【ダンジョン飯】鈍らせないために
久々に漫画の投稿です。
コミーは漫画が大好きです。学びがあってもなくても、楽しいです。影響を受けた一コマを皆さまにお伝えしていきます
ショートにまとめるつもりが無駄に長くなったw
ファンタジー料理漫画「ダンジョン飯」
ありそうでなかった、冒険者がダンジョンのモンスターで空腹を満たす作品です。おなじみのRPGモンスターを「食材」として考察し、実在する調理法で美味しそうなご飯にするという斬新な作風。
「ドラゴンに食われた妹が、胃の中で消化される前に助ける」ためにダンジョンに挑む物語です。忙しいな。
主人公パーティが他の冒険者と違い「モンスター食」を行うのは、タイムロス回避と主人公の執着というかモンスター愛によるモチベーションというあたりはロジック弱いか。
便利と安易と
本作は料理漫画でもあるので、毎回火を使います。まぁ、生食できる食材って、現実世界でもあまりないですし、いつもキャンプみたいで楽しげ。
火熾しをしようとするセンシ(ドワーフで戦士)に、マルシル(エルフで魔法使い)が言う。
『火をつける?』『私(が魔法で)やるよ?』
センシ「火打ち金でつけるからいい」
マルシル『!』
マ『いつもそうやってつけるけど
魔法のほうが早いのに(なんで?)』
『そんな魔法を嫌わなくても
ゴーレムは便利だって喜んでたじゃん』
セ「何かを手軽に済ませると
何かが鈍る」
「便利と安易は違う
お前のやり方では店で野菜を買うのと変わらん」
マ『…………』
このあとセンシは1ページ半かけて、火熾し/調理しその日の晩ごはんを作ります。
当時なんとも思わなかったこのセリフ、アニメで見返した瞬間、
あああGPTでサボってるワイのことか!!!
ってなりました。
たしかに、文を紡ぎ出すことや、要約したり言い換える能力は、著しく衰えている感じがしています。。お手軽に済ませているよなー。そうだよなー。鈍るのは当然よ。。
でも、GPTを便利に使うことは研ぎ澄まされているので、まぁいいか!
と言い聞かせる。。。
ゴーレムは便利
このやり取りは、土塊の巨人「ゴーレム」の身体を畑として野菜を育てる話のあとのお話なのです。
どんなことかと言うと、
1ゴーレム出たっ
2即討伐!
この世界のゴーレムは核(コア)を取り除くと停止します。
3収穫
4再起動
堆肥加えて種を植え、ゴーレム再起動します。
無許可のゴーレム起動は犯罪らしいです。
なお、彼のこの行動は、野菜の安定供給だけを目的としていないことも語られます。SDGs的。
「野菜のためにゴーレムを使う」のではなく、
「全体のためにゴーレムを使う(ついでに野菜も)」
という考えでセンシは動いているのです。
最後に
安易にサボると緩やかに鈍っていき、できないことが増えていくのは道理だ。それは致し方ないけど、便利に使えるものを有効に使うのは、有期な人生を充実させるうえで大切なことだと思います。
話が飛躍しますが、
本を読まずして全く同じ知見が手に入るならワイはそれを選択するし、運動せずに心身健やかに過ごせる方法があるなら人類はそれを選ぶはず。
そのいずれも存在しないので、ワイは読書と運動を継続します。
思考と試行を止めず、今使える最適なものを選択できるようにしていきたいと思ってます。
蛇足ですが、センシが魔法を使えるようになったら、火が必要なときには迷わず使うと思うんです。そしてゴーレムを使わなくても世界が安定できる方法があればきっと、そっちを選択するでしょう。
ダンジョン飯は2024年から映像化されてます。とてもおもしろいのでぜひ見てください。地上波、ネトフリその他で見れます。
おしまい。
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