見出し画像

2024年10月【今月の珈琲・10%OFF】ボリビア サマイパタ ロドリゲス農園 SL34

#今月の珈琲 ・ 50%OFF!!! 】

2024/25コーヒーシーズンスタート&10月1日はインターナショナルコーヒーデーを記念して今月は50%OFF!!!

■ボリビア サマイパタ ロドリゲス農園 SL34

酸やボディの質感も厚みがあるフルーティーなマイクロロット


ボリビア サマイパタ ロドリゲス農園 SL34

【スペック】

生産地:ボリビア サマイパタ
標高:1500-1850m
栽培品種:SL34
精選方法:ウォッシュド・アナエロビック
焙煎度:ミディアムロースト
カッピングコメント:チェリー、ブルーベリー、ハニー、グレープフルーツ、シュガー

【店主コメント】

ケニアで栽培されている主要品種SLを中米、主にコスタリカに持ち込んで栽培する動きが起きてしばらく経ちますが、とうとう南米はボリビアでもSLを栽培したようです。個人的に中米より南米でSLを栽培するとどうなるか大変興味があり、けっこうな価格のコーヒーでしたが飛びついてしまいました。ちなみにSLとはScott Laboratoryの略でして、ケニアにあるコーヒー研究所で品種改良された栽培品種はSL。その後にナンバリングされており、このコーヒーはNo.34。そこでSL34という栽培品種になります。

味覚的にはなかなか尖ったコーヒーでしてSL34特有のグレープフルーツやオレンジを感じさせるフレーバーにアナエロビックの発酵感が重なり、キャラクターがしっかりしています。酸やボディの質感も厚みがありフルーティーなロットです。ケニアのSL34と違う点はそこまでベリー感が強くないところでしょうか。

正直言うと酸味の強いコーヒーです。敬遠されるかもしれませんが、たまにはこういうコーヒーを今月の珈琲にするのも良いかと思いまして抜擢しました。

【プロフィール】

Los Rodriguez農園はボリビアで新品種を開発しています。新品種を開発するのには長い時間とコストがかかります。Batian、SL-34、SL-28、Pacamaraは、Los Rodriguezでのみ生産できる限定品種で、高級ナノロットです。これらの品種は生産量が少ないため、コストが高くなっています。これらの品種は、Caturra、Catuai、Bourbonに比べて、少なくとも35%は少ない生産量となります。これらの品種の生産コストははるかに高いです。(1ヘクタール当たりの栽培面積が少ない、手摘みが厳しく、精製コストも厳しい)

さらに、Coffeeologyを使って精製されるため、コストが高くなります。特別なステンレスのタンクで長時間のコントロールされた発酵、機械でゆっくりと乾燥させる、というプロセスや機械はどれもコストがかかります。すべてのロットはラボで管理され、専門家が発酵と乾燥におけるバクテリアと微生物をコントロールしています。長時間の発酵や乾燥はしっかりとコントロールされ、監視されなければ、よくない微生物がコーヒーに入り込む可能性があります。そのため、すべてのプロセスが安全な食品管理に基づいて行われています。私たちは、新しい開発や、温度・酸素・圧力・製品の回転・inoculateなどのコントロールをする自社製のバイオリアクター(Bioreactor)を持っており、それぞれのプロセス、そして農園現地でたくさんのリサーチが行われています。

--
//たぐち珈琲豆店
〒133-0054 東京都江戸川区上篠崎4-29-11
https://www.taguti-coffee.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?