手をまた連れていったけどかなり好印象っぽかったので安心した。
今リバイバルツアーをやる意図とかを色々考えたりもしたけど、結局はバンドがライブをやってそれを見るだけだしそれで楽しいから良いかなと思ったりした。思考停止じゃなく。
アンコール含めセトリを完全再現してたこともあり、MCが比較的多く、生でバンドとしての言葉を聞けたのが印象に残った。色々考えちゃう事ばかり目の前に押し寄せて来るけど、ライブを見る/見た日の全ての感情を忘れなければどうにかなりそうだなと改めて認識した。月末のヒトリエも楽しみだな。

2021/05/21
アイドルマスター ミリオンライブの7thライブ(Reburnと名付けられた、去年中止となった公演のリベンジ公演)を先週末に見た。
ざっと思い返しても、2019年11月のシンデレラ7th名古屋公演ぶりのLVと、一年以上間が空いたLVでの視聴だった。(大阪公演は現地)
去年3月以降は色んな事が起きてしまい、1000人未満規模のライブしか見られてなかったが、ようやく配信以外で大型ライブを見られた。
友人も言っていたけれど、「同じコンテンツを好きな人達が集まって一つの時間を共有するという事がこんなにも奇跡的な出来事なのか」と思えてしまう日だった。それは配信ライブでも同じなんだけど目の当たりにするとまた違うな。

公演の内容も良かった。新曲消化の場としてしか作用してなかった5th,6thライブについては個人的には色々思うことがありそれもあって気持ちも離れていたけれど、それを引っ張りあげるように、自分が熱中していた頃の曲を次々に歌われて少し前を向きたい気持ちも出てきた。
満点のライブだったかと言われたら頷けないけど、それは未来への光となってくれると信じてる。
今週末はシャイニーカラーズの福岡公演の現地。いつも以上に気を付けながら、七色の光を見届けたいな。

2021/06/20
the pillows「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.3」を見てきました。
アルバム「Smile」と「Thank you, my twilight」の再現ライブという事で、後者のアルバムが人生の中でもトップクラスに好きな自分としては待望のツアーでした。
ピロウズを見るのは、2019年の横浜アリーナ以来と思いがけず期間が空いてしまったけれども、変わらずにカッコいい音楽をやり続けるおじさん達で安心した。
耳元では何年も鳴り続けてる曲達をこうやって今のサウンドで聴けるということが、どれほどまでに奇跡だったのかということを認識させられてきた一年以上だったし、これからもそれを見せつけられる事があるかもしれないけど、今日の奇跡のような景色が今見られたという事実を心の支えとしてれば、"どんなに悲しくても"また会えると信じてます。

良い夜だったなーーー

2021/07/19
オタク履歴
・7/9(金)[Alexandros]
機種変前日だったので写真データがすっ飛んだ。
フォロワーから誘ってもらって、諦めてたツアーの公演を見ることが出来た。メンバーのいれ代わりがあってからは初めて見たけれど、変わらない所と変わってる所があって、ただそれでも続いていってるのがロックバンドだよなというのを改めて思った。
メンバーが"閃光"を演奏している瞬間に頭の中の視界がバッと開ける瞬間があって、それが何だったのかはよく分からないけれど、ただただその時の光景がカッコ良かった事だけは覚えてる。また見たいな。

・7/10(土)ノンフィクション レコ発ライブ
午前中機種変更をして午後はライブを見た(スケジュールを詰め込むな)(しかもミリシタのアニバイベント中)
前日に、アリーナクラスのバンドのライブを見ていると、ステージの大きさの違いに目が行ってしまうが、そこで起きている事自体は何ら変わらずにカッコいい音楽が鳴らされているだけだった。
ライブハウスから遠ざかってしまう日々が続いてしまっているが、またこうして頻繁に行けるようになった暁には、せめてもの気持ちでドリンクを一杯多く飲む事にしたい。

・7/18(日)Next Stars Circle vol.5
久しぶりに声優オタクをした。
ライブだと見ている間に色々と考えてしまう事もあるのだけれど、こうしたトークイベントだとあまり以前と変わらずに楽しめるんだなと実感した。
勿論不便な所もあるけれど、そこが枷となってイベントの満足度が下がる事も無いし。(それはライブも同様だけど)

