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【いざ!!!】2024 J1ざっくり戦力分析&順位予想

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。

昨シーズン見事に的中が1個しかなかった私です。反省してまーす(某スノーボーダー風)

さあ、それに懲りずに今シーズンも北から順にやっていきます。

順位予想は外すためにある。

北海道コンサドーレ札幌

(昨年12位/予想順位14位)
就任7年目のペトロヴィッチ監督の攻撃サッカーは健在だが、昨シーズンは脆さを見せる試合も多かった。安定感を見せることが上位へのカギ。降格圏とはほぼ無縁だが、上位にもいかないここ数年間のもどかしさを払拭したい。
補強は各ポジションで顔となっていた選手は抜かれたものの、いわきの最終ラインで実力を示してきた家泉伶依、川崎で優勝・横浜FCと東京Vで昇格経験のある長谷川竜也や横浜FCでブレイクした近藤友喜といったドリブラーも獲得し、できる穴は埋めた印象。さらにはG大阪から戻ってきたかつてのエース、鈴木武蔵の復活にも期待。

鹿島アントラーズ

(昨年5位/予想順位11位)
岩政大樹監督からJリーグでの実績豊富なポポヴィッチ監督に交代。経験豊富だが近年は結果を出せていないのが気がかり。
補強面では加入よりも流出が多くそこでも苦戦した印象。指揮官と同胞の新加入FWチャヴリッチの爆発と、昨シーズンの早川友基のような、各ポジションで一本立ちする若手が一人でも多く生まれることが常勝軍団復活のカギを握る。もともと献身性には定評のあった知念慶のボランチコンバートは良くも悪くも気になる。

浦和レッズ

(昨年4位/予想順位2位)
スコルジャ監督からノルウェーで実績を残してきたヘグモ監督に交代し、補強面では2006年のリーグ制覇したときのような「これぞ浦和」といった大型補強を敢行し、楽しみなスカッドが出来上がった。新指揮官の戦術のフィットの速さによっては常に優勝争いが期待できる。
目を引くのはアタッカー。ローマから加入のソルバッケンや復帰した松尾佑介や誰が出ても遜色ないのは脅威。FWにも対戦相手として苦しめられた前田直輝(名古屋から)や2022年J1得点王のチアゴ・サンタナを清水から迎え入れた。現有戦力もWでベストイレブンを獲得したショルツとホイブラーテンの最終ラインをはじめ、バランスが良い。

柏レイソル

(昨年17位/予想順位18位)
昨シーズンは常に低空飛行で苦戦。井原正巳監督のもと勝点を拾えるようになり、天皇杯準優勝と意地を見せたものの、今シーズンも苦戦は免れないか。
補強はボランチをはじめとする中盤の流出が相次いだが、京都から大型FWの木下康介、J2では長年評価されてきた白井永地(徳島から)やドリブルが武器の島村拓弥を熊本から獲得。絶対エースの細谷真大やマテウスサヴィオといった換えの聞かない存在の負担をいかに減らせるかもカギとなる。

FC東京

(昨年11位/予想順位9位)
エンブレムも一新して挑む今シーズン。そろそろ戦力と補強に見合った成績(中位からの脱却)を残したい。小柏剛(札幌から)やボール奪取に優れた高宇洋(新潟から)など適材適所の補強が光るが、遠藤渓太(ブラウンシュバイクから)や荒木遼太郎(鹿島からレンタル)といった才能のかつての輝きを取り戻せるかも注目ポイント。町田と東京Vが上がってきた中、首都の威厳を保てるか。

東京ヴェルディ

(昨年J2リーグ3位/予想順位20位)
16年ぶりに帰ってきたJ1の舞台。例年より引き抜きは最小限に抑えたものの、J1では小粒感は否めない。
大崩れしない城福浩監督のチーム作りには期待が持てるが、前半戦にいかに一つでも多くの勝点を稼げるかにかかっている。伸びしろは抜群のチームなので、恐れることなく前に進みたい。特にJ1初挑戦となる見木友哉(千葉から移籍)や、ユース出身の主将・森田晃樹といったところがどのくらいやれるのかは興味深い。

