新体制18

ツエーゲン金沢2020選手名鑑 ~MF・FW・監督編~

どうも、カール・アンダーソンです。今回は、真ん中から前の方にいる人達の紹介でございます。公式HPのポジション表記に準じて書いていきますのであしからず。なんかキレ悪いな。ハリウッド・ザコシショウが僕のモノマネウケるまでやってたからかな?まあいいや、それでは参りましょう。あっ、GK・DF編見てない人はちゃんと見て下さいね。

ミッドフィルダー CH、SH

6、大橋尚志

とある大物さんがポツッと言ってしまった事から「マダムキラー」の異名が独り歩きしているザ・縁の下の力持ち。Football Labさんのデータがその凄さを物語っているのだが、分かりやすい数値に名前を残していないのも事実。昨シーズン、気持ちの良いミドルズドンをずっと待ち、首長族になってしまった筆者。ゴール無しはちと寂しい。今年はツーカーの仲である藤村くんとの連携を今まで以上に高めつつ、自分の数字も残して欲しい。この歳(23歳)でベテラン感が充満しているのは、金沢の平均年齢が低いからだという事にしておこう。

8、藤村慶太

「もしかしていなくなるんじゃねえか」選手権第1位に君臨しながら、金沢に残ってくれたJ2屈指のコスプレイヤー、もとい、サッカーIQの持ち主。金沢の中盤に必要な、空間認知・危機予測・ボール奪取・パス精度などの能力を高次元で発揮する。負けん気の強さも頼もしさの一つ。このオフに藤村慶太がもう一段階進化を遂げていたらと思う筆者。その指標は昨季の1ゴール6アシストを超える事だ。

13、大石竜平

突如、変顔メーカーとしての地位を確立し始めた竜平組の頭。最近の写真はほぼ変顔で、怖いイメージからの脱却を図っているのだろうか。昨シーズンは、ルーキーイヤーと思えないほどの試合へ向かう度胸と、長谷川くんとの「金沢特攻隊」で右サイドの攻撃で躍動してくれたが、終盤からは交代要員に甘んじた。壁にぶつかっていたように思う筆者としては、思い切り良くサイド深くに切れ込んでクロスを量産する姿が似合うと思うのだが。シーズン当初からフルパワーの大石くんが見られる事に期待。

14、金子昌広

サポ人気1、2を争うジャニ―ズ系顔立ちの業師。J3の金沢を知る数少ない男。もう14年シーズンに加入してから7年目に突入するのか。入れ替わりの激しいチームで生き残っているのはさすが。年々確実にファンを増やしている。わずかな隙を見逃さずゴール前に入っていく動きはキレを増している。目立たないが出場時間のわりにカードをほとんど貰わない事も見逃せない点。

16、本塚聖也(新加入)

コンサドーレの下部組織を経て星稜大、そして「第二の故郷」と位置づけてくれた金沢のクラブ、ツエーゲンに入団を果たした準地元産ツエ戦士。サイドを中心にSH・SBを経験しているようで、激しい上下動を行う金沢のサッカーで出場時間を延ばせるかが1年目の課題だろう。アルペンのCMでスキーを担いでいそうな、可愛らしい顔をしているので人気が出そう。早くツバを付けておかないと!ねぇ!奥さん!

18、窪田稜

Wリョウのもう一人は、昨シーズンこれからという時に、琉球戦で削られ怪我をしてしまい、悔しい時間を過ごした。推しの一人なのだが、ルーキーも続々入り、勝負の年である事は間違いない。持ち味のスピードでサイドを駆け上がる姿が多く見られるか。竜平組に毒されていないか、キャンプレポートの写真をチェックする僕ちゃんなのでした(笑)

19、島津頼盛

32番から背番号を19に替え迎えた3年目。昨シーズンは期待されながらもリーグ出場は計37分、ベンチにも10試合しか入れなかった。名前から感じる戦国武将級の漢(おとこ)っぷりとは程遠いシャレオツ番長。今年入った母校、興国の後輩に抜かれるわけにはいかないぞ。スタンドに多数存在する「RAISEI」のユニ姿が期待の証。レギュラーの壁は厚いが、這い上がれ!

