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最低賃金について③~最低賃金を全国一律1500円に~

今回は最低賃金は少なすぎるのではないかという話について書いていこうと思います。

読者の中には働いている人、学生、働こうにも働けない状況の人。様々な人がいると思いますが、勝手に国の中の資本主義という国を作っておきながら、生活するのさえ難しい人がいるというのはおかしなことではないでしょうか。

自分はおかしなことだと思います。

ある時は生活保護を受けてる人へのバッシングが起こりましたが、これは推測でしかありませんが、バッシングしている人たちが働いているにもかかわらず、しんどい思いをしているからだと思います。

働いている中でしんどい思いをしている中で、働かずに楽をしている人を見ると羨ましく思うのは当然です。

その点から、だれもが生活できるような国づくりをしたうえで、働くなら働く。生活するのは保障されていくべきだと考えます。

全国一律最低賃金1500円

そこで重要なのが、最低賃金を全国一律にして1500円以上にすべきだという考えです。単純にこの考えは貧困に陥っている人口を減らし、地域の活性化、大学生の貧困をなくし、自立を支える仕組みを作ります。

なんで全国一律?

実は田舎と都会では生活費に大差がないからです。
外国の中でも、地域別でみても、最低時給1500円ほどの時給が必要だというデータが出ています。

最賃の最も高い東京と最も低い高知との違い

こちらを見るとわかる通り、これでは都会の方に魅力を感じるのも当然です。最低賃金に時給200円の差があると、一日5時間働いたら、1000円の差が生まれます。これだけの情報なら、東京に行きたくなるのも当然です。住居と交通・通信には大きな違いがあります。

このように、最低賃金と消費支出に関係性はないです。驚きですよね。いったいどこに最低賃金の差が生まれているのか。

皆さんこれまでの説明を見て分かったかもしれませんが、1500円というのは、最低生計費なのです。全国で最低これくらいの時給をもらっていると、貧困ではなくなるというわけです。

海外はどうなん?


最低賃金ランキング

先進国だけで見ると低い分類になるかと考えます。アメリカも大都会はシェアハウスで生活するのが当然なレベルなので、日本は相当低い水準だといえるでしょう。

全国一律最低賃金1500円にしたからって自分たちには関係ないのでは?

結論を言うと、経済がよくなります。つまり、日本経済がよくなるということです。

最賃が低い現状では人口が田舎から都会に流出して、そして地域が経済が悪化。大都市の格差拡大。そして再度賃金が低くなるの繰り返しです。

全国一律にすると、人口集中が少しずつなくなっていき、貧困もなくなり、持続性のある地域経済を作り上げることができるのです。

つまり、あなた自身の給料が上がるのです。自分は給料が上がったらとてもうれしいです。買いたいものに手が出せるかもしれませんし、趣味の質を上げることができるかもしれないからです。皆さんもきっとそうでしょう。

何より、大企業よりも中小企業が圧倒的に多いのですから、最低賃金を上げることは中小企業の方の生活をより豊かにするということは社会が動くのは当然です。大企業の賃金が上がったとしても、社会がそんなに良くならないのはアベノミクスで分かったことです。

中小企業への対応

最低賃金を上げることは国としては簡単かもしれませんが、中小企業は様々な課題があります。根本的にお金が足りません。経営困難になりかねないため、国は中小企業に社会保険料の負担を減らしたり、取引関係の一層の適正化などが必要と考えます。

少し長くなりました。自分も書いていてつかれたので、今回はこの辺で。自分で考えた文章を書くのは難しいなと感じるとともに、インプットがしっかりとできていない部分が分かって有意義な時間でした。😊

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