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フリーランスとして独立するときに参考になった3冊

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こんにちは。TAGです。今回は独立するときに参考になった本をご紹介します。

これまで読書の習慣は全くなかったのですが読み始めるとこれが結構おもしろい!人の考えというのはその人と長い時間接してみないとわからないですが、本を読み進めていくとその人の信念や思い描くビジョンが理解できるような気がします。

また、著者が生涯を賭けて学んできた経験を1冊数千円、読む時間にして数時間で学べるのですからこれほどコスパの良いものはありません。

・世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生/高田 ゲンキ

脱サラして独立するぞ系の本はたくさんありますが、リアルに店舗を構えて喫茶店のオーナーになるぜ、とか、起業して会社をぶち上げるぜというものが多くそういう人には良いのですが、パソコン一台でコンテンツを作成し細々とやっていく自分のシチュエーションとは少し違っていて、なにか良いものはないかと悩んでいました。

そんなとき出会ったのがこの本。著者がイラストレーター兼マンガ家なので主にクリエイターに向けた内容になっていて非常に参考になる点が多かったです。

内容についてはフリーランスとして活動するにあたり必要な事務的な手続きからスキル、心構えなど幅広く書かれています。クレジットカードを作ったり引っ越しは会社を辞める前にやっておけとか。

そもそもフリーランスって何よ、というところから触れられているので今は会社勤めだが将来は独立したいなという人にもオススメです。

ネットで調べる場合、特定の内容しか調べることができないですが、本だととある事柄から派生して全く知らなかった別の内容に順序立てて触れられるのが良いですね。この本も独立するにあたりあまり気にしてなかった点や全く見えてなかった点などに気がつくことができ広い視野を得られたと思います。

あとマンガが所々に使われているので読みやすい。

・お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください! /大河内薫 (著), 若林杏樹 (イラスト)

こちらは、これがあるから独立したくない!でおなじみの確定申告や税金、経費などのお金に特化した内容になっています。共同著者に税理士の方が参加しているのでとても詳しく書いてあります。そしてわかりやすい。

もうね、税金の内容は義務教育にしてほしいですよ。国民の三大義務ですやん。かなり重要な内容なのに「知りませんでした。えへへ。」と納めるのを怠るとそれなりにペナルティもあるし税金は恐ろしい要素だと思います。

と思ったら今年から高校で金融教育が始まるそうで。うらやまし〜。

お金は生きていく上で切っても切り離せない存在なので共存していくのが大事だと思いますがこの本を読めば十分な知識が得られると思います。独立した今でもたまに読み返しています。フリーランスはどこからが経費になるの?とか。

横道にそれますが少し前が成人式で、それにちなんでよく聞くラジオのメールテーマが「ハタチに戻ったらやりたいこと」でした。率直な意見として「ハタチじゃなくても別に今からやったらいいじゃん」というのが自分のスタンスだったのですが、1個だけやりたいことありました。それは投資信託!こればっかりはクロノトリガーでいう太陽石、くにおくんで言うならにしむらの溜めパンチみたいなもので(例えが90年代で本当にスマン)、時間をかけるほど威力が増す技なので若いうちから始められたら良かったな〜と思います。

なお、オリジナル曲の「住民税は来年くる」のインスピレーションはこの本を読んだのがきっかけです。

・あなたの人生がつまらないと思うんなら、 それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え/ひすいこたろう

こちらは上の二つとは変わってメンタルをいかに保つかに重点を置いた本です。フリーランスは孤独です。いやな上司と顔を合わせる必要はなくなりますが気の合う仲間との機会もなくなります。また、何をやっても自由ですがそれゆえに何をやったら良いか見失いがちです。

前にツイッターで「年収1000万に到達したけど全く幸せじゃない!」とか「年収ウン億もらってるプロスポーツ選手だって鬱になるんだから年収数百万程度のサラリーマンがメンタルを病むのは当然!」というリツイートを見てなるほどねと思う一方で、年収がそれ以下でも幸せに暮らしている人がいるわけで結局は自分がどのように感じるかに集約するように思います。

コップに水が半分入っていたとして、半分しか入っていないと思うのか。半分もあると思うのか。「コップに水が半分」という事実は変えられないのだから、それならばポジティブに考えたほうが幸せになれる可能性は高いです。

確か芸人の千原ジュニアさんだったと思うのですが、後輩から「いつもそんな面白いトークができるなんて、さぞかし日頃から色々な事が起きてるんですね」と言われ、それに対して「起きていることはお前らとそんなに変わらん。それに気づけるかどうかや」と発言していて確かになーー!と共感した記憶があります。目の前の出来事をいかに前向きに捉えられるか。格言すぎてスマホの壁紙にしたいくらいです。

たまたま聞いていたラジオで素敵な言葉が流れてきたので、それで終わりたいと思います。

『暗いと不平を言うよりも、進んで灯りをつけましょう』

というわけで今回はフリーランスとして独立するときに参考になった本をご紹介いたしました。お読みいただきありがとうございました。

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