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怪我の功名

ただでさえ調子の悪かったニックスにコロナのセーフティプロトコルの波が。。しかし、当初考えていたよりもこの期間にポジティブ要素がみられたので、特に三人の選手にフォーカスを当てて触れていきたいと思います。

フォーニエ

まずはここ最近のニックスでまず特筆すべきなのはこの男。ここ最近までは全然調子の上がらなかった彼ですが、日本時間12月19日のボストン戦からかなりいいです。なにがいいかって、彼を契約したニックスの思惑通りの活躍の仕方をしてくれている。

ニックスは彼のシュートだけではないところに期待していました。具体的には、去年のブロックではできなかったリングに向かった縦の動き。それがこの数試合はすごくできてる。彼以外のボールハンドラーがいなくなったことによってオフェンスでの役割が大きくなって、ハンドラーとしての役割が増えたことが大きいです。これはみんなが戻ってきてもぜひ継続して続けてほしいです。

デュース・マクブライド

彼もセーフティプロトコルに入ってしまったけど、前回のロケッツ戦での活躍はいい。非常にいい。具体的には二つ。

一つ目は判断の早さ。行ききるときと、それをあきらめて他の人に任せるときのタイムマネジメントが抜群。あれだったら任されたほうもシュートまでなんとか持っていくことができます。

二つ目は逃げ道を常に確保していること。自分が仕掛けているときに常に別の選択肢の道を残しています。だからこそDFは迷って中途半端になるし、もし無理でもそこから継続して違う攻めに方向転換することができます。

今の時点で、彼はニックスのエースPGになれることをここで宣言しときます。(笑)

ランドル

最後はやっぱりこの男。ランドルはここ二試合非常にいい活躍をしています。

主な要因として考えられるのはケンバの復帰。ニックスのOFの起点がランドルからケンバになったことによって、ランドルが「使う選手」ではなく「使われる選手」となりました。ランドルのフィジカルやテクニック等は「使う選手」の時はどれも中途半端なものとなってしまいますが、「使われる選手」となることによってどれも万能な選手へと変身しました。先日noteでこのことを書いた僕としてはそれが証明される形となってうれしい限りです。

雨降って地固まる

最近のニックスはなんだか雰囲気がよくなってきたような気がしないでもないでもない(笑)

期待値の高さの割に結果がついてこないというのはなんなら一番精神的にきついかもしれません。でも、だからこそ、そんなつらい時をのりこえることができたら今シーズンのニックスはより強く結束できるのでは!?と期待しています。

このつらい時が、後から振り返ったらいい思い出になることを信じて。

Go Knicks

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