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『パリに暮らすように、街をめぐる〜バスでらくらく、思いのままに!〜』



≪もくじ≫

はじめに

第一章、パリの交通事情

① TAXIやMétro より、バスに乗りましょう!

② 感動するほど、お得❣️なNAVIGO(バスカード)?

③ さあ、今からバスに乗って出発です!

④ 〜知っておくと便利かも⁉︎〜


第二章、

1、まずは、空港からパリ市内へ!

①ロワシーバス

2、まるで市内観光のような路線バス!

① 95番線

② 63番線


第三章、番外編―高速地下鉄 RERで郊外へ

① ヴェルサイユ宮殿

② ディズニーランド・パリ&アウトレット(Val d‘Europe)

③ リュミニー動物園


第四章、バスに乗って行ってきました。最新・人気の体験レポート。

① Fondation Louis Vuitton(ブローニュの森の中のルイヴィトン財団美術館)

② Atelier Des Lumières(光のアトリエ美術館)

③ PIERRE HERMÉ のカフェでお茶しませんか?


第五章、フランス語読みの約束事を身につけましょう!

① 英語と全く違う点

② フランス語の独特な点

③ フランス語独特の綴り

④ そこで、まずは、フランス語のごあいさつを言ってみましょう!

⑤ そして、数字の言い方を覚えましょう!


第六章、知っておきたい情報サイト

あとがき







〜はじめに〜


芸術の都、パリ!


書とフランス、しかもパリが大好きです。


本業は書家なのに、フランス🇫🇷大好き!

なぜ?


きっかけはファッションでした。


そこから、絵画や建物にと広がりました。


何度か、ツアーでフランスを訪れた頃、

だんだん団体行動に不満を持つようになり、


自分の行きたい時に、行きたい場所に行く、

そして、そこに居たいだけいる、


そんな旅行がしたくなりました。


とはいえ、そんなに簡単に、フランス語はマスター出来ません。


恥ずかしいのですが、駅の窓口で、たどたどしいフランス語で応えると、

「英語?フランス語?どっち?」と言われたことも一度や二度ではありません。


若い人から、英語で、言い直された事もありました。


因みに、フランス人は英語を喋らないと、よく聞きますが、そんなことは無く、

喋れることができる人は、喋りたがります。


ただ、こうなると、こちらは落ち込むばかりです。


フランス語を始めてすぐの頃、映画の一シーンで、

アランドロンのひとことで数字が聞き取れた時、すごく嬉しかったことがあります。


そんな小さなことが、語学へのテンションを高めてくれます。


でも逆にちょっとした失敗、

発音が通じなかったり、何度も聞き直されたりすると、落ち込みますよね。

そして何も言えなくなってしまう、

そんな経験を持つ人は、私だけではないと思います。


もう一つ、皆さんが、海外旅行に持つ不安、それは、置き引きやスリなどの盗難ですよね。


私もご多分にもれず、2度ほど、あります。これは、いずれもメトロの改札口付近での事でした。

メトロ車内でも、未遂でしたが、狙われていたようです。

長い地下道も不安です。最初の頃、そこを通った直後に、事件の話を聞きました。


「おー怖!そんな怖いところになぜ行くの?」とよく言われます。

「でも、、、」もじもじしながら、「それでも行きたいんです。」と答えます。


絶対とは言えないかもしれませんが、まずバス車内は大丈夫です。


これも私がバスファンである重要な理由の一つです。


ここ二十年くらい、80歳を越えた母と毎年訪れています。

母は、東京には、行きたくないと言います。

お友達には会えるけど、地下鉄がイヤだと言います。


東京はイヤでパリは良い、不思議ですが、これもバスのおかげだと思います。

とにかく、パリは深いです。何度訪れても、課題というか、新たな興味がわいてきます。


足が不自由だったり、年齢を重ね、階段が苦手、それゆえに、旅をあきらめていませんか?


24年前の人工股関節手術、

パリを歩きたい、そんな強い想いが、手術を決断させてくれました。

手術1カ月前に、訪れ、1年後に、杖を持って又訪れました。


そこでやっとというか、救世主バスの存在です。

ずい分回復したとは言え、特に、Métroの階段や地下道は、辛いです。

そこで、一般的には難しいといわれるバスに乗りたいと思ったのです。


手術前、私も正直、海外旅行なんて、もう無理だと思いました。

平たんな道でさえ、10分が限度でした。


そんな時、パリのバスが救ってくれたのです。


勿論、バスを乗りこなす為には、フランス語力も必要です。

というより楽しくフランス語が耳から入ってきたら、

そして、フランス語読みができるようになれば、通じるようになります。


そして、バスに乗るとますます上達します!

生の音が聞こえて、それが理解できるようになります。

そうすると、いつのまにか自分自身も話せるようになっています。



今は、大好きなパリを路線バスで巡ることに夢中です。

そんなバスについて、ご案内したいと思ったのです。


ただ惰性で、講座に通っていた時期も長かったですから。


今まで続けてこられたのは、どうしてかしら?


それは、私、フランス語が大好きだから!

なんて、今だから言えます


なぜ?大好きな理由は?


数学的だから!

⁇⁈


先ずは、フランス語読み!

