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数字で考えてみよう

ぼんやりしていたり抽象的なことは、そこまま考えていても分かりにくいままです。わかりにくいものこそ数字で考える癖を見つけたいです。「ペットボトルに水が少し残っている」のか「500mlのペットボトルに水が1/3残っている」のかでは明確さが違います。

「嬉しい」と言っても人によって違いますし、どれぐらい嬉しいかを具体的にするにも数字で考えることもできます。5段階で1を全く嬉しくない、5を感動するぐらい嬉しいと設定します。嬉しいことが起きた時、5段階でどこに当たるかを確認すると、自分が感じている嬉しいがどの程度のものかがわかるのです。

目標を立てる上でも、状態目標よりも数値目標の方がより具体的です。「チームが明るくなるように努力します」では、何をもって明るいのかも分かりませんし、どのような行動をするのかも具体的にイメージにしくくなります。「チームでサンクスカードを毎月30枚交換します」という数値にすると達成したかどうかが判断できます。(サンクスカードを交換することとチームの雰囲気に相関があるかは丁寧に検証する必要はあります。)何をすべきなのか、何ができていたらいいのかがよくわかるようになります。

数字は最も具体的なものです。1という数字は1であり、他者から見ても1です。これが「少し」とか、「わずか」とかでは人にとって受け取り方が変わってしまいます。普段会話をする中でも雰囲気で伝えていたり曖昧な言葉で伝えているとコミュニケーションですれ違いが出てしまいます。常に数字で伝えることができない場合もありますが、できる限り数字を使って会話することを心がけたいものです。

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