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2023年度高校日本代表候補 第1次メンバー紹介 CTB その1

【CTB】その1

阿部煌生(流経大柏)
中学時代は太陽生命カップに出場。高校では1年時から試合出場に絡み、花園ではFBで先発出場を経験。新チームになると、インサイドセンターで主力に定着。選抜大会は準々決勝に進出したが、コロナの影響で棄権した。6月の関東大会では國學院栃木、東海大相模を下してAブロック優勝を達成。また、U17関東の主力としてKOBELCO CUPで活躍し、U17ユーストレセンメンバーにも選出された。花園ではポジションを10番に移し、タレント揃うチームで司令塔を担ったが、3回戦で京都成章に敗れた。最終学年になると主戦場をアウトサイドセンターとする。今年の選抜大会では1回戦で大阪桐蔭に敗れた。
仕掛けるランと突破力から生み出すアタックが魅力。視野が広く、効果的なキックも光る。

内田陽太朗(東福岡)
2年時にサニックスワールドユースで公式戦を経験。U17九州の主力として活躍し、KOBELCO CUPの優勝に貢献。U17ユーストレセンメンバーにも選出された。最終学年となり、今年4月に行われた東北復興高校ラグビー交流会には出場したものの、他試合での登場はわずか。今後メンバーにどう絡むか注目される。
コンタクトの強さが魅力で、タックルが光る。

梅木颯斗(黒沢尻工業)
2年時よりアウトサイドセンターで主力に定着。花園は予選決勝で黒沢尻北に敗れ、出場はならなかった。最終学年になると主将に就任。2月の東北新人大会で仙台育英を下して3位となり、選抜大会に出場。選抜では初戦で佐賀工業に大敗した。1、2年時にTIDキャンプに参加。
抜群のスピードをいかしたランが持ち味。コリジョンでも強さを発揮する。

神拓海(東福岡)
2年時の花園2回戦にて10番で先発を経験。最終学年となり、主力に定着。1月の県新人戦や2月の全九州大会ではSOで出場する試合もあったが、その後インサイドセンターを定位置とする。選抜大会は12番で全試合に先発し、チームの準優勝に大きく貢献した。また、5月のサニックスワールドユースでは初優勝にあと一歩と迫った。
安定したプレーでゲームコントロールする。状況判断にすぐれ、巧みなランやオフロードパスから好機を演出する。

佐藤楓斗(尾道)
熊本から尾道に入学。1年時からCTBのレギュラーを担い、花園では3回戦に進出。2年時の選抜大会では2回戦で敗退するも、花園では2回戦でシード校の常翔学園を撃破。続く3回戦では長崎北陽台に惜敗した。また、U17中国の主力として、KOBELCO CUPで活躍をみせ、大会優秀選手に選出された。最終学年になると、主将に就任。今年の選抜大会では1回戦で國學院栃木との激闘の末、惜しくも敗れた。
圧倒的なコンタクトの強さが持ち味。相手をぶち破る突破に加え、タックルの強さも際立つ。守備範囲の広さも必見。

白井瑛人(桐蔭学園)
中学時代は神奈川県スクール代表として全国ジュニア大会に出場。高校では2年時より先発に定着。選抜大会ではFB、準々決勝以降は中瀬亮誠(明治大1年)の負傷もあり、CTBを務めベスト4に貢献。また、U17関東の主力として、KOBELCO CUPで活躍。花園は予選決勝で東海大相模に1点差で惜敗し、出場を逃した。最終学年となり、今年の選抜大会では怪我の影響によりその多くを欠場、決勝戦の終了間際のみ登場した。その後、戦列に戻り6月の関東大会などでは高いパフォーマンスをみせている。
強靭な体幹をいかしたラインブレイクが最大の魅力で、強さが光り攻守に輝く。

白石空(関大北陽)
1年時にはTIDキャンプに参加。2年時にはU17近畿の主力としてKOBELCO CUPで活躍。U17ユーストレセンメンバーにも選出された。最終学年となり、アウトサイドセンターで主力に定着。今年の選抜大会では1回戦にて國學院久我山に1点差で惜敗した。
スピードとサイズをいかした縦の突破が魅力。スキルが高く、万能な選手。

髙﨑大我(桐蔭学園)
2年時の選抜大会では主力の怪我等もあり、CTBを担い、ベスト4に寄与。最終学年となり、今年の選抜大会では12番で全試合にフル出場し、4トライをマークする活躍でチームの優勝に大きく貢献した。チームには同じく高校日本代表候補のCTB、諸田章彦と白井瑛人がおり、高レベルな争いが繰り広げられる。
コンタクトが強く、前への推進力が素晴らしい。好機への嗅覚もあわせ持つ。

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