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平戸で歴活 その1(2020/11/22)

コロナ禍により県外に出られないため、県内で歴活(歴史活動)。
何と、40年ぶりに平戸を訪問しました。

①平戸城

平戸港から望む平戸城。

平戸藩松浦家の居城として享保3年(1718年)に完成。城郭として珍しい山鹿流によって建てられた。天守は復元。現在、大規模改修中(~2021年3月)につき有料エリアに入ることができず、外観のみ。

平戸瀬戸を見下ろす小高い丘の上にあり、港からくっきり見えるところにあります。三層の可愛い天守閣ですが、当時は威容を誇った建物だったのではないかと思います。

②松浦史料博物館

昭和30年(1955年)に平戸松浦家より資料等の寄贈を受けて設立。建物は明治26年(1893年)に建てられた松浦家の私邸を利用したものです。

平戸松浦家に伝わるお宝を展示した素晴らしい博物館かと思います。
フラッシュなしなら館内撮影も可。
展示物の一部を紹介します。

徳川家康朱印状
伴天連追放令
吉田松陰が平戸遊学の際に献上した萩焼茶碗
関船模型


③松浦隆信(道可)像

松浦隆信(道可)像。
1550年、平戸にポルトガル船が初めて入港した時の松浦家の当主です。

④吉田松陰宿泊紙屋跡

1850年、当時21歳の吉田松陰が家学である山鹿流兵学を修めるため平戸に遊学し、50数日間滞在しています。先に掲載した萩焼茶碗はその時に献上したものです。松陰の平戸遊学は司馬遼太郎の小説「世に棲む日々」にも印象深く描かれています。

最後に、ホテルから見たライトアップされた平戸城の写真を掲載。

オランダ、王直関係は(その2)以降でアップします。

平戸城は大規模改修を経て2021年4月に再オープンしています。平戸の歴史をデジタルアートで体験できたり、国内に珍しい、櫓に宿泊できる「城泊」も行っています。(宿泊料は物凄く高いです・・)立派なHPもありますので、以下、リンクを貼っておきます。

*この記事は2020年11月22日のFacebookへの投稿を加筆・修正したものです。

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