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自分が反応したら成長のチャンスだと思う

反応するというのは、何かしらの原点が必ずあります。嫌な気持ちになって、つい怒ってしまうというというのは、自分の中のスイッチがONになるということです。そのスイッチは体験や経験、これまでに受け取った情報によって作られています。もしこのスイッチで良いことが起きていないのであれば、スイッチを付け替える必要があります。

ついつい反応してしまうことがあります。無意識にイラッとしてしまったり、強く人にあたってしまうという経験はないでしょうか。意識的に怒っているのではなく、急にカッとなる瞬間は、体が反応して考える前に言葉や動作が出てしまいます。自分の中で条件反射になっているのは、過去に嫌なことがあり、その似た出来事から自分を守ろうとしています。嬉しいことで反応することもあります。ただ、このような反応だけで生きていると、人間関係を損なってしまうことにもなりかねません。

反応を変えるのには、まず反応してる自分に気づくことです。今自分は反応してると気づけば、強い意識を持って止めることもできます。そして、どんなことに自分が反応してるのかを自分に問いかけてみるのです。どんな過去があって、どんなもののを見方をしていて、どんな自分の信条から今自分は反応しているのかを聴いてみると、意外な出来事を思い出すかもしれません。もしその出来事が今となっては消化できていることなのであれば、手放すことで反応から抜け出すことができます。

自分の中に積み重なっていく経験は知らぬ間に自分の行動に影響を及ぼしてることがあります。痛みに対して無意識に自分を守ろうとしてくれています。快楽に対して無意識にもっと自分を喜ばせようとしてくれています。自分自身のプログラミングが自動で動いていますので、不要なプログラミングは修正をしたり、アップデートをしておかないと不要なバグが出続けてしまうこともあるのです。

まずは自分が反応していることに気づくこと。自分を知るきっかけになります。何か起きたら自分をアップデートするチャンスだと思ってみると、毎日が学びの連続になります。

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