取って置きの決まりがあります。

これが、フランス語が数学的だなと感じる所以です。


素敵な約束ごとなんです。これさえ、つかめば、無敵です。

この無敵で素敵な《フランス語読み!》の約束ごとをつかみましょう!!p





第一章、パリの交通事情

①TAXIやMétro より、バスに乗りましょう!


バスってちょっと難しいけど、利用できるようになると、

風景は見えるし、とってもワクワクできるんです。


そして何よりも、いろんな所へ安全に行くことができます。


私がバスに乗るきっかけは、

二十数年前の『暮らしの手帖 別冊 私の旅の手帖 95年版』


その後、足が悪く股関節の手術後も、老いた母も、

苦手なMétro の階段を避けたこともあり、バスが大好きになりました。


それ以来、利用する路線が増えて、今では、先ずバス路線を調べて利用します。


なぜ、バス?と思われるかもしれませんが、とにかく安全。

Métro はとても便利ですが、スリの被害はほとんどMétro の車中か駅構内です。


TAXIも何度か、遠回りやメーターを倒さずに、高い料金を請求された経験があります。


2019年4月20日、久々の大幅な路線改正があり、

私の宝物の地図( Paris PLAN DES LIGNES 2)も、古くなってしまいました!


ただ、私が紹介している、お気に入りの路線は、ほぼ変更無しで、ホッとしました。


PLAN1や路線等は、RATPのホームページから、ダウンロードできますが、

パリに着いたら、

是非、新しいGRAND PLAN LIGNES ET RUES 2(市内地図を兼ね、しかも無料の優れものです。)を

手に入れることをお勧めします。


GRAND PLAN LIGNES ET RUES No2の地図が欲しいのですが?

Je voudrais un GRAND PLAN LIGNES ET RUES No 2(deux), s’il vous plaît.

(ジュ ヴドれ アン グらン プラン リーニュ エ るエ ニュメろ  ドゥ、スィルヴプレ)


パリを巡る強い味方になってくれるはずです。



② 感動するほど、お得❣️なNAVIGO(バスカード)?


•まずは、メトロ・RER・バス乗り放題パス『Navigo』を買いましょう!

2009年にカルトオランジュに変わり、その改訂版ともいえるカードタイプの定期券です。


Navigoには「Navigo」と「Navigo Decouverte(ナヴィゴ デクーヴェルト)1週間用」の

2種類があります。


窓口で購入する際には必ずDecouverte(デクーヴェルト)又は、Semaine (スメイヌ) をつけてください。


フランス語の発音に不安がある場合は紙に書いて渡せばOK。

(2019年6月末現在、1〜5ゾーンまで一律料金 22.80 €)


ナヴィゴ デクーヴェルト発行の際に、25mm×30mmの顔写真1枚とカード発行手数料5€が必要。


券売機でも買えますが、最初は, メトロの各駅の窓口guichet (ギシェ)で購入したほうが、

トラブルが少ないようです。



切符売り場(窓口)はどこですか?

Où est le guichet ? (ウ エ ル ギシェ?)


余談ですが、ついでに、

トイレはどこですか?

Où sont les toilettes ? (ウ ソン レ トワレット ?)


写真貼付の紙製カードとICチップ入りのプラスチック製カードの2枚、透明ケースがもらえます。

署名をして顔写真を貼ったカードともう1枚のカードをこの透明のケースに入れたままで使用します。


Navigo Decouverte (ナヴィゴ デクーヴェルト)を購入した時に

一緒に窓口でチャージもしてくれるときもあれば、

専用機でチャージしてくれと言われる場合もあり、対応はまちまちです。


1週間のチャージでは、月曜0:00から日曜の23:59までの使用期間になり、

重要なのは、購入可能期間で、使用する前の週の金曜からその週の水曜までです。

木曜になると、その週の分は、購入、チャージはできません。


空港から、パリ市内までのバスにも、即、使えるので、空港で、購入、チャージがおすすめです。

旅行日程が月曜日から日曜日なら、往復使えて、とてもお得です。


ナヴィゴ デクーヴェルトの有効期限は最後に使用してから10年です。

次回パリに訪れた際にもチャージすればまた使うことができるので便利です。


Navigo Decouverte(ナヴィゴ デクーヴェルト)は盗難・紛失によるカードの

再発行や払戻はありませんのでご注意を。



•次は、ナヴィゴのチャージをしましょう。


チャージ方法は機種によって違う部分もありますのでご注意ください。


専用チャージ機ではICチップの入ったクレジットカードしか使用できませんが、

新型券売機だと現金(お札が使えるものもあります)でもOK。


1.言語は選択できます。ただ、残念ながら日本語はありません。ぜひフランス語で!


2.ナヴィゴ デクーヴェルトを台の上に置きます。(ナヴィゴのロゴのある部分)


3.1週間(Semaine)か1ヵ月(Mois )かを選びます。

(ゾーンを選ぶ画面が出る場合があります。その場合は、1〜5を選びます。)


4.あなたが選んだものを最終的にチェックします。合っていれば「Valide(購入)」をタッチ。


5.差し込み部分にクレジットカードを挿入し,暗証番号をいれます。


6.クレジットカードを忘れずに取り,ナヴィゴ デクーヴェルトを取り.チャージ完了です。


※デザインが変わりましたが、旧カードも利用可能です。



※日程等が合わず、ナヴィゴ購入やチャージが無理な時は、

Un carnet (アンカルネ)つまり10枚の回数券が、お勧めです。


もちろんRER(ゾーン1〜2パリ市内)・Métro ・トラム・バス共通乗車券です。


バス(トラムも含む)は、最初の乗車時に時刻刻印されてから、

1時間半は、同路線でなければ、乗り換え自由です。

(ただし、バス車内で買う乗車券は、割高なうえに乗り換え不可なので、ご注意下さい。)


