見出し画像

覆い隠したいもの@おの

みなさん、おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
T A I D E Nのおのです。

もう言わずもがな、ですね。休読日ですよ。


気づけばもう6月も終わろうとしてるのに、なんだかんだで、まとまった梅雨に入っていない違和感…季節に置いて行かれている感じがするのは僕だけでしょうか。

オリンピック開催まで1か月を切り、有観客開催、キャパ10,000人以下が発表された今週。僕のnoteは平常運転、無観客開催です。
今週も張り切って休んでいきましょう…!



さて、今週のテーマは「木漏れ陽」。(わっせ、難しいよ!)
いつもながら、全く思いつきません。
お互いの幸せのために、先に言うことにしましょう。
この先読み進めたって結論なんてありません。
今回も今回とて垂れ流しです。


さてさて、本題。「木漏れ陽」
なんというか、なんて心地の良い言葉でしょう。心地良すぎて僕には似合いませんが、それでも僕も好きです。(片想い)


雨上がりの朝、烏山川緑道を息を切らして進む。滑りやすいアスファルトを、ミニチュア・ピンシャーと歩く綺麗なお姉さんの隣を通り過ぎる20mだけペースを上げて、コケないように慎重かつ大胆にアスリートのようなフォームを意識して進む。顔を上げれば、僕をジリジリと日差しから守ってくれる、雫を纏った新緑が朝日に照らされて輝く。夜が冷やした空気の爽やかさとアスファルトからの上昇気流の湿気が混じり合う。
そんな風景が僕は好きだ。
この風景に出会うためなら、少しくらい睡眠時間を削ったって、お釣りがくる。本気でそう思ったのは、去年の今頃。(あくまで現時点だが、この回以降、早朝ランニングに続編はない。)


“花男”を見て、花沢類に憧れた小学5年生の僕は、よく校庭の木の下で、木漏れ陽を浴びながら、伊坂幸太郎 読んでたっけな。(内容なんてどうでもよくて、体裁だけ気にしていた僕は、今でも「重力ピエロ」の結末を知らない。)



振り返りながら、なんとなく気づいたことがある。


僕は空が好きだ。
もれなく木漏れ陽も好きだということだ。

僕のiPhoneXsの容量を逼迫している最大の要因である過去の写真を振り返れば、いつも風景、特に空の写真が多いことは自明だ。(自分でもナルシストっぽくてちょっとキモいし、そんな自分に嫌気が差す。)


上を向いて歩こう。とはよくいったもので、
顔を上げれば気分が上がるのは、事実だと思う。


見たこともない雲に出会った時、

親子のかけがえのない日常の風景を目にした時、

四季の移り変わりを体感できた瞬間、

顔を上げることで出会える景色があり、

その景色は確かに気分を晴れやかにしてくれる。

さらに、顔を上げることで、他人から見ても自信を感じさせるようで、印象がよくなるようだ。(モテない原因は“自信のなさ”だとInstagramのおすすめ投稿で見てしまった。どうやら僕はInstagramのA Iにも僕自身を見透かされているようだ。)


頭ではわかってる。顔を上げたほうがいいことぐらい。
でも僕は猫背。そんなに顔を上げてたら疲れてしまう。


自信がないことだって自覚してる。僕はたぶんちょっと人より肩幅が大きい。(ひたすらに肩のフィジカルを鍛えてきたサッカーに夢中だった中学校の頃の自分を少し恨む。)

それを隠すようにいつしか僕は猫背になっていった。(と思っている)やっぱり好きにはなれないし、自信はない。


人は誰しも、多かれ少なかれ、程度は違えど、コンプレックスを抱えて生きている生き物なのだと思う。
(僕は他人より少しコンプレックスを感じやすい体質なのだと勝手に思っている。)

誰かに見せたり、誰かに言わなくったって、弱い部分はあるだろう。その開いてしまった穴を見せるのは勇気がいるし、見つけられるのはもっと怖い。


「誰も気にしてないよ」そう思うかもしれない。事実、きっとそうだと思う。あなたが気にしていることを、文脈を含めて僕は100%理解できないし、逆に僕の気にしていることを、あなたは理解できないだろう。たぶん、仮に理解できたとしてもそれはなんの解決にもならない。
(そして、だからこそ明日も変わらずに、僕は悪気なく誰かの地雷を踏んでしまうだろうし、誰かに土足で僕の弱い部分に侵入されると思う。)


でも、何よりも大切なのは、そんな劣っていると感じている部分も含め、
「ま、いっか」と肯定してあげられるか、それでも自分のことを信じてあげられるかどうか、なのだと僕は思う。

それを僕は“自信”と呼びたい。


そんな人の弱い部分に漬け込むコンプレックス広告は少し嫌いだけど、
最近、髭の脱毛をしてみてわかったことがある。

正直、脱毛したからといって、Youtube広告のように劇的に世界が変わったり、急に褒められたり、チヤホヤされることなんてないけれど、これまでのぽっかりと開いていた穴が埋まっていくことで、自分のことを少しだけ肯定できること、認めてあげられることに対して対価を払っているのだなと思った。
(もし、僕だけがチヤホヤを享受できていないのだとしたら、それは教えてください。)

そんなコンプレックスとの向き合い方を改めて実感した体験だった。


ご覧の通り、この時期にピッタリのとってもジメジメした陰湿な人間だけど、だからこそ、誰の弱いところに寄り添ったり、そこから肯定してあげられるお手伝いがで切るのかな、できたらいいなと思っています。そうすることで、僕は僕自身に“自信”を持てると思うから。

これからも、そんな作品や発信をこれからも心がけたいと思います。


誰しも抱えている木で覆ってしまいたい部分にも、
優しく心地よく入り込んで、
気分を晴らしていけるような
「木漏れ陽」のような存在に
僕もなりたいなと強く思う、
そんな火曜日でした。

お粗末な文章に今週もお付き合いいただき、ありがとうございました。
来週こそは休読してくださいね。

それでは。

ぶん:おのこうた。

P.S.
今日咲さんから突然、個人LINEをもらいました。
「なんであんなに仕切るのに、自分から話しかけないの?」
はっとした。的を得過ぎていて引いた。

やっぱり、僕は自信がないみたいだ。今日も下を向いた。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?