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宇賀なつみさんの「じゆうがたび」を読んでみたよ。

小さい頃から小説以外の本を読むのが苦手で、何かストーリーになっていないと読み続けられない性分だったのですが、大学関係の催しで幻冬舎の先輩からフリーアナウンサー・宇賀なつみさんの初エッセイ「じゆうがたび」を頂いて拝読させていただきました。
何日かに分けてコツコツと読み進めていき、つい先程読破しました。
読んだ感想を一言でまとめると「旅とお酒と人!」です。
バカみたいな感想になってしまいましたが(勿論、宇賀さんはこんなテキトーな方ではないと思います)、この本を読んで私は宇賀さんのことを「行動力の神」だと思いました。ここから詳しく印象に残ったポイントを出来る限り簡潔に書きたいと思います。

「ポジティブ」を構築する


宇賀さんは小学生時代、自分のことが大嫌いですぐに人を妬むような性格であったと述べています。また小学校高学年から中学生にかけては数多くの”嫌がらせ”を受けていたとも述べられており、幼少期の宇賀さんはネガティブな性格であったようです。しかし11歳の時に読んだ本をきっかけに「嫌いな自分を認めてあげないといけない!」という意識に変わり、「ヒロイン思考で生きる」という術を身につけたそうです。自分自身を自分の味方にすることで他人のことを出来る限り意識せずに生きていく。
なんて素敵な考え方なのでしょうか…私はどちらかというと妬み嫉みのネガティブ人間なのですが、このような意識を身につけていたら世界はどれほど明るく見えるのだろうかと考えてしまいます。

「ヒロイン思考」がアナウンサーへと導く


「ヒロイン思考」は結果的に超超超高倍率のキー局アナウンサー内定に導くわけですが、アナウンサーになったあとも「ヒロイン思考」を基に様々な挑戦を続けていくことになります。どんなにピンチな瞬間が来ても、ポジティブシンキングで乗り越える。やはりこのような方がテレビ朝日のエースにまで登り詰めるのだなと思いました。宇賀さんのエピソードが豊富すぎてどれを取り上げればいいのか分からなかったので、この節はこんなに薄い内容となってしまいました(笑)。もちろんエッセイの中身はとても深みがあります。

まとめ

冒頭で宇賀さんは「行動力の神」だといいましたが「バランスの神」でもあります。アナウンサーという職業は会社員という立ち位置でありながらもメディアに露出し、様々なジャンルの業務も全うしなければならないというとてつもない労力を必要とされる職業です。そんななかでも休みがあれば旅行に出かけたり、お酒を飲んだり、友人と会ったり、、、仕事一直線になりすぎずに自分の時間も大切にする。みんなそうしたいけどなかなか難しい。これを天才的なバランスで出来たからこそ、今の宇賀なつみのご活躍があるのだと思うと大納得です!テレビで観ているだけでは分からない宇賀さんの一面が満載の貴重なエッセイだと思います。社会人の方もこれから社会人になる方(私)もとても参考になる内容です!エッセイ!エッセイ!エッセイ!



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