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7/31 「ひとの個性とは、『愛された障害』のことである。」

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これまで愛されてこなかった領域に触れ平然とされたとき、ひとは「愛された」と感じる。

ひとはただ好まれたいわけではない。深く好まれたいわけでもない。ただ、ある領域の汚れを、しずかに拭ってくれるひとを待っているのだ。

ひとが「個性」とは呼ばれたがらない、ひとのある普遍的側面について。

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