気の向くままに

はじめましてこんにちわ

 こういった場所の場合どんな挨拶が適切なのか判らないもので,つい凡庸な挨拶から始めてしまうけれど,ご容赦願いたい。

 さて,何を書こうか思案はしたが,今回こんなものを始めた理由から綴ってみようかと思う。

 理由はいたってシンプルで何か新しいコンテンツに手を出したかっただけというのが本音である。「それなら他のSNSでも同じじゃないか!」そんな声が聞こえてきそうではあるが他のSNSは煩しく感じる。じゃあ全て辞めろという話なのだが元来の寂しがり屋がそれを許さず,日々悶々と過ごしている。そんなわけで,ただ自分の思った事を日々気まぐれに書くというのが面白そうだからここにした。一つ断っておくと今は気が向いているから文豪にでもなったつもりで書いているが明日は明日の風が吹くためすぐに辞めるかもしれない。ご容赦願ってばかりだがご容赦願う。

 私は社会人の為日々忙しなく生きているのでそれなりに日々書くことはあるのだろうが,いざ筆を握る時間ができると(現代の社会において筆を握るという言葉が適切か否か?については一旦置いておいてもらいたい)何を書こうか迷ってしまう。そんなわけで次は頭に浮かんだ取り留めの無い感情を綴っていこうかと思う。

 こんな駄文を書き散らし申し訳ないのだが,よくよく思い出せば小さい頃は小説家になりたかった。まあ小学校の卒業文集に記載した「将来の夢」は名探偵だったのだが。幼心に小説家になりたいと口にするは憚られたのかもしれない。が,名探偵と書くほうがよっぽど恥ずかしい。そんなわけでこの文章を目にされた方はこの事をそっと心の中にしまい込んでほしい。ちなみに人の性にするならば,当時読み耽ったはやみねかおる氏の「名探偵夢水清志郎シリーズ」が面白すぎる事が悪い。あの独特のポップな文体は大人になった今でも引き込まれるものがある。面白いことは確約できるためお暇があればおすすめする。

 こんな調子で中学までは確か小説家になりたいと心内に秘めた思いがあった。町の図書館に放課後は必ず寄り,年間大体200冊程度は読んでいたといえる。なんせ大衆娯楽小説の貸し出し履歴のほぼ全てに私の名前が載っていた。月島雫無しの状態で天沢聖司をやっていたといっても過言ではない。まあ私はストーキングの為に借りていたわけではないし,読んだ本の題名も覚えてはいないのだけれども。そんなわけである種活字中毒の症状が現れ始め,大抵の小説はかなりハイペースで読めるという特技も身についた。(ポン中が注射上手なように)そんな中学時代ではあるが執筆というものはあまりしなかった。何度か書いては見たものの,自分の才能の無さに愕然としたのが理由である。そんな感じで中学自体の私と言えば小説を読み釣りに勤しんでいた思い出しかない。ガールフレンドも幾人かいたがどれも深く刻まれた思い出にはならなかった。プラトニックであったから仕方がないのかもしれない。随分と遊んでばかりだが,まあ学生の本分とやらは犬に食わせていたと見て間違いないだろう。

 私の少年時代の熱い思いを懇々と語ったわけだが,なんだか文章で表すと少しスッキリしたように感じる。気分がいいのでまた小説でも書いてみようか,そんな感情である。そこでまた愕然とするまでが様式美ともいえる。

 徒然と物を書くと書きたいことなんかが泉のように湧いてくる。次は釣りについて書こうか?文化的なものについて書こうか?様々なことに興味もあるし体験もしてきたが筆を執るかどうかはお楽しみである。もちろん私にとってという意味だ。

 今日はこのあたりで筆をおき,次がいつになるのか?私にもさっぱりわからないがまた駄文を散見していただければ幸いである。


この記事が参加している募集

noteの書き方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?