20、西田恵(新加入)

サッカーの名門、大阪体育大学からやってきたサイドアタッカー。E-1で代表デビューした田中 駿汰、サガン鳥栖に入団した林 大地とチームメイトだった。また一つ上の先輩には山口から神戸に行った菊池 流帆や、水戸から広島に行った浅野 雄也など錚々たる面々が。(OBは挙げたらキリなし)西田くんにも華麗なるステップアップに期待してしまう所だが、なんとキャンプ初日に骨折にて全治3か月の一報が。別メニューで元気にトレーニングに励む姿が公式HPにUPされホッとしたが、竜平組の影響が色濃く、変顔を披露していた。リーグ後半のツエーゲンの秘密兵器となる事に期待しよう。

26、田路耀介(新加入)

初めて見た時「ん?は?」と脳内パニックに陥るほど読み方が分からなかった読み仮名。他サポで読んでいる方がいたら「田路」と書いて「とうじ」と読みます。大阪と兵庫ではまあまあ居る名前らしい。「26」は藤村くん(以前の背番号)を意識してとの事で、ライバルとして意識して貰える事ができるか。会見の際に白のアウェイユニフォームを着用して登場したのだが、感想を聞かれ「高校のユニフォームと同じようなデザイン・・・」とこっちが気を使うほどの飾りっ気の無いコメントで周囲を笑わせた。金沢で田路・高安・島津の興国トリオ旋風を期待したい。出来ればスカイラブハリケーンのようなやつを(笑)

フォワード、CF、ST

7、山根永遠(期限付き移籍延長)

昨年のリーグ終了時のツイートを見る限りでは「これは残らねぇな」と思っていたので永遠くんの残留には素直に喜んだ。金沢の7番の意味を理解し、背負う覚悟をした今シーズン。目標は「20ゴール」と大きく出たが、目標は高いほうが良い。得点王になって堂々とロティーナ監督に呼ばれるようになってくれ。J2鮮烈デビュー弾の頃から見せてきた幼さは、今年は封印したのか超金髪のヒールターンっぽい雰囲気。2、3人を引き連れて躱すドリブルテクニックとスピードはツエーゲンのカウンターの生命線だ。今年は怪我無くフル稼働してゴール量産を。J2ネクストブレイク筆頭。

9、ルカオ(期限付き移籍)

昨夏に鹿児島を救うためにギリシャからやってきた、ブラジル人らしいパワー系FW。ポストプレーやサイドに流れるプレー、ボールキープで昨シーズン金沢戦に出場した時は苦しめられた印象。岐阜との裏天王山で、右斜め45度から決めたシュートは見事だった。しかし結局、最重要課題だった鹿児島のJ2残留を果たす事が出来ずに金沢にやってきた。鹿児島でもやっていたが、金沢では更なる献身的な動きが必要となる。それに加え「目標は15ゴール」と言ってくれたので過去最高の外国人助っ人になってくれる事を願う。噂のタイ人の加入は無かったので、ルカオさんでホントに良かった。

11、杉浦恭平

令和初ゴールを決めた、金沢の看板と言ってもいいトエッターのヒョロワー数チーム内ナンバーワン選手。しかしそこまで目立ってないのは、やはり照れ屋のA型だからだろうか(わしも)。金沢では異質の足元のテクニックを持つ3児のイケメンパパ。昨シーズンは夏場に出場機会を失ったものの春と秋にはゴール、アシスト、ハードワークで金沢には欠かせないピースである事を証明し、きっちり結果として数字も残した(5ゴール4アシスト)今年も手薄であるFW陣においてドリブルやシュートで躍動するきょんぺーを見る事が出来るだろう。

17、加藤陸次樹(新加入)

広島ユース出身でU18プレミアの得点王、中央大学でもチームを二部から一部に押し上げた中心選手。前の方ならどこでもこなせるが、大学時代はややインサイドハーフをやる事が多かった。金沢での使われ方はどこの位置になるのか。即戦力として期待されているので手薄なFWの不安を解消する活躍を期待。来季の10番候補。そして、その先に見据えた夢はカンプノウ。

監督

柳下正明

4年目の金沢の指揮を執る、絶大なるサポの指示を得る闘将。「激しく襲い、素早く仕留める」ヤンツーサッカーは進化を見せ、相手の想像を上回るのか。やる事は変えずミスを減らしスピードアップという難題をクリアしなければいけない選手達。正直昨シーズンはその難題をクリアする事が出来ずに持ち越した形になっただけに、今シーズンに賭ける思いはかなりのものだろう。戦術設計士・柳下正明の手腕が問われるシーズン。特に、磐田、山雅、北九州、そして徳島と負けたくない相手が増えた。「サポーターを幸せな気分にさせるサッカー」の着地点はどこなのか。






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