ちなみに、メトロ(RERも含む)は、改札後、2時間有効です。


※Navigo Easy(ナヴィゴ イージー)2019年6月12日発売開始

個別のチケット、カルネ(10枚か20枚で選べる)、オルリーバスとロワシーバスのチケット、

ナヴィゴの1日乗り放題パスを自動販売機でチャージして使え、

カード購入代金2ユーロで、証明写真不要、10年間有効。


チャージするチケット、カルネの料金は通常の紙のチケットと同額ということです。


最新情報ですが、チケットを失くす心配は無くなるけど、共有は出来なくなるのでは?という気がします。


※乗車時の刻印をせずに乗車すると、乗車券を持っていても、罰金対象になるので、要注意です。

※乗り間違えても、1時間半の乗り換え自由は、大助かりです。



③さあ、今からバスに乗って出発です!


Bus(ビュス)を乗りこなすための、乗降のしかたや、注意点について。


1. 停留所内の路線図で、行きたい方向と行先を確かめる。

 ※行先や上下線で、バス停が周辺に分散している場合あり。


2. 切符については、前述のナヴィゴのところを参照のこと。

前乗り後降りのワンマンバス。

運転席横の、改札機を通す(ナヴィゴは、タッチする)ことを忘れずに。


3.降りたい時は、ボタンを押すとバス前方の「ARRET DEMANDE 」という

赤い表示ランプがつく。ちなみに、「停車します!」って意味。

ほとんどドアは自動で開くが、ドア近くのボタンを押すものもあります。


④ 〜知っておくと便利かも⁉︎〜


※パリ街歩きには、はいつも、セーヌ川の位置を意識して!

 住所(通りの名前と番地)さえわかれば、たどり着くことができます。


 右岸、左岸とも、番地の数字は、セーヌ川から始まり、遠くなる程数字が大きくなります。

 川に並行な通りは、上流、つまり街の東側から始まります。


 又、通りの片側が偶数で、向い側が奇数になっているが、広さや、2軒続き番号などのため、

 対面しているとは限らず、ずれていることも多い。


※時刻表は、ありませんが、平日昼間の運行間隔は、10分前後。

 何分後に到着するかを知らせてくれる、電光掲示板も増えてます。

 どうしても、 急ぎの時は、RERやMétro を使ったほうが良いでしょう。


※以前は、日曜休みの路線・最終8時くらいまでの路線も、かなりありましたが、

今年の大幅路線改正で、ほぼ、毎日、午後10時以降までに変わりました。


※パリは一方通行の道が多いので、行きと帰りでバスの通る道が違うことが、よくあります。

 (前に紹介した、GRAND PLAN LIGNES ET RUES 2なら、一目瞭然!)


※予告なくルート変更や、途中降車の場合があります。

 運転手が車内アナウンスで、何か言い、乗客がざわめきはじめたら要注意です。


「 Terminé(テるミネ !」と言われたら、終点。下車して乗り換えましょう。

 乗換できる駅の近くで、止めてくれたり、

 乗車する時、「Où allez -vous ?」(ウ アレ ヴー?)何処まで?と聞かれて、

ルートは違うけど、ちゃんと目的地に着いた経験もあります。





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•ここで、バスの時刻表(Horaires オれる)の見方をご紹介しましょう。


# Direction (ディれクション)は、発着地で、時期に応じて、始発・最終の時刻が、

より詳しい下表には、時間帯による運行間隔の時間が記載されています。


第二章、

1、まずは、空港からパリ市内へ


① ロワシーバス



メトロや路線バスを運営するRATPによる、空港とパリ市内を結ぶシャトルバス

シャルルドゴール空港(各ターミナル)~パリ市内オペラ地区

T3> T2BD > T 2E F > T2AC > T1> オペラ


オペラ~シャルルドゴール空港

オペラ> T1> T2A > T2C > T2E > T2F > T2D > T2B > T3

※このシャトルバスは早朝から、深夜まで、15〜20分おきに運行され、

所用時間は、1時間前後です。

※CDG空港の各ターミナルの停車順序は、前後する場合があります。


このシャルルドゴール空港とオペラ界隈を結ぶこのバスの発着所は、ちょうど、オペラ座の裏側にあります。

 

※発着所の近辺で、若い女性の集団が声をかけてくることが多いので要注意です。

無視しましょう!

 切符販売機の付近では、置き引きやスリに、要注意です。



※日本航空・エールフランス・大韓航空は、ターミナル2E発着、全日空はターミナル1発着です。


※ 又、2Eのバス乗り場には、エアポートバスLe Bus Direct(モンパルナス(リヨン駅経由)・エッフェル塔

(ポルトマイヨー・凱旋門・トロカデロ経由)の2線が有り、料金は少し割高ですが、荷物はバスのトランクにのせるので、宿泊先によっては、こちらも便利です。




2、まるで市内観光のような路線バス!


