「意識高い系」を脱却する方法について。「オリジナリティ」を帯びるには。「影響を受けやすい人」がマルチに堕ちない方法。
「何かから大きな影響を受ける」というのは能力であって、「旅するだけで人生観が変わったとか言ってるヤツ、どんだけ粗末な人生を送ってきたんだよw」とか言う人は多いけど、結局「影響を受ける能力」がある人は旅しなくても影響を受けられるし、旅しても影響を受けられるんだよね、みたいな話し。
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まえがき
これはぼくが暇つぶしに散歩しながら思ったことを、数分の一筆書きでさらっと書いただけの文書だ。読みづらいとか、わかりにくいとか、そういう文句は一切受け付けない。
「影響を受けた人はいますか？」という愚問
そう聞かれると、ちょっと困ってしまう。なぜなら、「影響を受けた人を列挙できる人」というのは、決まって「影響を受けづらい人」であって、僕は当てはまらないから。
「影響を受けた人」を言えるのは、つまり「滅多に影響を受けない」ということの現れであって、きっとその人は「あらゆるものに素通りをして生きている」のだと思う。よって、少ない。影響を受けたと言えるものが少ないからこそ、「あの人です」と言うことができる。
これは僕の大きなストロングポイントだと思っているのだが、とにかく僕は影響を受けやすい。それはちょうど粘土の上に鍵を滑らせるようなもので、あらゆるものから形、匂い、硬さ、肌触りを「抽出」して、理解し、使えるように再構築できる。
だから、僕は「影響を受けた人」なんて言えない。それは「いない」のではなくて、むしろ「多すぎ」るからだ。出会ってきたあらゆる人間から影響を受けているのはもちろんのこと、歴史上の人物や、人外からも影響を受けている。先日は「深海生物辞典」の中からも「人生の師匠」を見つけた。マツタケも尊敬している。
「影響を受ける」のは能力だ。
「影響を受けやすい人」というのは、なにかと軽蔑の対象になりやすい。やれ、「信者」だの、「騙されやすい」だの、「シャンプー売ってそう」だの、「本当の自分、インドに住んでそう」だの、散々な言われようである。けれども、僕はこれを「立派な能力である」と考えている。
能力も、もちろん「正しい運用」をしなければ、あまり効果をもたらさない。藤井聡太さんの将棋の能力は超一流だけれど、一歩間違えていたら「ボドゲがうまい近所の優しいお兄ちゃん」になりかねない。能力は、ただあるだけでは活かせない。
「影響を受けやすい人」は、とにかく「あらゆる種類の影響を受ける」ということが大切だ。その種類の豊富さが物を言う。影響を受けやすいからダメなんじゃない。その種類が１つや、２つしかないから路頭に迷ってしまうのだ。ホリエモンと、中田敦彦と、メンタリストDaiGoと、キンコン西野と、マコなり社長と、マナブから影響を受けてもカウントは「１」だ。もっと多様な情報に触れたい。もちろん、その「１」も大切な「１」だ。
幸い、僕は機会に恵まれた。というか、正確には「自分の性質を理解し」、「その性質をもつ人に必要なものを理解し」、また「それを手に入れる方法を理解し」、それを「実行してきた」から、「機会に恵まれた」。どんな機会に恵まれたのかは、見てもらうのが一番はやい。
他にもエピソード沢山あります
— プロ奢ラレヤー🍣ぷろおご (@taichinakaj) January 1, 2021
プロ奢ラレヤーに奢りにきた人のはなし集https://t.co/Qp1zKyjPrY
このように、「じぶんは影響を受けやすい」ということ、そして「それを活かすには、多様な価値観に触れるべきこと」を理解していた。そして、実際に触れてきた。だからこそ、今があると思っている。
バレない盗作。
オリジナリティとは、バレない盗作である。
えらい人の言葉で、こういうものがある。まさにこれだ。
僕は、とにかく「盗作」をしまくっている。それに自分でも気づかない。空気を吸って吐き、そこから「必要なもの」を抜き取る過程と同じように、僕は外界から「必要なもの」を抜き取っている。バレない盗作。そのレベルが一定を超えると、自分にすらバレなくなる。
思うに、「バレる盗作」とは、「盗作した作品が少ないもの」だと思う。だから、今「意識高い系」と揶揄されるような人たちの抱える問題は、「影響を受けやすいこと」ではなく、「影響を受けてきたものの種類が少ないこと」、つまり「バレる盗作であること」なのだ。盗作が悪いのではない。盗作が下手すぎて「お前さ、落合陽一の本よんだろ？」「キンコン西野のオンラインサロン入ってそう」と言える状態であることが問題なのだ。
バレない盗作をするには、あらゆる「種類」の物事に触れ、そして「あらゆる物事から盗作してくる」ことが必要だ。盗作のオンパレード。
まさか僕がマツタケや、ガラパゴスハオリムシを盗作しているなんてこと、誰も思うまい。だからこそ、これが「オリジナリティ」として映るのだ。盗作を超えた盗作。それが「オリジナリティ」である。
師匠の記事はこちら
とはいえ.....「多様なものに触れる」というのは、結構ムズかしい。よって、ここからはもう少し踏み込んだ話をしていきたい。本題からは脱線するので、ここからはスラム民限定で。
【ここからオマケ】
さて、そんな「意識高い系の数十倍は影響を受けやすい僕」が、さらに「多様な影響を受ける」ために、実際に日々熱心にやっていることがある。ここからのオマケでは、それを紹介し、そして提供してみる。
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