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国家の機密情報を教えてくれるカイト

カイト「今から国の情勢を変えてみせる。」


カイト「ねぇねぇ総理大臣くん、ちょっと今お金に困っててさ3億円ほど欲しいんだけど」

総理大臣「え、3億?3円の間違いでは?」

カイト「いやいや、正真正銘の3億円だよ。それも現金で欲しいんだ」

総理大臣「3億円かぁ、、、まぁ国全体で見たらそこまで苦しい金額ではないけど私たち政府が君へ支払うことはできないよ」

カイト(彼は僕がスパイなのを知らないみたい。見てて)

カイト「ところで総理大臣くん、新兵器の開発は順調かい?」

総理大臣「いやそれが信じられないくらい上手く進んでて〜......あっ、」

カイト「おっ、どうやら順調みたいだね。それは良かった」

総理大臣「いやいや、ただの一般人である君がなんでこのことを知ってるんだい?」

カイト「実は僕、ドイツ政府から派遣されたスパイなんだよ」

総理大臣「つ、つまり何が言いたいの?」

カイト「確か君たちはこの新型兵器を奇襲として使いたいみたいだから他国に知られたら不味いよね。それも今、敵対視しているドイツにバレると余計に。」

総理大臣「わ、分かったよ。3億円支払うよ」

カイト(ほら、簡単に貰えた)

カイト「ありがとうございまーす」

総理大臣「でもいくらスパイだとしてもこの情報はそう簡単に分かるはずない。一体どうやってこのことを知ったの?」

カイト「カイトをフォローしてるから。」



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