① 95番線


Porte de Montmartre(ポルト ドゥモンマルトル) ~Opéra (オペラ座)~Musée du Louvre (ルーブル美術館)~St.Germain des-Prés(サンジェルマン・デ・プレ)~Gare Montparnasse(ギャル モンパルナス(駅)~Porte de Vanves (ポルト ドゥ ヴァンヴ)―蚤の市

パリの街を北から南に縦断するこの95番、見どころ満載です。

この線こそ、まさに、乗ったままで、オペラ座や、ルーブルのガラスのピラミッドの主要建造物を見ながら、目的地のヴァンヴの蚤の市に到着といった感じです。


Musée du Louvre (ルーブル美術館)下車、

「ルーブル美術館」へ

ガラスのピラミッドから、美術館には入れますが、ここは、いつも長蛇の列。

周りの景観を楽しみながら、並ぶのも悪くありませんが、


リボリ通り側のCarrousel du Louvre (カるーゼル ドュ ルーヴる)から入ると、

かなりすんなり、美術館のエントランスにたどり着けます。


日曜もオープンしているショッピングモールです。

郵便局、ミュージアムグッズ、広いフードコートや、数々の店舗もあり、楽しめます。


「オランジュリー美術館」へ

エッフェル塔を見ながら、チュイルリー公園をぬけると、

コンコルド広場側に「オランジュリー美術館」があります。


モネの睡蓮の間は圧巻ではずせませんが、常設や、特別展も、見応えがあります。


規模的にも大き過ぎず、ほっとひと息つけるそんな美術館です。


途中、ヤコブ通り、骨董アンティーク街の細い道を通るのですが、

ここも楽しみで、キョロキョロしてしまいます。


   Saint-German-des-Prés(サンジェルマンデプレ)下車


   この界隈には、サンジェルマンデプレ教会や、老舗カフェ、Café de Floreをはじめ、

ヴィトンや、ケンゾウ、Monoprix、ピエール・エルメ、エルベ・シャプリエなど、

人気店が軒を連ねています。


   モンパルナスタワーが見えると、Gare Montparnasse (モンパルナス駅)。


   CHARTRE(シャルトル)の街に出かけるには、この駅を利用します。

   シャルトルブルーと言われ、青のステンドグラスが有名なノートルダム寺院がある街です。

   私も何度か行きましたが、とても素敵なところです。


終点Porte de Vanves (ポルト・ドゥ・ヴァンヴ)下車

バス停からすぐ、目の前に、木々のトンネルの中に立つ蚤の市が広がっています。


アンティークの食器、生活用品などの雑貨、ボタンや、アクセサリーなどの小物もいっぱい。

根気よく物色するのが、お宝発見のポイントです。


お昼頃には、店じまいしてしまうので、断然、朝がオススメです。



② 63番線:


Gare de Lyon(リヨン駅)~Gare d’Austerlitz ・Jardin des Plantes(国立植物園)

〜Sevres-Babylone(セーブル・バビロン)~Iéna イエナ(Palais de Tokyo (パリ市立近代美術館)

〜Trocadéro トロカデロ(シャイヨー宮でエッフェル塔を)

〜終点Porte de la Muette(マルモッタン美術館)


この63番は、パリの東西を横断します。


先ず、リヨン、南フランス方面の玄関口であり、

スイス・イタリア方面の国際列車の発着駅でもあるリヨン駅。

いつも、大きな荷物を持った旅行者でいっぱいです。


そんなリヨン駅から、2つ目のバス停Gare d’Austerlitzで降り、

信号を渡るとJardin des Plantesのバス停があり、同じ敷地内に博物館や動物園もある、国立植物園です。

大きな温室や、珍しい高山植物などの研究用の畑、バラ園など、見どころ満載です。


もちろん、走ってる人や、太極拳をしている人、木陰のベンチで読書している人もいて、

公園としても、みんなの憩いの場になっています。


お気づきかも知れませんが、この植物園のバス停も行きと帰りで違います。

ただ、名前は違いますが、同じ通りに向き合っていますので、分かり易いほうです。


上路線図のバス停の矢印が、行く方向のバス停を表しています。


ちょっと、セーヌ河岸を通り、Institut du Monde Arabe(アラブ世界研究所)から、Collège de France、

Églises Saint-SulPice(ピエール・エルメのパリ本店があり、クロワッサン イスパハンをゲットできます。)


