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ぷろおご日記:5月23日 「またひとり友人が死んでいたことを知る」

こどもは無邪気にあそぶものなので、『ぼろぼろの木で組み上がられた舞台』でも、平気で踊る。会話とは、たしかにそういう性質のもので、だれかを高いところから振り落として大怪我をさせたり、折れた木が身体に穴をあけたりする、『危険なあそび』だ。

友人が自殺した。いや、していた。知らなかった。そのくらい疎遠だった。3年前か、4年前に自殺したらしい。それも、たしかではない。

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