わからないから、かわりたい。

どうも。

木曜担当の、そーかいです。
（最近、曜日を守れていません。
　気持ちを戒めたいと思います。）

お題「ゴホウビ」について、書きます。

ゴホウビ・・・？

自分にとって ゴホウビが何に当たるのか、
直感的に答えが出ない状況から
常に自分に甘い弱さが伺えます。

これまでの人生を振り返っても、
我慢が苦手だと自覚しているぼくは、
「明日死ぬかもしれない」という死生観を正義に
欲しいものは買う。
食べたいものを食べる。
会いたい人に会う。
やりたいことをやる。
欲求に忠実で自堕落な生き方をしてきました。

大学1年生のときに、
人間はここまで堕ちるものか、と
まるで他人事のように
自分を蔑んでいた過去から、
ぼくは何も変わっていませんね。

とまあ、そんな僕でも

「ゴホウビ」を、

「ワクワクしながら
　Googleカレンダーに入れる予定」

と仮定するならば、
今日はその「ゴホウビ」の日でした。

そう、髪を切る予定です。

仙台に身を移した際に、今まで
切って下さっていた方にお願いできなくなり、
さあ、どうしようか。と思いながら
ホットペーパービューティーを眺めていると、
パーマのかかった黒いロングヘアーに
羊のような温かい目をした
色白の男性の顔写真が目に止まり、
さあ、どんな人かな。
と予約をしたのが1年前くらいでしょうか。
（2年前かな。全く覚えていない。）

「引き寄せの法則」は、本当にあるのだな。

そう思えるくらい、運命的な出逢いでした。

初めてお会いした日に、
「出会えてよかったです。」と
セリフを吐いてしまったほどの
死ぬまで大切にしたい人。

女性性を感じる足下と、
内から溢れる柔らかい空気を身に纏い、
美しいトライバルタトゥーが入った両の腕で、
髪を切る行為に創造性を感じさせ、
毎回あたらしい気づきを与えてくれる。

髪を切りに行く、というよりも
会いに行く。という表現が合っていますね。

そして、今日も
聞いて欲しいなと思っていた大事なお話、
これまでの人生で最も愛した人との別れについて
短くも丁寧に、新しい気づきを下さりました。

「今の自分が分からないことは、
　未来の自分が答えをつくってくれる。」

どれだけいっぱい考えても考えても考えても
自分の行動の理由が分からない自分に、
とてつもない哀しみを覚えていた
最近の暗い日々に、一縷の光が差し込みそうな
穴が開いた感覚でした。

無責任と言われるかもしれない。

もう誰にも愛して貰えないのかもしれない。

不安しかありませんが、

その不安の中に、光を見つける穴の開け方を

知れたぼくは、今までよりも強くなるでしょう。

でもそれでも会いたくて
何がなんでも話したくて
頭の中を駆け巡れ

分かってないよ
きっと何もかも変わらないよ
ずっと「そばに居たい」なんてこと言われても
分かってないの？

変わらないよずっと
何もかも変わらないままの現実は
「夜を明かしたい」なんて顔しても
分からないよ

分かっていたいよ
君の何もかも分かりたいよ
ずっと「そばに居たい」
「会いたい」を口にして
分かっていたいよ

変わりたいよ
今の何もかも変わりたいこんな僕たちは
「夜が近い」なんて手を掴んだら
この街を出るの

　　　by　WurtS　from　『分かってないよ』

文：そーかい