Sevres Babyloneセーブル・バビロンに向かい、下車すると、

すぐ近くに、ル・ボン・マルシェLe Bon Marché (世界で初めての百貨店)。


そして、パリNo1ともいえる品揃えを誇る食材館

ラ・グランデピスリー・ドゥ・パリLa Grande Épicerie de Paris があります。


おみやげのお菓子から、パン・ケーキ類、果物や、お惣菜まで、圧巻の品揃え。

品質も良く、そして、例外なく美味しい!―いつも大興奮してしまいます。


Solfélino-Bellechasseソルフェリーノーベルシャッスで、下車すると、

Mesée d’Orsayオルセー美術館はすぐ近くです。


やはり、印象派の美術館として、オルセー美術館は、最高です。

そして、二階のメインレストランは、インテリア、雰囲気、お味ともこれ又、最高です。


セーヌ河岸、左にInvalides アンヴァリッドがあり、先に、Tour Eiffélエッフェル塔が見えてくると、

右折して、セーヌ川の左岸から右岸へ。


Alma-Marceauアルママルソー、

アルマ広場には、金の炎のダイアナ妃の慰霊碑もあります。


そして、河岸には、セーヌ川クルーズで有名な、

バトー・ムーシュ(Bateaux-Mouche )の乗り場があります。


Iéna イエナ、付近には、Palais de Tokyoパレドトウキョウ(パリ市立近代美術館)、

ここには、常設無料で、ラウル・デュフィの一部屋丸ごと大壁画の『電気の部屋』もあり、

余談ですが、トイレ休憩にも、とても便利なところです。


Palais Galliera パレ・ガリエラ(ガリエラモード美術館)(現在工事のためクローズ中)や

Musée Guimet ミュゼ・ギメ(ギメ東洋美術館)があります。


そして、Trocadéro トロカデロ。

下車すると、目の前に、Palais de Chaillotシャイヨー宮です。

エッフェル塔が一番美しく見えるといわれる場所です。

まさに絶景ポイントです。(※特に、夜のキラキラタイム、一推しです。)


終点、Porte de la Muette ポルトド ラ ミュエット下車。

緑豊かな公園を抜けると、閑静な住宅街。

その一角に、Musée Marmottan-Monet ミュゼ・マルモッタン・モネがあり、

印象派の所以になった、モネの『印象〜日の出〜』の絵に逢える美術館です。


この63番線、始発から終点まで、見どころ満載で、この線を制覇すると、

あなたは、もう達人です!






第三章、番外編―高速地下鉄 RERで郊外へ


  Navigo Decouverteは、zone1〜5まで網羅しているので、RER(郊外高速線)で、空港や、下記の場所も

全てOKです。

郊外のかなりの場所まで、SNCF(フランス国鉄)と連動しているところもあるので、可能性が広がります。

パリ東駅からプロヴァン行きのP線で行くヴォールヴィコント城へも、ナヴィゴ・パスが使えます。


※RERでは、パリ市内でも同様ですが、メトロと違い、乗り換え・下車時にも、改札が必要です。

 特に、乗車券を無くさないようにお気を付け下さい。





① ヴェルサイユ宮殿

(http://jp.chateauversailles.fr/homepage )

『Château de Versailles』(シャトウ ドゥ ヴェるサイユ)あるいは、

『Palais Versailles』( パレ ヴェるサイユ)と呼ばれるヴェルサイユ宮殿。


マリー・アントワネットの世界、そしてベル薔薇の世界へ、タイムスリップ。


宮殿では、豪華絢爛な鏡の回廊、王・王女の居室や王の寝室などが見られ、

大小トリアノンなどの離宮、ルノートルの設計による広大な庭園は圧巻!

4月〜10月の週末には、噴水ショーも楽しめます。


何度も訪れていますが、行く度に、進化していると感じます。

館内の整備は勿論ですが、レストラン、カフェも然りです。


ちょっと違う、おススメがあります。


(ア) ヴェルサイユ宮殿正門の手前に、大厩舎があり、そこでは、

土・日曜日、国立馬術アカデミーによるショーを見ることができます。


運が良ければ、前の馬場で、ショーの練習風景にであえます。


(イ) ヴェルサイユの朝市

ヴェルサイユの街?村?も素敵なのです。


今では、日本でも、手に入りますが、

30年前、初めて、AGATHA(アガタ)の

アクセサリーに出会ったのも、ここでした。


そぞろ歩きし、ノートルダム広場のマルシェへ。


円形上にコンクリートの建物が並び、中には空調も入り低温が必要な食材が、

建物に囲まれた広場には、野菜、果物、花、菓子など、食べものの屋台が並び、

毎日、多くの人で、賑わいます。

でも、まさに、朝市!お昼を過ぎると、あっという間に広場は何もない広場に戻ります。


※パリ(Musée d’Orsayミュゼドるセー駅、アンヴァリッド駅)から、

RER C5線に乗り、

Versailles -Château-Rive-Gauche(ヴェるサイユ シャトウ りヴ ゴウシュ)駅で下車。

駅を出て、左へ、100メートル行くと大きな道路に出ます。その道路の左奥が宮殿です。


※他にも、SNCF(国鉄)モンパルナス駅、サン・ラザール駅から、行く方法もあります。


② ディズニーランド・パリ『Disneyland Paris』(https://www.disneylandparis.com)

RER A線で行く!

パリ市内(Charles deGaulle Étoiles, Auber,Châtelet -Les Halles,Gare de Lyon,Nation)から、

A4:終点『Marne-la-Vallée -Chessy 』(マるヌ ラ ヴァレ シェシィ)で下車。

&

アウトレットショッピングモール『La Vallée Village 』(ラ ヴァレ ヴィラージュ)

RER A線で行く!

パリ市内(Charles deGaulle Étoiles, Auber,Châtelet -Les Halles,Gare de Lyon,Nation)から、

『Val d‘Europe』(ヴァル ドューろップ)ディズニーランドパリの一つ手前の駅 で下車。



#RERの各駅には、電光掲示板に時刻表、行先、停車駅が表示されるので、必ず確認する事です。


A2線ディズニーランド行きには、ミッキーマークが付いています。


•ディズニーランド・パリ『Disneyland Paris』


1992年4月、開業時には、ユーロディズニーランドと呼ばれていました。


本家アナハイムのパークを元に造られたディズニーランドと、

映画がテーマになっているウォルト・ディズニー・スタジオの二つのパークがあり


ディズニーランド・パリ『Disneyland Paris』の中心にそびえるシンボル。


「眠れる森の美女の城」は、世界最大のサイズ、

さすが、ヨーロッパ!お城の本場!本格的な立派なお城です。


ディズニーランドの魅力については、言わずもがな、

アトラクションもさる事ながら。


私は、雰囲気が本物という気がして、大好きです。

そして、何より、子供たちが、めちゃくちゃ可愛いくて、

それこそ、おとぎの国そのものです!


