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重力バランスを考える〜政治をPOPに面白くするコツのメモ〜

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今日はEMSのご縁でこちらへ参りました。

方条先生にお会いするのも、平塚市へ赴くのも初めてで、愉しみでした。


①自分の体を観察する。

重力バランスを見る、ということ。

Ex.どこへ行っても美味しいお店を見つける三つのコツは?
・大通りに面していない→面していると家賃に重力がかかる
・アルバイトが多くない→多いと人件費〃
・裏口(勝手口)が綺麗→多忙で手間がかけられない
番外編
・広告があまり出ていない→宣伝費に重力がかかる
・それでも分からなかったら、交番に聞く!
・手書きのメニュー表が美しい(配置やバランスから思想が反映されている。→整理されているなら料理の手順も洗練されている可能性が高い。)

・間合いを保つということ。
→人と人との間、ライブ感があること。毎瞬変わっていく自分を観察しながら動く愉しさを感じる。
二者間以上が社会であるということ。


②町を観察する

・絵を描かないと、実際に歩かないと分からないからこそわかったこと。
→塀の大きな角地にある家は、自民党支持が多い。(選挙ポスターを貼ろうと思って気づいたこと。)
何故?→角地は本家だから。→面倒見がいい。車庫も二つ作れたり、そもそも場所も資産価値が高い。代々政治家と繋がっていたり、近所付き合いも多い。



③まちの『重力』をならす。

・市毎の重力バランス
ex.川越市の広報には、毎回オンブズマン制度が載っている。(市政に対する苦情を、中立的な立場の人が聞き取ってくれる。)→小さくなりがちな声を拾う仕組み。他には福祉サービス(PCR検査を22時以降も受けることができたり。)

どっちがいいとか悪いではなく、どこに重力(思想の重き)を置いているのか?

他にも
・グレーチングの目の荒さ→ヒールや目の不自由な人、杖を使う人に重きを置くのか?それとも水捌けに重きを置くのか?


方条さん『ディベートしない話し合い』編

・個人の自由と社会の自由
個人の自由→1人で好き放題やること。一人暮らし、ゲーム三昧、暴飲暴食。

社会の自由→他者の自由を侵食しない自由。
行きすぎると?→騒音おばさん

つまり、個人と社会の自由バランスを取る必要性が出てくる。生きている限り、永遠の微調整が続く。
ここのバランスはどこか?と問うだけでも、ラインは引きやすくなる。

・ディベートしない話し合いについて
・自分が正しいという前提で話さない。
・誰もが発言できる→参入障壁を下げる


最後に個人稽古の手がかりについて伺ったのですが、それも重力バランスとのこと。

普段の動きの中で力んでいるところに集中し、とにかく力を抜き続けること。負担のない動き、力みのない感覚に注意を向けていきたいものです。

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