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研究会って入ったほうがいいの?

こんにちは。タガックスです。
 
新しく診断士になった方に「研究会は入った方がいいのか?」「おすすめの研究会は?」とよく質問を受けます。自分が合格したばかりの頃を思い出すと、受かった後のことは何も考えていなかったので、「みなさんよく調べているなあ・・・」と感心することが多いです。
 
で、研究会は入ったほうがいいのか?ということなのですが。
正直どっちでもいいのではと思っています。
 
極端な話、研究会にも診断士協会にも所属せずとも、資格を活かしてコンサル業務をしている方はいますから・・・。
 
とはいえ、診断士活動のはじめの1歩として何かやるのであれば、研究会活動はオススメです。
 
研究会のメリットとしては・・・
✔ 参加のハードルが低い。
資格を取ったばかりでも、研究テーマに詳しくなくても参加歓迎!という研究会が多いです。出席管理もそこまで厳しくない会が多いですし、参加にあたっての義務・負担も軽めです。
✔ 専門分野の知見やトレンドの情報を得られる
診断士の研究会は数が多く、扱うテーマも様々です。多数の選択肢の中から興味のあるテーマの会を選んで参加できるのはありがたい点です。
✔ 仕事や実務経験につながる機会を得られる(かも)
研究会として実務案件を扱っていたり、仕事を受けている研究会もあります。また研究会の知り合い繋がりで仕事が来ることがあります。
 
一方、デメリットとしては・・・
✔ 受け身になりがち
義務・負担が軽いというメリットと裏表なのですが、なんとなく参加しているだけになってしまう恐れもあります。自分から話題を提供する、発表の機会に手を挙げるなど、自発的に参加しないと、得るものが限られてしまうでしょう。
✔ 長く所属していると、内容にマンネリを感じてしまうことも
扱うテーマや活動方針にもよるのですが、限られた活動回数の中で、活動を発展させることが難しいケースもあります。診断士になったばかりの人や、たまにしか出席できない人にとっては参加しやすいのですが、毎回かつ長く所属していると、それらがマンネリに感じてしまう場合があります。
✔ 継続することの難しさ
多くの研究会の活動頻度は月1回程度ですが、他の診断士活動への参加が増えたり、本業での変化があったりして生活や仕事のペースが変わると、その月1回の参加が負担になることも・・・。続けることは意外と大変なのです。
 
かくいう私も、診断士2年目頃までは5~6個の研究会に所属していました。ですが今、活動に参加している研究会は半分ほどになりました。時間的、体力的な余裕がなくなったこと、研究会よりも優先したい診断士活動が増えたこと、仕事の都合で参加が難しくなったものなど、理由はいろいろあります。
 
ただ、数は減ってしまいましたが、一時的にでもいろいろな研究会に参加できたことはよかったですし、それぞれの会から学んだこと、得たことがたくさんありました。

研究会は、診断士活動の入り口としてはオススメですが、その先どう付き合っていくかは人それぞれだと思います。
多く参加することももちろん大事ですが、研究会に参加するために診断士になったわけではないはずです。
目的を見失わず、うまく活用していきたいですね。

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