見出し画像

ライフプランを明確にする『金融リテラシーを初めから学んでいく』

今回は『最低限身に付けるべき金融リテラシー』の分野2:生活設計の『ライフプランを明確にする』を学んでいく。

ライフプランって何を考えたらいいの?

「ライフプランを考えよう」と言われても、何から始めたらいいのか全くわからない。そもそもライフプランて何?

ライフプランとは?

長い人生の中には、お金がかかるライフイベントがたくさんある。それらのイベントが「いつ」起きて、「どの程度の費用」が必要になるかをあらかじめ具体的に想定しておくこと。

どんなライフイベントが待ち受けている?

結婚、出産、就職、転職、住宅購入、自動車購入、子どもの進学、親の介護など

自分に待ち受けるライフイベントを考える

まずは自分の属性を挙げていく

  • 自分35歳、妻35歳、子ども10歳と9歳

  • 車あり(完済、10年乗ってる、走行距離約7万)

  • 家あり(ローンあり、残り25年)

これからの10年で考えられるライフイベント

  • 車の買い替え(想定:5年後)

  • 子どもの進学(2人分)

    • 高校受験+学費

    • 大学受験+学費

  • 毎年家族旅行(希望)

子ども:中学生になる、そして高校生へ

2026年と2027年に子どもがそれぞれ中学生になる。
中学受験は考えていないので、中学までの塾代や受験費用はなし。
中学3年間と高校3年間にかかる費用を考える
高校はどうするかを決めていないが、一旦は公立で考える
2029年と2030年にそれぞれ高校生になる

文部科学省の「子供の学習費調査(令和3年)」より

公立中学校の年間費用:539,000円
公立高校の年間費用:513,000円
※これらの金額には塾代や習い事、受験費用なども含まれている。

2026年 ⇒ 年間539,000円
2027年 ⇒ 年間539,000円 × 2 = 1,078,000円
2028年 ⇒ 年間539,000円 × 2 = 1,078,000円
2029年 ⇒ 年間539,000円 + 513,000円 = 1,052,000円
2030年 ⇒ 年間513,000円 × 2 = 1,026,000円
2031年 ⇒ 年間513,000円 × 2 = 1,026,000円
2032年 ⇒ 年間513,000円

大学はどうする?

費用面を考えると、国公立大学が良い。
ひとまず学力は置いておいて、国公立で考える。

  • 学費:入学~卒業 約250万

    • 初年度平均:80~90万

    • 複数受験の場合:入学金を複数支払い

    • 合計で150万以上になることもありそう

    • 2年目以降:年間540,000円

  • 学費以外:受験料、交通費、修学費など

    • 諸々で約10万/年以上

  • 生活費:一人暮らし

    • 約10万/月

これだけの費用が2人分

2032年 ⇒ 高校年間513,000円 + 大学初年度 = 約200万 + その他費用
2034年 ⇒ 年間540,000円 + 大学初年度 = 約200万円+ その他費用
2035年 ⇒ 年間540,000円 × 2 = 1,080,000円+ その他費用
2036年 ⇒ 年間540,000円 × 2 = 1,080,000円+ その他費用
2037年 ⇒ 年間540,000円+ その他費用

費用が安いと言われている国公立大学でこの費用…
留年すればさらに費用がかさむ。
数百万の貯蓄と学生ローンや奨学金を使わなければ破産まっしぐら。

車の買い替えと家族旅行はどうする?

絶望的…
元々車にこだわりはゼロなので中古の軽自動車で良い。
家族旅行は、これから考える。

シミュレーションは…

シミュレーションするまでもなくジリ貧状態。
唯一の救いは、子どもそれぞれに学資保険があることくらい。
ただ、初年度の費用で全部消えるけど…

まとめ

これから費用が掛かっていくことはわかっていたけど、実際に数字にしてみるといよいよ厳しいことが実感できました。
正直、今の収入ではどんなにやりくりをしても賄いきれないので、収入アップは必須条件ということも気付けました。
今の仕事では、これ以上の収入アップは全く望めないので、副業や投資などでお金を増やしていく必要がある。
ひとまずは、今の収入と支出を見直していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?