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渦の中心になる

「巻き込み」がうまくいく時はお互いがメリットを感じているときです。周囲を巻き込んでいくと、自分だけではできないことが実現できます。やらされではなく、お互いが気持ちよく協力し合うことで無限の可能性が広がります。

巻き込むことが苦手という人がいます。巻き込まないといけないと思っていると、手段に固執をしてしまい、うまくいきません。自分が描くビジョンを示して、そのビジョンに共感してくれる仲間を見つけることからはじめればよいのです。

共感して、一緒に取り組みたいと思った時は自分にとってどんな未来があるかをイメージできている時です。ぼんやりとでもワクワクする未来が見えた時です。就職活動もある意味でその一つです。企業が新たな仲間を見つけるために、会社のビジョンを伝え、一緒にその実現がしたいという人を探す活動です。

コミュニティを作ったり、エバンジェリストを育てていくことも同様です。同じ思いや志の仲間を集め、お互いに助けあっていくコミュニティを作ることでひとりではできないことができるようになります。ファンではなく、エバンジェリストになってもらうような場合も、自発的に伝える人というのは、共感し、自分が本当に良いと思ってもらうことが必要になります。

巻き込むことで可能性がどんどん広がっていきます。世の中で流れを作ってきたものはまさに、巻き込みによって生まれています。時代の変化が起きる時はいつも巻き込みの渦ができます。明治維新も大きな渦が日本中を巻き込んで政権交代が起きていましたし、今起きようとしているさまざまな流れもそこには渦があります。渦の中心になることは簡単なことではないかもしれません。それでも中心になることで自分の志に共感してくれる仲間が増えていきます。何を選択するかは自分で決めることができます。

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