99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE 簡易感想

6月3日 Amazon primeにて鑑賞

Introduction

常に事実だけを追求し、99.9%逆転不可能と言われる事件で無罪を勝ち取ってきた深山(松本潤)。

所属する斑目法律事務所の刑事事件専門ルームは、新所長となった佐田(香川照之)のもと、新米弁護士・穂乃果(杉咲花)も加わり、日々事件に挑み続けていた。

ある日、彼らのもとに舞い込んできたのは、15年前に起きた天華村毒物ワイン事件に関する依頼。

その事件には、謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘エリ(蒔田彩珠)が関わっていた。

一見善良そうな南雲だが、果たして彼は敵なのか、味方なのか?

深山たちは、村で出会った青年・守(道枝駿佑)の協力も得ながら、15年前の事件を徹底的に調べることに。

やがてある可能性に行き当たり、奇跡の大逆転かと思われたが、それは巧妙に仕掛けられた罠だった…。

事実だけを追求してきたはずの深山が、まさかの冤罪を生んでしまうことに!?

斑目法律事務所に訪れた最大のピンチ!

果たして深山たちは、0.1%の事実にたどり着くことができるのか―― ?

映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』公式サイト

・ドラマ版を見たことがないからついていけるだろうかと少し不安だったが、全然ついていけて安心した。初心者にも優しい(?)
・最初に河野さんと明石さんのやりとりがドラマ版を見ていないからガチで喧嘩しているのかと思ってハラハラしてしまった。事件の真相を知るために実際にその時の様子を再現するところから始めているのが深山先生のやり方の説明と物語に入り込みやすくする二つの役割になっていて好き〜ってなる。映画の主軸となる事件とは別の事件でやることで深山先生の有能さも分かるからその後にある失敗(失敗と言っていいのかは微妙だけど)がまた映える。
・深山先生の変人特有のどこか闇のある感じがいいなと。多分ドラマ版で詳しく描かれているだろうからいつか見たい。個人的に最近の松潤はナイーブな役柄が多いなと思うけど、私はこういう役の演技が一番好きだなぁ(ナイーブな演技も好きだけど)
・最後のエリととある人物が対面するシーンの二人の演技が心に来た。あそこでエリに恨まれたり、怒りをぶつけられたりしたほうがその人にはきっと楽だと思う。だけど、エリはただ会釈をしただけなのが優しくて、優しいからこそ残酷でもあると。事件の真相が真相なだけに……

総じて面白かったのでドラマ版も見たいなぁ全然配信されていないっぽいので難しいけど。

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