見出し画像

オトナになること。@おの

みなさん、おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
T A I D E Nのおのです。

東京は今日までは晴れが続いてまさに初夏の陽気。とっても素敵な気候でしたよね。

悪口や愚痴は、脳にとって悪い影響を与える的なまとめ投稿をInstagramで見ました。心身ともに健康であるために、これから迎える梅雨の時期も楽しみながら過ごせるそんな素敵な人でありたいと願いつつも、やっぱり朝起きて雨が降っていると気分が沈んでしまう僕はやはり駄目でどうしようもない人間なんだと思います。
そんなことを思っていると、余計に沈みますね。。

そんなネガティブな凡人が今週もお伝えします。
もう言わずもがな、ですね。休読日です。
今週も張り切って休んでいきましょう!


今週のテーマは「30歳」。
今の僕にとって、こんなに近くて遠い単語はこの世に存在するでしょうか。


昼休み駐車場のアスファルトで日向ぼっこをしながら、
新入生に向けて友達と人文字を作って遊んでいた中学3年生のあの頃
僕が30歳になることなんて微塵も考えられなかった。


最近、大学のゼミの同期が入籍するとラインをくれた。
そうか、僕はもうそんな年になってしまったのか。
今なら、48歳の町内会の青年団員のあのおじさんの気持ちも少しは理解できる気がする。

どうしてだろう。頭とは裏腹に心は少し焦燥していた。
もちろん、仲のよかったあの子が結婚するのは喜ばしいし、
都会よりも地方の平均結婚年齢は低いから、そろそろ第一波がくることは理解していた。つまり、彼女の結婚は、僕にとっても至極当たり前のことだ。


そうか、僕は彼女の結婚自体ではなく、
結婚するぐらいの年齢になってしまった自分に驚いていた。

中学3年生の時よりずっと結婚も離婚も近くにある環境なのに、
肝心の僕はあまり変われていない気がする。(事実、身長もほとんど伸びてない。)


正直、
大人ってもっと尊いものだと思ってた。
結婚ってすごいことだと思ってた。


でも、きっと、
中学校の時に高校生になったらドラマみたいなスクールライフが待っていることを期待したように、
高校生の時に大学生になったら華のキャンパスライフが待っていることを期待したように、
就活生の時に社会人になったらガラッと世界が変わって大人になっていくと思ったように、
僕らは新しい環境に何かがある、次のステップにいったら何か変わると漠然と期待してしまう。

現実は残酷で、その次のステップの僕も、今の僕の延長線上にしか僕はいなくて、世間で言われているような華やかで輝いている誇張された何かは存在しないことの方が多い。(もしかしたら他人から見れば掴んでいるのかもしれないが、往々にして当事者は気づけないことの方が多いと思う。)

ただ、だからこそ僕らは節目というものを大切にしている生き物なのだと思う。のっぺりと長い、今のステップの終わりと次のステップの入り口の儀式。そのステップをギュッと凝縮した一点を作ることで僕らは明日も頑張ることができる。きっと、普段の日々の営みはそんなに変わらないのだ。

そう思うと、たぶん彼女は結婚したからといって劇的に何かが変わるわけではないし、ゼミ室で焼肉をして一般教育棟のブレーカーを飛ばしたあの日から今日まで、そして結婚したからといって明日もそんなには変わらないのだろう。

少し安心する。そう考えれば、結婚に対して違和感を感じた自分のことも少しだけ愛せるかもしれない。


強いて年齢を重ねたことで変化した点を挙げるとすれば、歳をとれば取るほど、自分の甘やかし方と自分の気持ちの騙し方が上手くなってしまうということだ。


使い古された言葉かもしれないけれど、
こういったモヤモヤ、自分の感覚と世間の流れとの間の溝に、

いつしか違和感を持たなくなって、目を瞑って、自分の声を聞けなくなってしまって、

年齢や仕事を理由にして、言い訳にして、託つけて、諦めて、

どうしても自分自身と向き合うことが下手になってしまうと思う。

もしそうやって踠くことをやめ、合理的に判断してクールに振る舞うことが大人になっていくことなのだとしたら、僕はあまり大人になりたくないし、ならないように気をつけたい。

30歳に向けた僕の延長線が
少しでも上向きになるように、今日の僕も全力で踠きたいと思う。

そして幸いなことに一緒に踠いてくれる仲間がいる。
(と感じているよ?圧倒的不安)
それだけで僕の日常は幸せだし、ギュッとしなくても輝いていると思う。(矛盾。理論崩壊)
(そして、彼女は欲しい。結婚したい。)

今日は気分がいいので、今回はそーかいに肖って大好きな歌詞を貼ることで、僕の取り止めのないお粗末な文章をいい感じにまとめてもらおうと思います。来週こそは休読してくださいね。
それでは。

ぶん:おのこうた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?