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思い出を増やす(夏の思い出③)

六道参り あの世と繋がる穴

六道まいり|六道珍皇寺の夏の行事 (rokudou.jp)

お盆が近いので思い出したこと
子どもの頃に父がお世話になった方のお墓にお参りに行くときに私を連れて行ってくれた。(祖父母の墓は米沢なので毎年は墓参りしない)私が息子を産んでから歩けるようになりおしめが外れたことろから孫を連れていくようになった。それが我が家のお盆だった。仏壇もなかった。
2008年ころ友人に連れて行ってもらったのが六道参り
お寺の社務所あたりに大綱が飛び出ている
あの世との繋がり
綱を引き無事に家に帰ってきてほしいと頼む
なんと不思議な事
京都は大文字の送り火で帰ってきた霊を迷わずあの世に送るという行事がある
その前に霊をお迎えする行事なのである

初体験

8月に入るとご近所のおばあちゃまたちが「六道さん、いついく?」から始まる会話。「ほな、明後日、朝六時にここにしゅうごうしていきまひょか」と、ご町内のおばあちゃんたちが一緒に行動するらしい。
何のことかわからない。 我が家の習慣にはないから知らないのである。

夏の暑い日に 暑くなる前に帰ってこようということで早く出かけることは解った。お寺を6つお参りして回るのか?ぐらいの解釈だった。
子どもが幼稚園に通う頃の事なので今から35年前の話。

友人に誘われて行ったのが初体験
友人は子どもの頃から毎年行って、ご先祖様をお迎えしているという。
我が家にはそういう習慣が無かった ><;

あの世に繋がる大きな綱…
何かおどろおどろしい
前の人がやるように・友人がやるように まねてやってみる
ずーっと昔から京都ではこういう行事があったのだ

両親からは伝わらなかったこの行事
京都独特のお地蔵さんの行事のお手伝いをして、周りのおばあちゃんたちからなんとなく知り始めた 六道まいり。 近くには幽霊飴を売っているお店もある。不思議な場所だな~と感じている。
翌年は孫を連れて行った。
閻魔様の話や幽霊飴の話を、行き帰りに色々話しながらの道中だったなあ。



毎年出来ることは子どもがボーイスカウト活動をするようになって大文字の送り火の薪を運ぶボランティア。
それまでは一市民として観るだけ。
自分が参加して薪を置くと そこが無事に火が付くか?など自分事として観ることになる。
35年間くらいは地元大文字保存会とボーイスカウトたちでやっていた薪置き。いつしか市民団体や大学のサークルなのか 大勢の参加になり 重い・しんどいことは減ったが指示命令系統が統一されず イライラしたこともある。各団体ごとの司令塔がいるため勝手な動きになるということもお起こったことはあったな。このイライラも今となっては「懐かしい思い出の一つ」になる。

イライラから思い出すことが芋蔓式に出てきたぞ。。。
これはまた明日以降に書くとする。

乞うご~!


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