FC町田ゼルビア

(昨年J2リーグ1位/予想順位11位)
予想こそ11位だが、ダークホースになりゆる存在。混戦だったJ2を突き抜けた上、派手な補強の初年度でのJ2優勝という成功体験は大きな自信になり得る。昨年ほどの派手さはなくても今シーズンも昌子源(鹿島から)や柴戸海(浦和からレンタル)といった適材適所に実績ある選手を加え、J1最大の登録選手数となったが、黒田監督は昨年に負けない強いチームを作ってきそう。絶対的エース・エリキの不在が響きそうな前半戦に昨年同様のスタートダッシュができれば上位争いも。

川崎フロンターレ

(昨年8位/予想順位5位)
一時期の圧倒的な強さが影を潜め8位に沈んだ昨シーズン。もう一度強い川崎を取り戻すための転換期の大事な一年になる。
宮代大聖や山根視来といった流出も多かったが、甲府で代表に選ばれた三浦颯太や、ゼ・ヒカルドやエリソンといったかつていた優良助っ人にも引けを取らない前評判の新外国人は豪華。ACL敗退を逆にプラスに替え、リーグ戦の奪還をリーグ屈指の層の厚さで狙う。

横浜F・マリノス

(昨年2位/予想順位4位)
連覇を逃し、マスカット監督からオーストラリアの英雄・キューウェル監督が就任。持ち味の攻撃サッカーは続きそうだが、実力未知数な不安もある。
補強では加藤蓮(東京Vから)や山村和也(川崎から)など各ポジションに安定感のある選手を獲得したが、角田涼太朗や西村拓真といった攻守の要を抜かれたのは痛手か。それでも強力な助っ人トリオは揃って残留。前監督が築きあげたスタイルにどう色を付けていくのかは大いに注目。

湘南ベルマーレ

(昨年16位/予想順位19位)
ここ数年は残留争いが続いている。毎年強い時期はあるだけに安定感をつけたい。
攻撃面で昨年ブレイクした大橋祐紀を引き抜かれたが、Jリーグでの実績のあるルキアンを福岡から獲得。さらに磐田ではチームメイトで、昨年J2でもアシスト王だった鈴木雄斗を獲得し、彼を活かす環境を揃えたといっていい。
持ち味の走るサッカーに勝負強さと安定感をつけ、残留争いから少しでも遠ざかる成績を残したい。

アルビレックス新潟

(昨年10位/予想順位8位)
久々のJ1だった昨シーズンは堂々の戦いぶり。劇的な勝利も多く苦しんだJ2時代が無駄ではなかったことを証明した。ベストヤングプレーヤーの三戸舜介の流出は痛いが、甲府で安定した成績を残した長谷川元基の獲得は大きい。他にも鳥栖から小野裕二、いわきで攻守の要だった宮本英治といった楽しみな選手も揃えた。昨シーズン以上の飛躍を遂げる可能性は大いに秘める楽しみなチームだ。

ジュビロ磐田

(昨年J2リーグ2位/予想順位13位)
「補強禁止」の逆境を乗り越え、最終節での逆転昇格を掴みとった。補強が解禁された今シーズンは助っ人四人や、J2でブレイクした高畑奎汰(大分から)や平川怜(熊本から)といった楽しみな選手から、百戦錬磨の経験を持つ川島永嗣も最後に獲得。苦しんだ2年前のJ1の二の舞にならぬべく積極的に動いた。助っ人陣のフィットの速さ次第ではあるが、横内監督がまずは目指す「勝点40」に早めに到達し、上位をかき回したい。

名古屋グランパス

(昨年6位/予想順位12位)
安定して上位にはつけたが、もったいない試合も多かった昨シーズン。
攻撃陣の補強は福岡で実績を残し続けた山岸祐也や、清水で快速ウインガーとして8ゴールをあげた中山克広といった実力者に加え、長年Jリーグで結果を残してきたパトリックに、ユンカーの完全移籍にも成功し層を厚くした。
一方で中谷進之介や藤井陽也を引き抜かれた守備陣の層の薄さは気になる。甲府でブレイクした井上詩音や、福岡から三國ケネディエブスといった獲得には成功したが、上位を狙うにはさらなるニューヒーローの出現が求められる。

京都サンガF.C.

