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山に入る前に

キノコや山菜を採取したりキャンプなどのためにこれからの季節、山に入ろうと予定されている方も多いかと思います。
いつも入っている所だからと油断して足を滑らせたり、現在地が分からなくなったり、疲労で動けなくなったりなどの理由で毎年行方不明者の捜索が行われています。
私も災害派遣要請を受けて何度か参加したことがありますが、複雑に入り組み草の茂る山の中を大人数が横隊に散開して巻き狩りのように探し、空中からもヘリコプターが探しますが、中々見つからないのが普通です。
「ちょっと行って来るだけだから」と弁当だけ持って家族に行動範囲も報せずに行くと、結果ものすごい人に迷惑を掛け、大金を支払うう事になりかねません。
・まずはどこからどこまでの間で動くという行動計画を家族に知らせる
・登山であれば登山計画書を提出する
・警笛と懐中電灯は必ず準備する
・乾パンやチョコレートなどの非常用の食べ物を携行する
・携帯電話は防水の処置
・晴れていてもカッパ等の雨具は背負い袋に入れておく
以上は最低限必要なことですが、ホームセンターなどで売られているスズランテープを1巻持っておき、遭難した時に周囲の木などを利用して目の高さに張っておけば捜索隊に遠くから見付けてもらえます。

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