リベンジに向けた努力の結晶
こんにちは、たぐもんです。
今日はこちら。
『ダイヤのA』 The MUSICALを見てきました。
原作は未履修ですが縁あって観劇することに。
コロナ前に上演予定だったようですが中止になり、2年の時を経てスタートを切った作品とのこと。
まがいなりにも舞台事情が分かってきたので、この復活は一筋縄ではいかなかっただろうなって思って見てました。
ここからはネタバレ含めた感想を書きなぐっていきたいと思います。
物語は主人公の沢村が青道高校に入部するところから夏合宿終了まで。
甲子園手前の時系列のはずなのでそこで終わるんかい!って思って終わりました。
続きが見たくなりますね。
舞台セットはグラウンドを模したものにベンチの出入り口とその上が乗れるようになった台、適宜演出で出てくるバックフェンスが奥の壁に置かれている、そんな感じでした。
総じて一番強く感じたのは野球の動きに全く違和感がなかったこと。
いくら役者とはいえ経験がなかったら身に着けるのはなかなか時間がかかると思います。
それが全く違和感なかったので相当努力してものにしたんだなというのが伝わってきました。
凄かったです。
物語は原作をなぞっていたでしょう。
(未履修なので分からない)
沢村の様々な葛藤がテンポよく描かれていました。
公演時間は2時間でしたが、かなり濃厚な時間だったなと思います。
途中まだ1時間しかたってなかったのかと思えるくらいでした。
特に後半のクリスの物語はカッコ良すぎてしびれましたね。
そしてアンサンブルの方々も毎度のごとくすごい。
沢村を送り出す中学生から青道の部員に敵の部員まで、多くの役をこなしダンスも歌もやって舞台を盛り上げていました。
そして画の見せ方。
グラウンドを表現するには小さい舞台を、ピッチャーキャッチャーともに前を向いたり、端と端を使ったり、様々な方法で絶妙な距離感を表現できていたと思います。
ファールポールも適宜隠れたり部員集合の象徴に使われたりと余すところなく活用していました。
SEもこだわっていましたね。
打つ音はもちろん、球の伸びる音やミットに収まる音などを演技と共に鳴らすことでより没入感を高めることができていたと思います。
細かい作り込みがしっかりしていました。
ぱっと感じたことは以上です。
このリベンジに向けて様々な人が努力し、作り上げたのが伝わってきた舞台でした。
しかしとにかく続きが気になりますねこれは。
まずは無事に完走してもらって、続編に期待したいと思います。
それではまた明日。
お読みいただきありがとうございました。
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