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思い返せば視点を変えた、あの本

こんにちは。企業内診断士のタガックスです。

先日首都圏で大きな地震がありましたが、タガックス宅ではその際に本棚の本が崩れ落ちまして…。
片づけをしている際に「そういえばこんな本あったな…懐かしい!」というものがいろいろ見つかりました。
昔から、あまり真面目な本は買わないので、今思えばなんのために買ったのか見当もつかない本も多数あるのですが、その中でも「そういえば何気なく買ったけど、後から思えばそれなりに影響を受けた本だなあ」というものも何冊かありました。

そこで、本ブログでも書籍関連の話題が続いていることもあり、かつ私が相変わらずブログのネタ切れであることもあり(笑)ということで、今回は、掘り出した本の中から「今思えば影響を受けている逸品」をご紹介します。

■悪文
伝わりやすい文章とは何か? 正しい日本語とは?を教えてくれる本です。実際の新聞記事やよくあるお知らせ分を例に挙げて、文章として適切でない点、改善例が説明されています。(実際の文章を例に挙げて…というところの生々しさ?が個人的にはお勧めです。)
この本を購入した当時、私自身は文章を書く、ということに対してこだわりもなく、そもそも書く機会もあまりありませんでした。ですが診断士資格を取っていろいろなところで「書く」ことが増えてから、書き方ひとつで伝わり方、説得力が変わる、ということを実感して改めて読み直しているところです。


■東京おさぼりマップ
タイトル通り、外回りの営業マンをターゲットとした「おさぼりスポット」の紹介本です。
おなじみのカフェ、ゲームセンターから、上級者向けのスポーツセンター、銭湯、釣り堀(!)まで、ありとあらゆるおさぼりスポットが紹介されています。
当時の私は内勤職だったので「自分が外回りだったらここに行きたいなあ…」など、妄想を膨らませるだけにとどまっていたのですが、診断士活動であちこち出歩くようになって、スキマ時間をうまく活用すること、適度に息抜きをすることの大切さを実感した時に、「こんなスキマ時間の活用の仕方もあるんだ!」と、新しい視点を提供してくれました。
この本自体は2006年の発行のため、掲載されているスポットには、残念ながら今は存在しないものも多いのですが、目を通すだけで夢が広がる(?)1冊です。


■犯罪捜査大百科~創作のための犯罪捜査入門~
タイトルだけ見ると大変物騒ですが、この本は、演劇やドラマのシナリオを描く際に、犯罪捜査がどのように進められていくかを予備知識として知っておくための本です。
この本は診断士の予備校の帰りに、立ち寄った本屋で偶然手に取ったのですが「シナリオ1本書くためにこんなに下調べをするのか!」と、とても衝撃を受けた思い出があります。(そしてそのまま購入しました。)
あの頃から時は経ち、今は資格を取って診断士活動をしているわけですが、事前の下調べの重要さ、いかに相手(社長)の目線に立つことが大事か、ということを痛感する中で、ときどきこの本のことを思い出します。
どんな仕事であっても下調べは重要、ということを改めて実感させてくれました。(推理ドラマ好きの方にもおすすめの一冊です!)


…ということで今回は、診断士が読む本《番外編》をお送りしました。
どの本も、当時は冷やかし?のような気持ちで購入したものですが、巡り巡って思いのほか、その後の自分に影響を与えているような気がします。

これからも先入観に囚われず、いろいろな本に出会っていきたいなあ…と思う今日この頃です。

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