日本の賑やかなディズニーランドが好きな人には、

少し物足りないかもしれないけれど。


# パークに入場しなくても、

入口の荷物検査を受けて入ったところにある、

グッズショップでお買物が出来ます。


日本や、パリでもシャンゼリゼ通りの

ディズニーストア(世界共通)とは違う、

ディズニーランド・パリのオリジナルなグッズを、

見つけることができます。




•『Val d‘Europe』(ヴァル ドューろップ)駅 で下車し、駅を出て右側に向かい歩くと、

すぐに、まず、パサージュのショッピングセンターがあり、

地下には、AUCHAN(オウシャン)(郊外型大型スーパー)があります。


かなり長く、まっすぐどんどん進みます。

距離はありますが、両サイドのいろいろなお店があり、楽しめます。


#途中、トイレ、休憩用のソファがあるので、利用すると便利です。


パサージュを抜けると、

アウトレットショッピングモール『La Vallée Village 』(ラ ヴァレ ヴィラージュ)の

入口に到着です。


数多くの、人気ブランド店があり、かなり割安に購入できます。


免税手続きは、商品を購入したそれぞれのお店で行います。

一つの店舗で175ユーロ以上購入した場合に限ります。

デパートなどと違い、他のお店との合算はできないのでご注意下さい。


免税手続きの時には、

Détaxe s’il vous plaît !(デタックス シル ヴ プレ)

と言って、書類を作ってもらいます。


#VISAカードを持って、一番奥にある、Welcome Center に行くと、

VIP Vouchers が入手可能です。10%オフクーポンや、

時期によっては、他にもちょっとしたプレゼントがあったりします。





③ リュミニー動物園 『Parcs Zoologiques Lumigny 』(パーク ズーロジック リュミニー)





(https://www.parcs-zoologiques-lumigny.fr)

旧名は、 パーク デ フェラン(Parc des Félins)といって、

まさに、「ネコ科(!?!)動物園」。

ネコ科の野生動物の繁殖と保護に取り組む動物園です。


現在は、向い側にある テーる ドゥ サンジュ (Terre de singes )、

「猿の大地」を加え、2公園を合わせて、

リュミニー動物園と総称されています。


初めて、ここを訪れたきっかけは、母。

動物好きのブレない母。


「パリの動物園で、ライオンの赤ちゃんが生まれたって!」

「行きたいから、調べてみて。」


なんと、パリと言っても、パリの南東約53.6キロに位置し、


パリから、RER で、約1時間、そして、バス(autocar)で又、1時間、

片道2時間の、小旅行です。


でも、行くだけの価値はあると、私たちは思います。


普通の動物園とは、全然違います。

動物たちが、とても落ち着いています。

優しい目をしています。


野生動物の繁殖と保護に取り組む動物園だけあって

あくまで、動物主体です。


寒い閉園間近な11月に訪れると、カフェやレストランも閉まり、

スタッフも最低限の人数で、というそんな時期、


不思議なことに、動物たちが、サービス精神を発揮してくれます。

ちゃんと、目の前に出て来て、カメラ目線に応じてくれます。


※Paris(北駅 Gare du Nord、リヨン駅 Gare de Lyon)から、

RER D線で、Melun (ムラン)下車。


MelunからAUTOCARS(長距離バス) 、

Seine-et-Marne Express no1(セーヌエマルヌエクスプレス1番線)

(Ligne Rebais - Coulommiers -Melun)に乗車。


バス停 リュミニー パーク デ フェラン(Lumigny – Parc des Félins) で下車。

(入り口まで300メートルです。)


※RERも長距離バスも、全て、Navigo DecouverteでOKです。

一切、別料金は、発生しません。

長距離バスは、メトロ、バス共通の乗車券でも、OKです。




































第四章、バスに乗って行ってきました。最新・人気の体験レポートです。

① Fondation Louis Vuitton(ブローニュの森の中のルイヴィトン財団美術館):

8 avenue du Mahatm Gandhi 75116 (http://www.fondationlouisvuitton.fr/ja/)


2014年10月27日オープンの美術館。

ルイ・ヴィトンを筆頭に、数多くの高級ブランドを保有するLVMHグループのCEO、

ルナール・アルノーは、フランス一の、そして世界でも五本の指に入る大富豪。


彼が個人的に収集したコレクションとルイ・ヴィトン財団所蔵作品など、

さまざまなジャンルのアート作品を常設展示しています。


場所は、パリの西、ブローニュの森の中にある

アクリマタシォン公園(Jardin d’acclimatation )の一角にあります。


ビルバオのグッゲンハイム美術館など、世界的に著名な建築家である、

フランク・ゲーリーが設計を手がけた

この美術館の建築物としての内外観共に素晴らしく、必見です。


特別展は2018年から2019年にかけて、「エゴン・シーレ展」が、

私が訪れた、3月末には、「印象派、グールトールコレクション展」が

開催されていました。


すごい人、人、入場口には、3種の列。

ここでも又、入場券のオンライン予約、購入が多く、

ネット利用の普及、恐るべし!