仕事がバカ忙しくて心が死んでいっているので、まだ生きている今のうちに投下しておくことにした。

2021/09/21
数日空いたけど。
先週木曜に、amazarashiの福岡公演に行ってきた。元は去年の五月に予定されていた公演だったけど、延期に延期を重ねようやく見られた。これで、コロナ禍以前に申し込んでいたライブの予定が全て消化し切った事になる。
『ボイコット』という"拒絶"をテーマにしたアルバムがコロナ禍直前にリリースされて、空気感が不気味なくらいにマッチしてしまった一年を過ごしてしまったけれど、ライブの中身はそのような空気をまといながらも、結末を見るとそれだけに終わらず先を見据えていた。演奏曲は『ボイコット』とその後リリースされたEPの曲も交えた構成だっただけに、今やる意味が色濃く見えたライブだった。
(ずっと言ってるけど、)コロナ禍でライブという産業は色々な汚いものによってめちゃくちゃにされてしまったし、そこから立て直そうとする人達も大勢いる。単なる一人のリスナーである自分が出来る事はそれを見に行くことだけだと思うから、これまでやってきたことをこれからも続けて行きたい。ここ一年のライブの感想は全部それが結論になってしまうな。
「会いたかった、」と言われたのでこれからも見に行きたい。

2021/10/08
数日経たないと感想をあげられないオタク
先週の土曜日に、THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! MerryMaerchen Land Day1の現地に行ってきた。(Day2は外れたので配信で見た)
シンデレラガールズの大型有観客ライブは去年の2月ぶりとなる。途中に大型生配信だったり、新年ライブ(当初は有観客予定だったが無観客に変更)だったり、このツアーの初回公演の延期(感染状況により)だったりも挟んだりしたものの、やはり現地で見るライブは特別だった。収容人数は抑えて且つ密にならないように散り散りではあったが、開場前の空気から得られる、アイマス(というかオタク)ライブ特有の高揚感が実に懐かしかった。
コロナ禍以降のライブはなんだかんだもうそれなりの数を見てきたけれど、未だに足元がふわふわとしたような気分で見ている。特に今回のライブは、声が出せない中で所謂コール曲である曲が何曲も叩き込まれたり、かと思えば本当に久しぶりに聴くような曲もあったりと、声が出せないという制約がまるで存在しないような選曲だった。(勿論発声は無かったが)
座席自体は画像の通りかなり後ろであったため、ほぼモニターの映像を眺めながらライブを見ていた。数年前のシンデレラ5th福岡も同会場でこんな風にめちゃくちゃ後ろで見たな~っていう思い出とかを連番の友人と話したりした。

「思い出は積み重なる」とはよく言った物で、積み重なってきたここ一年半くらいの色々のおかげで、どん底のような空気からようやく顔を出せるような気持ちになってきた。勿論このライブもその一つ。見たくない物が目の前に突き付けられる事も多々あるけれど、一つずつ思い出となるような色々を楽しんでいきたい。

2021/11/27
毎度のことながら時間が経って感想を書くオタク

・11/20にa flood of circleの15周年記念ツアーに行ってきた。
フラッドのライブを久しぶりに生で見た。佐々木さんのライブは今年頭に見てたけど、2020のレコ発ツアーは上手く予定が噛み合わず行けなかったため、3年半ぶりくらいになる。
お酒を飲みまくったため細部はボンヤリとしてしまったが、めちゃくちゃ楽しかった。セトリ自体は今のベスト!!って感じの内容だったけれど、聴きたい曲も沢山聴けた。COTEのリリースの時が、自分の中の好みとちょっとズレてしまっていて(今は好きだが)、一瞬気持ちが離れてしまっていたが、2020をきっかけに聴き直して良さに気付けたのはデカかった。
MCで「俺達はずっと同じ事を言葉を変えて言い続けてる」というような事を言ってたと記憶している。偶然ではあるだろうが、先日のピロウズの時もさわおさんがMCで似たような事を言っていた。今回の福岡公演ではやらなかったが、「(まだ)世界は君のもの」という昔と今を繋いだ二曲があるこのバンドがこの言葉を言うのは、とても真っ当だと思うし凄く真摯だと思った。また見たいという気持ちが既に生まれてるから、今度のアルバムリリースでもツアーやってほしいな。

・11/25にMy Hair is Badのフラッシュホームランツアーに行ってきた。
ソールドしてるZeppで前から3列目というピックをしてしまった。前回はかなり後ろだったしピンキリすぎるな。
リリースツアーとかでは無かったためか、day1とかなりセトリの入れ替わりがあったっぽく、個人的にはday2の方を行くことにして良かったなと思ってる。好きな曲めっちゃやってくれたし。
MCの中でサラッと言ってた「大丈夫だ、なんて無責任な事は言えない」という言葉がとても刺さった。これもまた真摯な言葉だと思うし、いい距離感の言葉だと感じた。