(昨年13位/予想順位17位)
4年目となる曹貴裁監督のもと、戦術が浸透しており成熟した感がある。さらに上位を狙いたい。
攻撃力は年々強さを増しており、派手な補強はなくとも昨年二桁得点をあげた豊川雄太や途中加入で7点を奪った原大智らは残留。
課題となった守備陣には清水で主将を務めた鈴木義宜や、監督とは湘南時代以来の共闘となる鈴木冬一などを獲得。昨年とは違った安定した守備力で確実に勝点を積み上げたい。

ガンバ大阪

(昨年16位/予想順位15位)
かつての三冠王者もここ3年は残留争いに苦しむ。それでも補強に関しては名古屋から中谷進之介や柏から山田康太、さらには宿敵C大阪から松田陸と鈴木徳真という2枚取りも敢行したところはクラブの意地が感じられる。特に鈴木徳真はポヤトス監督のサッカーを徳島時代に受けていることもあり、フィットに時間はかからなそう。戦力のバランスは保たれただけに、昨年の終盤のような失速と前線の得点力不足は避けたいところ。

セレッソ大阪

(昨年9位/予想順位6位)
クラブ創設30周年イヤーとなる今年こそ、リーグタイトルを狙う。山中亮輔や鈴木徳真の流出はあったものの、川崎一筋でタイトルの味を知る登里享平、札幌からルーカス・フェルナンデスと田中駿汰の2枚取りなど、ピンポイントに補強した。前線のスリートップを占める強力な助っ人にも期待。昨年終盤の決定力不足の課題克服から優勝争いに加わる可能性を見出したい。

ヴィッセル神戸

(昨年1位/予想順位3位)
悲願の初優勝からはじめて追われる立場で迎える今シーズンは、主力はほぼ残留かつ、特に中盤が連覇に向けて強力になった。
福岡で躍進に貢献した経験豊富な井手口陽介や、長崎で必要不可欠なボランチとして支えた鍬先祐弥といったボール奪取力に優れたボランチの争いは見どころの一つ。MVPの大黒柱・大迫勇也には川崎から覚悟を持って移籍した宮代大聖が挑み前線も活性化。安定感のある戦いが昨年同様期待できそう。

サンフレッチェ広島

(昨年3位/予想順位1位)
就任から2年連続3位と結果を残してきたスキッペ監督の3年目。優勝に向けてもっとも脂が乗った状態と言っていい。
主力はほぼ残留し、補強はレンタルバック2名+昨年湘南で13ゴールと最もブレイクした日本人FWの大橋祐紀を獲得したのみだが、それでも結果を出してきた強みがある。
昨シーズンは途中離脱のあった11番・満田誠や加藤陸次樹、マルコスジュニオールといった昨年途中加入組の開幕からの好成績も見込める。新スタジアム初年度は結果を出せないといったジンクスを打ち破れるか。

アビスパ福岡

(昨年7位/予想順位7位)
エレベータークラブだったのも今は昔。残留争いとも無縁のシーズンを送り、クラブ初タイトル、クラブ最高順位と記録づくめのシーズンとなった。山岸祐也や井手口陽介といった主力の流出は少なくなかったが、松岡大起や岩崎悠人といった抜かれた穴を的確に埋めうる選手や、前線にはスイス代表経験もあるナッシム・ベン・カリファを獲得。長谷部茂利監督が語る「常に上位で戦えるチーム」になるための役者は揃った。

サガン鳥栖

(昨年14位/予想順位16位)
昨年は年間通して中位より下を彷徨う消化不良なシーズンに。3年目の川井健太監督の理想となるバランスが保たれた美しいサッカーで結果も両立したい。
小野裕二や岩崎悠人といった攻撃の軸は抜けたが、東京Vの昇格に貢献した中原輝や、Jリーグを共に知るヴィニシウス・アラウージョやマルセロ・ヒアンといった助っ人など、新たな武器を手に入れた。課題の守備も経験豊富な丸橋祐介(C大阪から)やパリ五輪世代の木村誠ニ(FC東京からレンタル)など4バックを的確に補強。Jリーグ初挑戦の奈良クラブで最後尾から支えたスペイン人GKのアルナウも面白い存在だ。

今年の順位予想をまとめたものがこちら


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