ゆびきたす

私の頭の中を覗いてみよう!

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最近の記事

久しぶりに散歩を再開してみたけれど、なんで夜道でたくわんの匂いがする。この街は終わってる。

    • 花粉症は過小評価されすぎている

      いい感じにポカってきた。春の訪れはまた、風からも感じられる。さるに、花粉の時分。 陽気な陽だまりに誘われ、何かしらんとお外に繰り出せば、顔からありとあらゆる液体が滲み出る。 危うく溺れるところであった。 鼻水が止まらない、くしゃみが出る。 字面で見ればなんと可愛らしい症状か。 木々やお花たちからの、春の訪れを告げる少しいじわるなお手紙のようにさえ感じられる。 実際、ささやかなものだと思っている。熱が出て行動不能に陥るわけでもないし、何より死ぬようなもんじゃない。けれど

      • ここで死にたいと思えるか

        かねて、考えていたことがある。 理想の街とは何か。永住したい街とは何だろう。今思うに、その街で死にたいと思えるかどうかなのではないだろうか。 修羅の地に越して来て一年が経とうとしている。 住み始めてだいぶ序盤の方で、ここはもう嫌だと思った。だって基本臭いんだもの。特に夜。 排気ガスの匂いはまだ分かるのだけれど、何をどうしたら夜に髪が焼き焦げたような匂いや、生ゴミの腐臭や湿った土埃の嫌な匂いが町を満たすのだろうか。臭くて散歩すらできない。夜も霞んだ色してる。灰をまぶしたような

      久しぶりに散歩を再開してみたけれど、なんで夜道でたくわんの匂いがする。この街は終わってる。