短期間で違うタイプのロックバンドのライブを見てきたが、ライブは当たり前に何もかも違うけれど、心を守るための大きな盾を渡してくれるのは変わりが無かった。毎日の数字を見てると、もう少しだという気持ちが生まれては来るが、万が一何かボタンの掛け違えが起きてしまったら、また去年のような"見たくない物"が一気に溢れ出してくるかもしれない。
日付が変わって今日からはシンデレラガールズのアニバーサリーライブがある。楽しみにしつつ、心を守りながら過ごしていきたい。

2021/12/18
Base Ball Bear Tour「DIARY KEY」の福岡公演をつい数時間前に見てきた。
セミファイナル公演だしファイナルも地方なのでセトリについて触れながら書きます。

本当に今回のライブが(も)良かった。多分今年見たライブの中でもトップクラスに良かった。
インタビューとかでも話されている通り、今回のアルバムはコンセプトアルバムとなってはいるもののそのコンセプト自体は話されていなくて、話さない事でより明確にそのコンセプトの存在を浮き彫りにする意図があるとのこと。なのでこの投稿でもそれは明らかにはせず書いていく。
「ボーイミーツガール」な歌詞を極力書かずに作られたこのアルバムツアーのセトリの中に、アルバム外の「ボーイミーツガール」な曲を入れる事でよりアルバム曲への違和感を際立たせ、その上今回のアルバムで漂う「非日常が日常へ変化ていく」「日常が非日常へ変化していく」気持ち悪さを、「新品の現実に出会うために生きてる」と歌う曲で繋ぎ合わせるトリックが本当に素晴らしかった。
MCで話されてて、アルバム初回盤映像でも触れられていた「曖昧」という言葉のエピソードも良かった。初期の頃は歌詞で同言葉を使い過ぎと言われながらも、
「それを表現したい」と抗ったエピソードを振り返って、「今もそれは変わってなく、『たまに行く屋内プールでの、たまたま底に差し込んだ日差しの綺麗さ』を上手く説明出来ないしそれを表現したい」
「言葉で文字数を重ねて表現出来る物でも無いけれど、幸いな事に僕達はバンドマンだから、音も含めてそれを表現したい」
と言っていた事に思わず背筋が伸びてしまった。自分がベボベに限らず色々なバンドだったりコンテンツだったりを追いかけている理由にも通ずる事だと直感的に思ったし、その理由の掴めなさを掴めないままふんわりと言い当てられたような感覚がとにかく面白かった。
「ここまで応援してくれている方々は少なからずそういった所が好きなんだろうなと思ってる」のはそうだし、これからも応援し続けるバンドなんだろうなという事を改めて認識した日だった。良い夜だったな。

2021/12/26(さっき投稿したけど)
感想書きあぐねいていたら年変わっちゃったよ
・NEO LAND CASE.0を見てきた。
オープニングアクト:林青空
go!go!vanillas
小山田壮平
the pillows
とても良かった。凄くシンプルな感想になっちゃったけれど、それに尽きた。
初めてライブを見るバニラズも、数年ぶりにライブを見る小山田さんも、もう人生で何度見たか数えるのが面倒になるくらいには見てきたピロウズも、真っ当に良いライブをやってくれたと思っている。
思えばこの日はあまりコロナについての規制を感じなかった気がする。ガイドラインには当然基づいていたし規制が破られた訳でも無く、ただようやく自分の中でコロナ禍以降のライブが身体に浸透してきたのかもしれない、という事だ。バカみたいな内容の規制線には慣れたくもないしさっさと無くなってくれよとは思うが、そんな自分の中で何百回と繰り返された問答もいい加減飽きてきたのかもしれない。
クリスマスという特別な日にこのライブを見られた事が幸せに思えるような気持ちをずっと持ち続けて生きたい。

・サカナクション SAKANAQUARIUM アダプト TOUR 福岡公演 Day2を見た。
初めてマリンメッセ福岡の新館に行った。トイレの数がめちゃくちゃ多いのにビビってしまった。
ライブ自体は、以前行われていたオンラインライブをそのまま実際のリアルライブでやったかのような構成、演出、セトリだった。
思えばサカナクションはコロナ禍以降の活動で柔軟に動き回っていたと思う。歴代の映像化されているライブ映像の無料配信、配信ならではの映像演出がふんだんに盛り込まれた配信ライブを一昨年の早い段階で次々と実施していた印象。
時勢、世相、世の中の様々に適応しようとするサカナクションだからこその唯一無二のライブだったと強く感じた。2021年のライブ納めに彼らのライブを見られて良かった。


以上です。
2021年は一昨年と比べたらかなりライブを見ていました。そりゃそうだけど、少しずつ前のような状況に戻りつつあるのかなと信じていたい。
ずっと言ってるけど、数字を見ていたら気が滅入る事ばかりだけど、正しく恐れて正しく自分を守って正しく中指を突き立てていきたい。

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