ミュージアムショップのミュージアムグッズも、

特にルイ・ヴィトンファンには、垂涎もの!


※凱旋門のあるシャルル・ドゴール広場(Place de Charles de Gaulle )と

フリードラン大通り(Avenue de Friedland)の角、

メトロ出口近くにある、シャトルバス停(Fondation Louis Vuitton )が便利です。


Bluebus と呼ばれる100%電気で動く小型バスが、

とても可愛くて、まるでアトラクションの乗り物のようです。












② Atelier Des Lumières : 光のアトリエ美術館

38 rue Saint Maur 75011 (https://www.atelier-lumieres.com/en/home )




2018年春、パリで初めてのデジタルアートの美術館「アトリエ・デ・リュミエール」が

パリ11区、バスティーユとレピュブリックにはさまれた庶民的な界隈に誕生❣️


かつて鋳造で栄えた廃工場、高い壁に囲まれた1500㎡の広々としたスペースがキャンバス。


テーマに合わせて、芸術家の作品群が、音楽と共に、壁、床、天井とあらゆる面に投影され、

よく知っているはずの名作も、違った表情を見せてくれます。


床に座ったり、歩き回ったり、芸術を自由に体感することができる空間の誕生です。


   こけら落としの「グスタフ・クリムト」に続き、「ファン・ゴッホ 星降る夜」が

2019年2月22日から年末12月31日までの予定。(2020年1月5日まで延長決定)


まさに、体中が、ゴッホの名作に包まれる、不思議で感動的な体験ができます。

加えて、「Japon rêve,images du monde flottant 夢見た日本 浮世絵」も、とても素晴らしく、

また日本との結びつきを強く感じ、嬉しくなりました。


今、話題の光の美術館も、アクセスは、46番路線バス停(Chemin Vert)の方が、

メトロの駅(Rue Saint Maur 3番線、Saint Ambroise9番線、Père Lachaise 2,3番線)より断然近いです。


※46番路線のバス:北駅からヴァンセンヌの森を抜けGare du Nord ~ Château de Vincennes、を結ぶ線の、中程、パルマンティエ通り沿いのChemin Vertのバス停での下車、乗車がお勧めです。


※土曜・日曜や学校休暇期間はオンライン予約のみです。

平日は、当日券も買えますが、私たちも1時間並んで、後ろ7名で、打ち切られました。


オンライン予約の普及率の高さに驚かされました。

平日でも、オンライン予約がお勧めです。















① PIERRE HERMÉ のカフェ(Beau Passage 7区Grenelle通り53番地)でお茶しませんか?



2018年8月、パリ左岸に、フランスのガストロノミー界の大物たちのお店がズラリ!

注目の新スポット「Beau passage(ボーパッサージュ) 」が誕生しました。

パサージュ入口の正面に、パティシエ界の巨匠ピエール・エルメのパティスリーをゆっくり味わえる、

パリ初のカフェがあります。


ランチメニューや、アフタヌーンのセットメニューもあり、ワクワクです。

ついつい欲張って食べすぎに、ご注意を。(私の反省!?!)

(毎日10 :00〜20 :00) (www.pierreherme.com)


サンジェルマン・デプレ界隈のボナパルト通りには、ショップとサロンドテもありますが、

本格的なカフェとして、メニュー、品揃え、そしてインテリアも、感動すら覚えました。


※バス63・68・83・94番線・メトロ12番線のRue du Bac (りュエ デュ バック)駅から、

ほど近く、Boulevard Raspail(ブールヴァーr らスパーユ)ラスパーユ大通りから

Rue de Grenelle(りュエ ドゥグるネル)グルネル通りに入った所です。


また、同じ通りには、Musée Maillolマイヨール美術館(www.museemaillol.com )もあります。


第五章、フランス語読みの約束事を身につけよう!

〜フランス語は、読めれば、話せる、そして聞こえてくる!〜

~英語読みでは通じない!~フランス語は難しい? Non,non! 〜


① ―英語と全く違う点は?ー

•単母音の読み方は、a、i、oは、そのまま、「ア」、「イ」、「オ」。

ただしuは「ユ」。

•eがちょっと難しい!単語のなかでは、「ウ」と「え」(2通り)。


•g「ジェ」とj「ジ」。発音が英語とは逆。


•l、rとも「エル(る)」ですがl はラリルレロで、rはらりるれろで表します。


ただしrの発音は独特(からうがいをするように「グルゥ ~」とのどを鳴らす音)。

rは、あえて「r」又は、ひらがなで、書きます。

どちらかといえば、ハ行に近い音です。


② ―フランス語の独特な点―

•hは「アッシュ」と読むが、実際には発音されない。


•kは「カ」とwは「ドゥヴルヴェ」と読むが、外来語に使用される程度。


•Yは「イグレック」と読み、「イ」と発音する。


③ そこで、まずは、フランス語のごあいさつを言ってみましょう!

•こんにちは Bonjour.(ボンジュー r)


•ありがとう Merci.(メ rスィ)


•お願いします S’ il vous plaît.(スィルヴプレ)


•さようなら Au revoir.(オ rヴォワー r)


※ rの発音は、あえてrのまま書いています。

(rの発音は、上①を参照してください。)


④ そして、数字の言い方も覚えましょう!

