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採用の仕事は営業に似ている

こんにちは。タガックスです。
「採用担当者が考えていることも知ってほしい」シリーズ2回目です。
 
以前、診断士の集まりで会った人に「人事の人なのに人前で喋るのに慣れているんですね」と言われたことがあります。
「バックオフィス部門=パソコンに向かってひたすら事務作業をしている人たち」と思われることもあるのですが、私の場合は、自席にいるのは1日のうち半分くらいです。
 
採用の仕事の内容は、営業に似ている部分が大きいのではと感じています。
いうなれば、商品やサービスの魅力をアピールして、購入してもらう(=金銭を得る)のが営業、
働く場所としての会社の魅力をアピールして、従業員になってもらう(=労働力を得る)のが採用担当の仕事です。
 
従業員になってもらうためには、相手のニーズ(会社、仕事に何を求めているのか?)を知り、会社や仕事に対していだいている不安要因(労働環境? 待遇?)を把握した上で、どんなアプローチをしたら自社に興味を持ってもらえるかを考える必要があります。
そのために、魅力が伝わるツール(HP、パンフレット、セミナー)を作り、採用に繋がりそうなルート開拓のために関係機関(学校の就職課等)に足を運びます。関連のありそうな学校・機関に連絡をして「まずは社名だけでも知ってください」というところからアプローチをすることもあります。結構泥臭いんですよね…。
 
会社と応募者はお互い選ぶ・選ばれる立場なので、ニーズを知るといっても本音を引き出すことが難しく、腹の探り合いのになることもよくあります。そのため、こちらを信頼してもらうための雰囲気づくりには毎回苦労しています。採用サイトの写真、文章の文言、メール対応ひとつひとつにも気を使います。学生対象であればできるだけ親しみやすく「相談に乗るよ!」というスタンスで、経験者採用であれば、かつ上からスタンスになりすぎないように気を付けています。
 
次回は、選考の際に採用担当者が考えていることをお伝えしたいと思います。

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