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新潟・福島遠征ハイキング

こんばんは、タイチです。

久々の投稿です。2泊3日で新潟県と福島県に行ってました。たくさんの思い出と楽しかった体験を共有したいと思います。

金曜日の晩、大阪駅を夜行バスで出発して長岡駅まで9時間。レンタカーを借りて「星峠の棚田」「美人林」「清津峡トンネル」を観光しました。黄金にたなびく棚田は最高に綺麗でした。清津峡トンネルはいつか行ってみたいと思っていたところ、三大渓谷のひとつで柱状節理が荒々しくも美しい景観でした。お目当てはもちろんトンネル奥の撮影スポット。絵画のような写真を撮れて満足でした。
宿泊は銀山平温泉の「民宿樹湖里」。温泉は疲れた体を癒やしてくれ、魚沼産コシヒカリが最高に美味しい晩ごはん。10人は泊まれるんじゃないかというくらい広いロッジ。何泊もしたい良い場所でした。

2日目は朝4時に出発して枝折峠へ。越後駒ヶ岳への登山が始まりました。登り始めて30分、ビューポイントで鑑賞スタート。この時期、ここでしか見られない「滝雲」を見るために、遥々やってきたんです。徐々に夜が明けて、奥只見湖の湖上にだけ発生する低い雲海が溢れ、山肌を流れていきます。あまりの美しさに、感動しっぱなしでした。中々こんな景色は見られません。1時間ほど滝雲を楽しんで、名残惜しい中山頂へ向けて出発しました。日本百名山、越後三山のひとつ越後駒ヶ岳は、なだらかな傾斜と稜線が美しく、2003mとそこまで高くないのに雄大でした。暑さが厳しいくらい晴天で、山頂からは360度山々が聳え立つ絶景。間近の八海山が猛々しくかっこよかったです。同じルートで下山していくと、滝雲は消え奥只見湖のブルーが際立っていました。
温泉で汗を流して尾瀬まで山道をドライブ。眺めていた奥只見湖をうねうねと迂回しながら進みました。全国で最も人口密度の低い町、檜枝岐村の小さな居酒屋で晩ごはん。お母さんが出してくれたお通しのウリの煮物が最高に美味しかったです。小さな村の温かさに触れました。
尾瀬の入口である御池ロッジで宿泊、14畳の広々とした和室で早めに就寝、最終日に備えます。

3日目、最終日となった今日は、はるかなお〜ぜ〜で有名な尾瀬へ。東北最高峰の百名山、燧ヶ岳を目指しました。昨日とは打って変わってガスの中、いくつか湿原を超えて山頂へ。眼下には尾瀬の絶景がガスの合間から見え隠れしていました。頼む、晴れてくれと聞こえたのか、一気にガスが晴れて雄大な尾瀬沼と遙か先まで続く湿原が視界に現れ、言葉を失ってしまいました。青空も出てきて写真で見た尾瀬の景色が今ここに。本当に最高の気分でした。随分と遠くまで来たなあ、と尾瀬が歓迎してくれているようでした。尾瀬沼へ下山してヒュッテでランチ。沼山峠まで湿原を歩いてバスで御池ロッジへ。
行程はほぼ終了ですが、私の最大の任務、新潟空港まで3時間半のロングドライブ。皆さんが3日間でとても仲良くなっていて、いろいろ喋っているとあっという間でした。飛行機で伊丹空港まで帰ってきて、今自宅へ帰っています。

今回も最高に楽しい遠征でした。写真を見返すのが楽しみです。参加いただいた方、ありがとうございました!!かなりおすすめのコースなので、改良してまた企画したいと思います。

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