〜20進法+?〜まず、20まで覚えましょう。

70から99の数字が独特で、

75は「60と15」、80は「4✖️20」、

93は「4✖️20と13」というものです。


1 : un/une          アン/ユンヌ

2 : deux            ドゥー

3 : trois            トろワ

4 : quatre.          キャトる

5 : cinq.            サンク    

6 : six              スィス

7 : sept             セット

8 : huit             ユイット

9 : neuf             ヌフ

10 : dix             ディス

11 : onze            オンズ

12 : douze           ドゥーズ

13 : treize           トれーズ

14 : quatorze         キャトーるズ

15 : quinze           キャンズ

16 : seize             セーズ

17 : dix-sept          ディセット

18 : dix-huit          ディズュイット

19 : dix-neuf          ディズヌフ

20 : vingt             ヴァン

30 : trente            トらント

40 : quarante          キャらント

50 : cinquante         サンカント

60 : soixante          ソワサント

70 : soixante-dix       ソワサントディス

80 : quatre-vingt       キャトるヴァン

90 : quatre-vingt-dix   キャトるヴァンディス

100 : cent             サン

1000 : mille          ミル

0 : zéro              ゼろ



第六章、知っておきたい情報サイト


Wi-Fi (フランスではウィーフィー)は、

パリ市内の公園などで、「Paris Wi-Fi」が無料で利用できます。


姓(Nom)・名(Prénom)、メルアドを入力、利用規約にチェックを入れ、

「Me conecter =接続」をクリック。

他のWiFiも大体、接続方法は同じです。


空港、駅、ホテルでも、かなり充実してきていますが、

その場で、接続までの作業は、ちょっと面倒。

やはり、レンタルルーターを持っていたほうが確実です。


地図や、気になるサイトなどは、あらかじめ、ダウンロード、

セッティングしておくと便利です。


≪RATP(パリ市交通公団):www.ratp.fr ≫は、とても、頼りになる公式サイトです。

行き先を入れると、近くのバス停や、路線マップなど、

全て知りたい情報は、即座に出てきます。


ただし全般的な乗車券の種類や、注意点などになると、

旅行者のために、仏・英語の他に、日本語等のサイトもありますが、

何故か、ナヴィゴの詳しい情報などは、出てきません。


≪https://tricolorparis.com/visiter /info_pratique/paris≫

このサイトは、旅行誌系のパリガイドサイトですが、

デモの情報など、なかなか実用的です。


≪日本大使館 : https://www.fr.emb-japan.go.jp/je/≫

7 Avenue Hoche,75008 Paris

Tel : +33 1 48 88 62 00




〜あとがき〜


外国への旅の醍醐味は、現地の人とのコミュニケーション!

そうは言うものの、すっと出てこないのが、外国語!


そこで、フランス🇫🇷なら、具体的にどうすれば?!


まずは、ごあいさつ、そして、いろいろな固有名詞。

場所や、通りの名前にと、、、


フランス語読み、つまり発音出来たなら、

いつのまにか、フランス語が、聞き取れるようになっています。


友人に、パリが大好きなんだけど、

ついつい英語読みしてしまい

全く、行きたい場所を言えない人が居ました。


一念発起して、フランス語読みをやりました。

バッチリ‼︎きっちり読めるようになりました。

英語とフランス語、両方できれば、鬼に金棒!


私も、見習いたいと思っています。


最初は、買物や交通のために、学び始めたフランス語ですが、

今は、フランスの文化を学び、日本の文化との融合ができればと、

考えるようになりました。


書の作品作りに際して、フランス語と書のコラボにも挑戦しています。

そして、パリでの個展という夢も生まれました。


2017年の冬、『Christian Dior』展に行き、とても感動しました!


二時間以上並ばなくてはならなくて、母と私も同様に並んでいると、

スタッフが86才の母を見つけてくれて、優先入場できました。


展覧会の内容も圧巻で、素晴らしいものでしたが、それにも増して、展覧会に関わるスタッフの対応

又、並んで待っている人達の、マナーの良さに、感激しました。


文化と文化を守る体制というものを感じて、とても寒い日でしたが、とても暖かい気持ちになりました。


いろいろな経験が、また、Parisの魅力の深さを、教えてくれます。


パリといえば、たくさんの名所がありますが、

その中でも、私が好きなのは、日没後1時間毎に、煌めくエッフェル塔や、

階上に上がると、目の前に広がるステンドガラスが美しいシテ島のサントシャペルです。


また、それぞれに特化された美術館、常に進化する美術館に、惹きつけられます。


Parisは、そこに居るだけで、リラックスでき、エネルギーを与えてくれる街です。


この大好きなパリを訪れたいという強い願いが

いろいろな障害を克服してくれました。


そして、不思議なことに、

ここ2年くらい、再度悩まされた、足の痛みも無くなったのです。


この果てることのないパリの魅力を、

バスで、安全に、しかも楽しく、

巡り、味わえるきっかけになることを願っています。


言葉の不安、体力や安全性などの理由で、旅をあきらめている人が

一人でも、「やってみようかしら?!?」と思って下されば、嬉しいです。


そんな願いを込めて、この本を書きました。   


残念ながら2019年12月時の情報(金額等)ですが、

私の30年の集大成でもあり、又改めて

パリへの想いの出発点にしたいと思います。








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