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骨折して初めて左手の重要さを体感した

骨折の画像を調べていたら、上記の画像が出てきた。          まさに、私のやっちゃったー骨折部位だ。この図の通り!!               橈骨遠位端(とうこつえんいたん)という場所の骨折。この画像のイラストや写真には70~80代の高齢者が 転んで手をつくとなる。との記述。    高齢者! なんだかショック、凹む。


骨折は、東京での出来事。状況は薄暗い喫茶店で待ち合わせ。          席が用意されるまで待っていた。                   定員さんに「準備できました。奥の席です」と手を差し出され案内された。目線はその方向を見ながら、足を運ばせた。 

突然「あっつ!!」                         左足で20センチほどの段差を踏み外した。ややや~ 一泊予定で荷物はそこそこ重い。左側に掛けにしていた 荷物が『重り』になったのか    「どったん!!」踏み外した。

大いにビックリ、で、左手を床についた。 身体も床にバターンと。              こけた時の衝撃は左親指の付け根を強打した。

「いたー!!」と全身左側へ傾き、体ごと倒れ、どこかが椅子にも当たった。 当然、フロアのお客さんたちの目も私に 注目~!

お陰様で、足はなんともなさそうだったが、手首が痛い!!        が、まさかの私が手をついて骨折という事態は受け入れられなかった。     でも、頭に響く痛さだった。                       あと三人来ると言ったからか、注文を取りに来ない。で、手は痛い。      

すみません!と定員を呼び注文したものは                  「氷とタオルください!!」

時は10月1日土曜、13時頃の話。                   場所が東京、そして土日ということで京都へ帰ってからいつもの先生にかかることにして とりあえず冷やして冷やして‥‥‥

10月3日月曜日。いつもの整体の先生に診てもらうと「レントゲンを整形外科で撮ってきて。うちはレントゲンないからね」と言うことでご近所の整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらった。

整形外科の先生曰く、「医学的にはこれ、骨折です。」   ガビーン!!

犬の毛ほどの線が入っていました。

「治療法は自分で決めるといいですよ」とのことで石膏で固めず、整体の先生にお願いすることにして【シーネ】で固定する方法を選びました。    10日に一度レントゲンを撮ることもオッケーになり、順調に治ってきています。

右利きの私は左手をそんなに大切だとは思っていなかったようです、とほほ。固定すると、まずはトイレで困る。ズボンなどの上げ下げができない。

手が洗えない。ペットボトルの蓋が開けられない。           もちろん簡単に食事をと思いインスタントラーメンをチョイス!袋が開けられない。ゴミ袋にものが入れられない。


そしてやってきたのが食洗器

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水道工事なしで置くだけでタンクに水を入れて洗っちゃうタイプ😊     これは水道管にもつなげられる2ウェイタイプです。

2~4人分の食器が洗えるということ。                孫が洗ってくれたらよいのだが、食洗機かったら?との発言。

私の性分として周りで食洗機を上手に使って、いいよ・便利という意見がないので気が向かなかった。                             ところが設置して使ってみるとなかなか良いではないか!😊💝     確かに時間はかかるが、流し台の背丈との関係で腰がだるいとか不都合が少ない。その間、私は時間を使わなくても任せておけばよい! 時間ができたわけだ!                              これは、フードプロセッサー導入と同じ感じ。包丁が使えない人が使うものだ!と決めつけて見向きもしなかったのだ。ところが使うとお好み焼きの時のみじん切りのキャベツが散らからず、あっという間😊

ベテラン主婦と言って機械をバカにしては あかん!          価格も34000円ほどのものが30%オフだたので24000円くらい。      1年間使って1月2000円。2年使ったら月に1000円😊 やすおすなあ💝  孫が代金は俺2/3出してもいいよ、と言ってくれたのでここは甘えました。   というのも、食器洗いは孫の仕事でしからね。 茶碗洗いでやるやらないと小さなことですが、😠絶えず言い合いになっていました。じっと待ちますが2,3日ほったらかしだと調理もしにくいしやってしまうのです。😡 

これから年を重ねていくことを考えるとあるほうがいい。精神上もいいですね。自分の事は自分でできるに越したことはない。が、食器洗いだけでなくできない時は誰かに助けてもらう。

そんなやり取りもありつつ、どこまでもどこまでも 左手は右手のかけがえのない相棒だったと、深く深く気がつきました。手だけでもこれだけ不自由なのですから、半身麻痺等になられているかたはとっても大変だろうと身をもってしりました。

体験してわかることは、体が記憶する。頭で理解した事とは大違いです。

だって知ってましたよ。大変だと。でも自分事になって全く違うということが解ったんです。そして家事代行してくれる毎日の事を優れた家電に頼むことはこれからの私は積極的に導入ですなあ😊

相手の立場に立ってとよく言いますが、元気な間に色々疑似体験しておくといいかもしれませんね。橘大学の時に目が不自由だという体験を特殊なメガネをかけて体験しました。一つは視野が狭くなり周りが見えない状態で教室内を歩く。机や人にぶつかりました。感覚もわからないし。 手を自由が利かぬように縛って一時間過ごす。膝が曲がらぬように固定して一時間過ごす。などなどで危険のない範囲で誰かと体験してみるといいかもしれないなあ。これは身体的な事。

ではこころの事はどうだろう。細心の注意を払って何ができるか?      

まずは、安全な場所で自分のこころを開いて話すことができる場所を作ることからだな。そこには聴き手が必要で、そうなると聴き手ができるように練習もいるなあ。

さあ、何からやるか「具体的に明確に肯定的に」書き出し始めることにする!

左手さんには今まで気がつかずごめんね、そしてありがとう。と毎日言っている。

左手だけではない 自分の身体の細胞一つ一つに元気だ頑張っていてくれてありがとういう。

身体が元気でこそ何かができる!

亡くなってから解る大切さとよく言われるが、使えなくなる、亡くなる前に感謝していこう。人も、物も、自然も。

少し指が使えるようになって嬉しく思える今。今を大事にしてゆこう💝


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